「文理どっちにする?」と学校で聞かれても、すぐに答えられる人は多くありません。
好きな科目と得意な科目が一致していないと、なおさら決まりません。
この記事は、最後まで迷ったうえで理系(生物選択)を選び、いまその選択を後悔していない武田塾安城校の講師が書いています。
どう決めたか、何を基準にしたか、決める前に何を調べておけばよかったかを順番に書きます。
読み終わったころには、自分が次に何を調べればいいかがはっきりするはずです。
結論:文理選択は「得意・不得意」ではなく「学びたいこと」で決める
先に結論です。
文理は、得意科目ではなく、大学で学びたいことで決めてください。
苦手な科目は、時間と正しいやり方をかければ克服できます。
実際、武田塾安城校でも苦手科目から伸びていく生徒がほとんどです。
一方で、興味のない分野を4年間勉強し続けるのは、かなりつらい。
克服できるものと、できないものを取り違えないことが大事です。
当時の私の状況:好き嫌いが文系・理系にまたがっていた
私の場合、得意科目は英語と生物、苦手科目は古文・漢文と数学と物理でした。
文系にも理系にも得意と苦手が散らばっていて、科目だけを見ても判断できませんでした。
最初に考えたのは「数学が苦手だから文系にしよう」という消去法です。
でも、文系科目の中に特別好きな教科があったわけでもなく、どんな学部で何を勉強したいのかも決まっていませんでした。
苦手から逃げる形の選択には、最後まで納得できなかったのを覚えています。
理系を選ぶときに引っかかった3つの不安
理系にするなら、苦手な数学からは逃げられません。
物理はもっと苦手だったので、理科は生物選択になります。
そこで気になったのが次の3点でした。
| 不安 | 実際に調べて分かったこと |
|---|---|
| 生物選択だと受験できる学部が狭まるのでは | 工学系の学部は物理を指定する大学が多い。医学部でも物理指定の大学がある。志望校の募集要項で受験科目を先に確認する必要がある |
| 数学から逃げられない | 逃げられない。ただし、使う数学の範囲は学部によって違う。文系数学までで受験できる理系学部もある |
| あとから文系に変えられるのか | 文転より理転のほうが負担が大きい。理系から文系への変更は比較的とりやすいが、逆は履修していない科目を自分で埋める必要がある |
ここで伝えたいのは「生物選択はやめたほうがいい」ということではありません。
選択科目によって出願できる大学が変わるので、決める前に志望校の受験科目を調べるという順番が大事だということです。
最終的に選んだのは理系・生物選択
悩んだ末に選んだのは理系、理科は生物でした。
決め手はシンプルです。
大学の学部について自分で調べていくうちに、「生物の勉強がしたい」という気持ちがはっきりしたからです。
苦手な数学と向き合う覚悟は必要でしたが、興味のある分野に進めるほうが大きいと判断しました。
いまは農学部で生物や環境について学んでいます。
あのときの決断を後悔したことは一度もありません。
「人に言われて決めた人」が後で困っている
周りを見ていて、はっきり傾向がありました。
あとから進路を変えた友人は、決め方がだいたい次のどれかでした。
- 先生に「数学が苦手だから文系にしなさい」と言われた
- 親に「理系にしておきなさい」と言われた
- なんとなく理系のほうが多そうだったから合わせた
自分で調べて決めていないと、うまくいかなくなったときに立て直せません。他人の意見を参考にするのは大事ですが、最後に決めるのは自分です。
決めた理由を自分の言葉で言えるかどうかを、ひとつの目安にしてください。
決める前にやっておくこと
文理を決めると、学校のカリキュラムがその方向で固まります。
あとから戻すのは大変なので、次の3つは決める前に終わらせてください。
1. 学部・学科を10個くらい見る
学部名だけでは中身が分かりません。
大学のサイトでカリキュラムや卒業研究のテーマまで見ると、想像していた内容と違うことがよくあります。
2. 志望候補の受験科目を確認する
理科・数学の指定は大学ごとに違います。
とくに理系は、選択科目次第で出願できない学部が出てきます。
募集要項の受験科目欄を自分の目で見てください。
3. オープンキャンパスか大学のパンフレットに触れる
実際にキャンパスを見ると、「ここで4年間過ごすのか」という感覚がつかめます。
行けない場合はパンフレットや動画でも構いません。
高1・高2のうちに2〜3校を比べておくと、判断の軸ができます。
この3つは、2週間もあれば終わります。
文理を決める前の2週間を、情報収集に使ってください。
調べる時間を取らずに決めた選択は、あとで揺れます。逆に、10校ぶん調べて出した結論なら、途中でうまくいかない時期が来ても立て直せます。
よくある質問
好きな科目も学びたいことも見つかりません。どう決めればいいですか?
その状態で無理に決めなくて大丈夫です。
まず学部調べを先にしてください。
「やりたいこと」が先に決まる人のほうが少数派で、多くの人は調べているうちに輪郭ができてきます。
数学が苦手でも理系に行けますか?
行けます。
ただし、入学後も数学は使うので、苦手なまま放置はできません。
武田塾安城校でも、数学を基礎から組み直して理系学部に進んだ生徒がいます。
苦手かどうかより、やる覚悟があるかどうかで判断してください。
途中で文転・理転はできますか?
制度上はできます。
ただし理転は、履修していない範囲を自分で埋める必要があり、負担が大きくなります。
時間の余裕がある高1のうちに情報を集めて、変更しなくて済む選び方をするのが現実的です。
親と意見が合いません。どうすればいいですか?
よくある相談です。
反対されているときほど、「なぜその分野に行きたいのか」「その先どんな進路があるのか」を調べて、言葉にして伝えると話が進みます。
安城校の受験相談に、保護者の方と一緒に来ていただいても構いません。
迷っているうちに相談してください
文理選択は、勉強の相談というより進路の相談です。
武田塾安城校の無料受験相談では、志望する分野から逆算して、いま選ぶべき科目と、高2までに固めておく科目を一緒に整理します。塾生でなくても相談できます。
LINEでも相談を受け付けています。
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決めたあとに「この科目が足りなかった」と気づくのが一番もったいないので、迷っている段階で来てください。
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校舎長 宮下純弥
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文理選択、志望校の決め方、勉強のやり方など、受験に関する相談を無料で受け付けています。
安城校までお気軽にご連絡ください。
この記事は、武田塾安城校(校舎長 宮下純弥)が、文理選択で迷っている高1・高2生に向けてまとめました。
※2026年10月時点の内容です
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入塾を決めていなくても受けられます。
志望校と今の学力を確認して、次の3つを一緒に整理します。
- 合格までに必要な参考書と、やる順番
- いつまでに何を終えるかの学習計画
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