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今回は「解答の根拠を考えよう！！」についてお話ししていきます。
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解答の根拠を考えよう！！
皆さんは 解答の根拠を大切にしていますか？
たまたま選んだ選択肢が正解だったとしても 安定した実力はつきません。
学力を伸ばすには 解答の根拠を大切にすることが その第一歩となります。
今回はなぜ解答の根拠が大事なのかを解説します。
なぜ その解答にしたのか？
選択問題を勘で解答することもありますよね？
そして たまたま正解したとしても なぜ正解だったのかを確認せずに、
ラッキーで終わらせていませんか？
それでは 学力は伸びません。
同じ正解であっても『たまたま正解した』と『自分で考えた正解を選んだ』は
全く意味が違います。
まずはこの点を意識しましょう。
また、『自分で正解だと思う』に至るまでの思考過程がなければ、
誤答したときに何も反省点が得られませんよね？
『自分でこういう風に考えたが、解説ではこういう風に考えていた。
なので、自分の個々の考えがまずかったのだ。修正しなければ』
となることが理想です。
そのためにも解答には必ず根拠をつけることが必要です。
具体的にみていきましょう
では 具体的な問題で 解答の根拠を見ていきましょう。
問題：He looked so ( ) when he god his birthday present.
選択肢：①please ②pleasant ③pleased ④pleasing
この問題、どう解きますか？
まず選択肢群をチェックしましょう。
『please』の原形、名詞形、過去分詞形、現在分詞形が並んでいますね。
この時点で 動詞の適切な形を選ぶ問題だとわかります。
つまり、問題文の『when』以降は読まなくてもよいということです。
問題文の前半部分、『He looked so ( ) 』に対して、
どの形が当てはまるのかを尋ねているわけです。
ここで『so』のあとに（ ）が続いていることに注目します。
この『so』は動詞『Look』の後ろで 単独で使われていることから、
副詞だと推測できますね。
副詞の働きはなんでしょう？
そうです、名詞以外を修飾することですね。
つまり 選択肢の中の名詞である②pleasant は排除できます。
また 動詞『looked』があるので 動詞の原形①pleaseも不適です。
さあ、③pleased ④pleasingの2択となりました。
いずれが入るにしても 形容詞の働きをすることになります。
直前に副詞の『so』がきているからですね。
つまり この文章は第二文型なのです。
第二文型ということは 主語＝補語（形容詞）という関係なので、
『He looked so pleased 』（彼は喜んでいるように見える）なのか、
『He looked so pleasing』（彼は喜ばせているように見える）のかという事です。
こうなると答えもわかりますよね？ ③pleased です。
このような手順を通して考えることが 解答の根拠を持つことになるのです。
もちろん こんな場合は 過去分詞形を使うと覚えてしまうのもアリです。
感情を表す表現は 日本語では『彼は喜んだ』と表すため、
英語の受動的な表現には少し違和感がありますね。
そこで 代表例を覚えてしまいましょう。
例えば『He was excited.』と『exciting game』です。
このように 使い方を覚えているという場合も、もちろん根拠を持って
解答できていることになります。
つまり どのような思考経路をたどるかは 重要ではありません。
初見の類題を確実に正解できること、それができる状態こそが
根拠を持って解答しているということなのです。
まとめ
根拠を持って解答する習慣がつけば 学力は伸び始めます。
なぜなら たとえ不正解だったとしても なぜ不正解だったかを確認でき、
自分の考え方のどこが違っていたのかを自覚して 修正していくことができるからです。
これを続けていくことで 学力が伸び、逆転合格が近づいてきますよ！
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