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今回は「【英語】英文法と語法を区別し、狙え 高得点！」についてお話ししていきます。
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【英語】英文法と語法を区別し、狙え 高得点！
英単語を覚え、英文法の参考書を完璧にすると そこそこの点を残せるようになります。
そして 偏差値レベルも50を超えて 60が近づいてくると思います。
さらに高得点を狙っていきたい人は 英文法の問題と語法問題とをしっかり区別して勉強しましょう。
今回は 語法について解説します。
語法とはなにか？
英文法とは 英語の共通ルールです。
例えば 過去の話をするときは 動詞が過去形になる。これが英語のルールです。
これに対し、語法とは 単語の適切な使い分けのことです。
多くの受験生は この2つを区別することなく どちらも英文法と呼び、試験で苦戦しているのです。
具体例を挙げましょう。
文法問題の例：『When I was a child,( ) a piano.』
①was playing ②has played ③had been playing ④played （慶應義塾大学）
選択肢はどれも過去っぽい形が並んでいます。
英文法 初学者を悩ませる問題ですね。
この問題は 前半部分の『When I was child.』がポイントです。
『子供の頃』という意味ですね。過去の一定の期間を表しています。
『yesterday』のような過去の一時点とは 異なる点に注意しましょう。
日本語では 『子供の頃、ピアノを弾いていた』と『きのう、ピアノを弾いた』
わずかに違う表現になりますね。
これを英語では『弾いていた』と単なる過去形、『弾いた』は過去進行形をつかうのです。
ということで 答えは④played です。
この問題は play以外の動詞でも 同じ考え方で解けます。
こうした 英語全般の共通ルールを理解できているかを問う問題が 英文法の問題です。
では語法問題とは どういうものでしょうか？
語法問題の例：『I look forward to ( ) with you.』
①talk ②talking
この問題は toの後ろだから 動詞の原形かという常識に反して ②talking が正解。
この問題を解くためには『look forward to ～ing』という英文法の言い回しを知っている必要があります。
つまり、語法問題とは 単純な知識問題なのです。
英文法と語法を特別しよう
このように 英文法と語法とは別のものです。
これを多くの受験生は 英文法と語法を区別せず 英文法と一括りにし、
どちらも英文法と考えて勉強し、失敗しているのです。
英文法は理解が重要ですが、語法は理解ではなく 暗記が重要なのです。
武田塾では英文法の問題は答えが合っているだけではダメで、理由まで正しく言えて正解としています。
ちゃんと理解ができていないと理由を説明できません。
先ほどの例では 過去の経験を表すときは 過去形を使うという英文法のルールを理解していないと
問題が解けないのです。
ですが 語法問題は こうした理解で解いていくものではありません。
文法定な理解は捨てて、『I look forward to talking with you.』といった簡単な例文を
暗記したほうが 早いし、実践的なのです。
よく『英文法は理解が大事』と言われています。
たしかにそれは正しいのですが 『英文法と語法は別物』『語法問題は暗記で解決』という
新常識をプラスしましょう。
まとめ
高得点者は 英文法の問題と語法の問題を区別して勉強しています。
暗記すれば点が取れる語法問題は 単純に暗記して対応しているのです。
一方、英文法に苦戦している受験生は『英文法は理解が大事』という常識を盲信し、
語法問題も理解で解こうとします。
その結果 この『to』は前置詞か？不定詞か？結局 なぜこれが前置詞であって、
不定詞ではないのか？ということになっていきます。
『語法問題は暗記で解決』と割り切りましょう。
文法問題は理解、語法問題は暗記と区別して対応することこそ
高得点への道なのです！！
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