こんにちは！JR米子駅から徒歩7分
大学受験予備校・個別指導塾の
武田塾米子校です！
さて、今回のブログは、
既に浪人を決意した方に向けて書きます。
実は、この3月の過ごし方で1年後の合否が決定する
と、私は本気で思っています。
それはなぜか。
ズバリ、浪人生が周りと差をつけるのは今しかないからです。
予備校の授業開始は4月からですよね。
周りの浪人生たちは4月から勉強を始めます。
また、受験の天王山は8月と言われますよね。
8月は部活を引退した現役生たちが逆転合格目指して本気で勉強し始めます。
だから、差をつけるには今しかないんです。
今回は、浪人して本気で志望校合格を狙う生徒さんへ向けて、この3月にすべきことをお伝えします！
3月中はこれまでやってきた参考書を完璧に
これまで手を付けてきた参考書を完璧にしてください。
ここで注意すべきは、絶対に新しい参考書に手を出さないでください。
新しい参考書に手を出してはいけない理由
今後、あなたは予備校に通うと思います。
すると、たくさんのテキストがあなたのもとに届けられます。
合格のためには、そのテキストも完璧にしなければなりません。
自動的に新しい参考書（テキスト）が手元に届くのであれば、わざわざ自分から増やしに行く必要はありません。
もちろん、今持っている参考書が完璧ならば手を出してもいいですが、本当に完璧でしょうか。
完璧のレベル
完璧の基準は3段階に分けることができます。
完璧レベル①出てきた問題は全て解くことができる
最低限、やった問題は解けるようにしましょう。
さて、1つお願いがあります。
単純な暗記事項は2秒で答えることができなければ完璧ではないと判断してください。
単純な暗記事項というのは
英単語
英熟語
基本的な英文法問題
漢字
古文単語
日本史や世界史の一問一答
などのことです。
上記の基礎知識が2秒以内に出てこなければ、それを組み合わせた入試問題に太刀打できないですよね？
せっかく浪人するんです。
自分に負荷をかけていきましょう。
完璧レベル②どうしてその答えになるのか人に説明できる
とはいえ、ただの丸暗記では入試本番で合格点を採ることはできません。
入試本番でも点が取れるような勉強をしましょう。
入試本番でも点が取れる勉強とは？
例えば、next stageやvintageなどの文法問題集を何周もやっていると、答えを記号で覚えてしまうことありますよね。
入試本番では、あなたのやった問題が、構造や単語が変わって出題されます。
上記のような覚え方をしている人が、自信をもって答えることができるでしょうか。
入試本番で点が取れるようになる覚え方とは、理屈まで覚えているかどうかです。
どうしてその答えになるのか、その根拠は問題文のどこに書かれているのか。
理屈まで覚えてしまえば、少し形が変わったくらいでは怯まない実力が付きますよ。
完璧レベル③欄外の細かい知識まで覚えている
参考書や問題集に取り組んでいると、欄外に「応用！」とか「発展！」とか、似たような暗記事項がまとめられていますよね？
そこまで覚えてしまえば、本当にその参考書を完璧にしたといえるでしょう。
結局どこまで完璧にすればいいのか
やったことのある参考書は、完璧レベル②まで仕上げておいてください。
レベル③は応用的な知識を扱うことも多いので、今後少しずつ覚えていけば大丈夫です。
英語は3月中に何をどこまで？
「現役時代にたくさんの参考書に手を出したから、全部完璧になんてできないよ…」。
そういう方のために、英語と数学の主要2科目で、何をどこまですればいいかお伝えしますね。
まずは英語編です！
英語は単語→熟語→文法→解釈までは完璧に！
もちろん、入試によく出るのは長文です。
ただ、長文は英文が集まったものですよね。
英文が読めるようになれば長文も読めます。
また、英文は英単語・熟語と、英文法という規則をもとに書かれていますよね。
なので、まずは英単語・熟語と英文法の勉強から始め、その後解釈に移りましょう！
解釈までとはいかなくても、単元別の英文法までは終わらせましょう。
大丈夫！
1か月もあれば完璧にできますよ！
数学は3月中に何をどこまで？
数学の問題集は、もう一度全ての問題を解きなおしてください。
単元の理解や、基礎的な問題なら解けるかどうか、今一度確認してください。
例えば青チャートやフォーカスゴールドのような分厚い参考書を使っている場合は、章末問題だけでも結構です（難しいですけどね笑）。
このとき、間違えた問題には必ずチェックを付けること。
チェックの多い単元が、あなたが苦手とする単元です。
まずは優先的にその単元から復習しましょう。
教科書や講義系の参考書を読み返すなどして、理解の補強や弱点をはっきりさせてください。
復習をしたら、もう一度チェックのついた問題にチャレンジしてください。
ここで重要なのは、チェックがつかなくなるまで何度でも解きなおすことです。
やった問題は最低限出来るようにしておきましょう！
おわりに
ここまで、浪人を決意した方へ向けて、今この3月中に何をやってほしいのかをお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか。
「ここまでやらなければいけないの…」。
「3月くらいは遊びたい…」。
気持ちは痛いほどわかります。
ただ、もうすでに入試まで1年を切っているのです。
浪人生が差をつけるためには今しかないのは、冒頭でもお伝えした通りです。
なので、敢えて私もここまで厳しいことをお伝えしました。
それでも…という方へ。
1つだけ約束してください。
勉強しない日だけは作らないでください。
遊びに行くとしても、丸1日遊ぶのだけは避けましょう。
半日は必ず勉強してください。
さて、武田塾米子校ではもうすでに浪人生を受け付けています。
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ここまで読んでくださった皆さんが、1年後に笑っていることを心から願っています。
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