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今回は「数学・基礎問題精講シリーズ」についてお話ししていきます。
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基礎問題精講とは
「基礎問題精講シリーズ」は旺文社から出版されている参考書で、あらゆる科目が用意されているのですが、今回は数学の基礎問題精講シリーズについて紹介していきます。
数学の基礎問題精講はⅠA・ⅡB・Ⅲの3種類が用意されています。
3種類とも同じレイアウトになっており、ⅠAをクリアした人がⅡB、さらにはⅢに進んだ際に使い方が同じであるためスムーズにステップアップできるようになっています。
詳しい使い方は、この後の項目で触れていきます。
使い方
まずは問題を解いてみる
基礎問題精講では各分野に番号が振ってあるのですが、最初に例題が載っています。
まずはこの例題を何も見ずに解いてみましょう。
注意点は、ただ答えが合っていればいいというのではなくて、立式や計算過程(考え方)を意識してノートに解いていってください！！
答え合わせをする
解き終わったら、皆さんは答え合わせをすると思いますが注意が必要です！！
良い例と悪い例をそれぞれ示していきます。
悪い例
数学の成績が伸びない人に最も多いのは、丸付けをして間違った問題の解説を見て解法を赤ペンで書いて終わっている人です！！
これは非常に多く見られるやり方なのですが、これだと絶対に成績は伸びません！！
この方法をやってしまうと、手を動かしてそれなりに労力を費やしているため勉強をやった「つもり」になってしまいます。
そのため、その場ではわかった「つもり」になり、入試や模試などで類似の問題が出ても
「見たことある問題だけど、解けない」といった現象が起こります。
良い例
数学の成績がきちんと伸びる人は、丸付けの後の間違えた問題のアプローチの方法が違います！！
間違えた問題があったら、まずは例題の下にある「精講」や「ポイント」とともにを熟読し、自分が考えつかなかった部分や知らなかったポイントを洗い出します。
おススメなのは、間違えた問題の横に上記で洗い出した項目を色ペンで書きこんでおいて、後々に直した時にすぐに振り返りができるようにするという方法です。
基礎問題精講の最大の魅力は、例題を解いた後に1ページもしくは見開き1ページで上記の精講やポイント、解法が記載されている点であり、一目瞭然であるため効率的に勉強することができます！！
間違えた問題の再チャレンジ
前の項目の良い例で示した「精講」「ポイント」や解法をチェックしたら、本当に自分の物になっているのかを確認するため再度問題を解きます。
解法を根拠を持って再現出来ていたらその問題はクリアで良いでしょう。
もしも、途中までしか解けていなかった場合は、「精講」「ポイント」や解法をチェックに戻ってその後再チャレンジというのをできるようになるまで繰り返しましょう！！
どうしても基礎問題精講でクリアできない人は…
これは、基礎問題精講に限ったことではありませんが、どうしても問題をクリアできないという人は、もしかしたら、現在の実力と参考書のレベルが合っていないのかもしれません。
基礎問題精講シリーズでなかなか問題が解けないという人は、1ランク下の「入門問題精講シリーズ」から着手することをおススメします。
基礎問題精講よりも難易度が低くはなりますが、参考書のタイトル通り初学の人のはじめの一歩の参考書としておススメであり、これがクリアできるようになれば基礎問題精講に取り組めるだけの実力を身に付けているはずですので、問題がクリアできないという点は解決できると思います。
まとめ
今回の内容をまとめると…
・基礎問題精講で例題を解いた後に丸付けをする。
・丸付けの後は間違えた問題について精講やポイント、解法をチェック
・チェックの後は自分に足りていなかったところをノートに書きこんで見直しをする
・解答の完全再現ができるようになるまで解く⇒丸付け⇒精講・ポイント・解法チェック⇒解くの繰り返し
以上となります。
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