夏休みが終わったあと、最初の2週間で失速する受験生がいます。
夏に頑張った人ほど、学校が始まった瞬間に勉強時間が半分になり、そのままペースが戻らない。
毎年よく見る形です。
この記事は、武田塾安城校の講師が自分の受験生時代を振り返って書いています。
夏の努力を秋につなげるために、9月にやっておく2つの切り替えと、学校がある日の時間の作り方を具体的に書きます。
夏の勉強量に自信がない人にも、最後まで読んでほしい内容です。
結論:秋の成績は「夏の勉強量」より「9月の戻し方」で決まる
先に結論です。
夏休み明けに直すべきは、生活リズムと、学校がある日の勉強の組み方の2つだけです。
夏休み中は1日の使い方を自分で決められました。
学校が始まると、動かせない時間が1日7時間ほど入ります。
同じやり方のまま続けると、削られるのはたいてい自習の時間です。ここを先に設計し直さないと、10月・11月で「思ったより進んでいない」となります。
夏の勉強量が足りなかった人も同じです。
過去は変えられないので、9月以降に取れる時間を最大化するほうに意識を向けてください。
夏の自分を、まず数字で振り返る
切り替えの前に、夏を振り返ります。
感想ではなく、次の3つを数字で書き出してください。
| 振り返る項目 | 書き出すこと |
|---|---|
| 量 | 1日平均で何時間勉強できたか。できなかった日は何日あったか |
| 中身 | 終わらせた参考書は何冊か。途中で止まっているものはどれか |
| 結果 | 夏の模試の点数と、7月までの模試との差 |
私自身は、夏の間ほぼ毎日自習室にこもって1日12時間ほど勉強していました。
それでも「これで本当に上がるのか」と不安になる日が何度もありました。
不安になるのは、勉強量が足りないからではなく、成果がまだ数字に出ていないからです。
不安なときに支えになった2つの考え方
不安で手が止まりそうなとき、私を支えたのは次の2つです。
「今やっている勉強の成果が出るのは3か月後」
受験期に何度も自分へ言い聞かせた考え方です。
最初は半信半疑でしたが、信じて続けました。
実際、私の場合に夏の努力が模試の数字に現れたのは11月から12月にかけてでした。
努力と結果の間には時間差があります。9月・10月に伸びを感じられなくても、それは効いていないという意味ではありません。
判断を急がないでください。
「やる気は出るものじゃない、自分で出すものだ」
夏休み明けの自分に必要だった言葉です。
当時は「そんなことは分かっている」と思っていましたが、いま振り返ると的を射ていました。
やる気が出るのを待っていると、待っている時間がそのまま失われます。やる気の有無に関係なく始められる仕組みを作るほうが確実です。
たとえば「席に座ったらまず英単語を10分」と決めておく。
始めるまでの判断をなくすと、動き出しが早くなります。
切り替え1:生活リズムを学校仕様に戻す
夏休み中に夜型になった人は、まずここからです。
学校が始まってから急に直そうとすると、体調を崩します。
寝る時間を一度に2時間早めるのではなく、3日ごとに30分ずつ前に倒してください。朝起きる時間を先に固定すると、夜の眠気は自然についてきます。
朝型に戻す価値は大きいです。
学校がある日に自分で使える時間は、朝と放課後と夜しかありません。
そのうち、頭が一番働くのは朝です。
切り替え2:学校の授業と塾の宿題を両立させる
夏休み中は塾の課題に集中できていた人も、9月からは学校の授業・課題・行事が戻ってきます。
私が実際にやっていた時間の作り方を2つ紹介します。
朝の時間を使う
学校に少し早く着くようにして、英単語と世界史の暗記に充てていました。
同じことをしている友人がいたので、続けやすかったのもあります。
朝は誰にも邪魔されないので、暗記との相性がいい時間帯です。
授業中のスキマ時間を使う
問題を早く解き終えたあとの数分で単語帳を開く。
1回は数分でも、1日に何度もあれば数十語は復習できます。
「まとまった時間がないとできない勉強」と「数分でできる勉強」を分けておくと、スキマが無駄になりません。
暗記は数分単位、演習はまとまった時間、と使い分けてください。
学校がある日のモデル(例)
| 時間帯 | やること | 内容の例 |
|---|---|---|
| 朝(登校前・始業前) | 暗記 | 英単語、古文単語、社会の一問一答 |
| 授業のスキマ | 暗記の復習 | 朝にやった範囲の確認 |
| 放課後〜夜 | 演習 | 数学・英語長文など、まとまった時間が要るもの |
| 寝る前 | 見直し | その日に間違えた問題だけを見返す |
自習室を使うと、この「放課後〜夜」が安定します。
武田塾安城校の自習室は約30席で、月曜から土曜は13時から22時、日曜は10時から18時まで開いています。
JR安城駅南口から徒歩2分なので、学校帰りにそのまま寄れます。
家に一度帰ると動けなくなる人ほど、直行の習慣を作ってください。
よくある質問
夏休みにほとんど勉強できませんでした。もう間に合いませんか?
9月時点なら、やり方を変えれば十分に立て直せます。
ただし、全科目を同時に上げようとすると失敗します。
配点の大きい科目から順に埋めてください。
何から手をつけるかは、志望校と今の点数で変わります。
模試の判定が悪くて落ち込みます。どう考えればいいですか?
秋の模試は、現役生にとっては伸びる前の数字であることが多いです。
判定より、どの分野で何点落としたかを見てください。
判定は変えられませんが、落とした分野は埋められます。
学校の課題が多くて塾の宿題が終わりません。どうすればいいですか?
両方を全力でやろうとすると破綻します。
志望校の受験科目と配点を基準に、優先順位を決めてください。
安城校では、学校の課題量まで含めて1週間の計画を組んでいます。
秋から成績は上がりますか?
上がる人はいます。
ただし、夏に基礎をやった人が秋に演習へ移るから上がるのであって、基礎が抜けたまま演習に入ると点は動きません。
今の段階で基礎に不安があるなら、戻る勇気を持ってください。
秋の計画を、一度外から見てもらってください
夏の振り返りと秋の計画は、自分だけでやると甘くなりがちです。
武田塾安城校の無料受験相談では、夏の模試の結果を見ながら、10月以降に使う参考書と1週間の時間割を一緒に作ります。塾生でなくても相談できます。
LINEでも相談を受け付けています。
武田塾安城校の公式LINE
努力は、すぐには数字になりません。
でも積み上がっています。
今のペースで合っているかどうかだけでも、確認しに来てください。
武田塾安城校について
愛知県安城市朝日町14-1 朝日ビル101号/JR安城駅南口から徒歩2分
自習室 約30席(月〜土 13:00-22:00、日 10:00-18:00)
校舎長 宮下純弥
無料受験相談へ
勉強のやり方、参考書の選び方、秋以降の計画づくりなど、受験に関する相談を無料で受け付けています。
安城校までお気軽にご連絡ください。
この記事は、武田塾安城校(校舎長 宮下純弥)が、夏休み明けに失速しがちな受験生に向けてまとめました。
※2026年10月時点の内容です
武田塾安城校 無料受験相談のご案内
入塾を決めていなくても受けられます。
志望校と今の学力を確認して、次の3つを一緒に整理します。
- 合格までに必要な参考書と、やる順番
- いつまでに何を終えるかの学習計画
- 今の勉強法で直すべき点
安城市・安城駅の予備校・個別指導塾|武田塾安城校
〒446-0031 愛知県安城市朝日町14-1 朝日ビル101号
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自習室:約30席、月曜〜土曜 13:00〜22:00/日曜 10:00〜18:00
TEL:0566-91-3330