【高２生必見】公募推薦まで約１年！今から何をすべきか？

皆さん、こんにちは！

武田塾 西神中央校です！

もうすぐ公募推薦入試が始まります。受験生はベストを尽くせるように頑張ってください！

今回は高２生に向けて公募推薦まで何をすべきか、公募推薦を実施している関西の大学はどこかを話していきたいと思います！

公募推薦の特徴

公募推薦入試では一般入試と異なる点がいくつかあります。

まず１点目に受験科目です。

私立大学の一般入試では多くが３科目ですが、公募推薦では１～２科目で受験が可能です。

２点目に評定平均が反映されることです。(評定平均を全く必要としない大学もあります)

大学によっては出願条件であったり加点となったりするので学校の成績がとても重要です。

３点目に面接や小論文があることです。

全ての大学であるわけではありませんが、２次試験などで設けているケースも多いです。

これから何をすべきか

評定平均の確保

まずは評定平均を確保することが重要です！

出願条件を満たさなければ試験を受けることすらできません！

課題を期日までに提出することや定期テストで点数を取ることなど日々の積み重ねが大切です。

評定平均は３年生の１学期まで反映されることが殆どなので、これまであまり出来なかった人も今から頑張りましょう！

中学・高校の授業のイラスト

主要科目の勉強

大学や学部によって受験科目は異なりますが、多くの大学は英語、国語、数学、が主要科目になっているので

今回はこの３科目に絞ってこれから何をすべきか話していきます！

英語

まず単語や文法などの基礎力を身につけること！

２年生の間にこれらの基礎を固めることによって３年生からの本格的な受験勉強をスムーズに始めることが出来ます。

逆にこれらの基礎を疎かにして過去問や長文などの演習をおこなっても意味がありません！

長期定着が出来るように少しでもいいので毎日時間を取りましょう！

目標として「ターゲット1900」の1500、「システム英単語」の1200までを完璧にすると良いかもしれません！

国語

国語でもまずは漢字や古典単語などの暗記を頑張りましょう。

公募推薦では科目数が少ないため1点の価値が大きいです。漢字や古典文法を甘く見ず完答出来る精度まで上げましょう！

自分の現代文の読み方や解き方が安定していない人は「ゼロからの覚醒はじめよう現代文」や

「現代文文章の流れがわかる読解トレーニング」などの参考書できちんとした読解力を身につけましょう！

数学

数学を受験科目として利用する場合、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B（数列、ベクトル）の広い範囲となることが多いので

２年生の間に数学ⅠAの基礎問題は解けるようにしておきましょう。

現在習っている数学ⅡBに関しても定期テストでただ答えを暗記するのではなく、きちんと公式が使いこなせるように復習しましょう。

関西私大の公募推薦形式・特徴

大学ごとに公募試験の形式や特徴は異なるので紹介したいと思います。

評定平均が点数に加算されるのか、浪人生は受験できるのかなどに注目しましょう！

近畿大学の公募推薦入試

・浪人生の受験可能（1浪まで）

・評定平均が不問

・文系：100点満点×2教科（英＋国or数）

　理系：100点満点×2教科（英＋理系科目）（学部により科目異なる）

・国語は国語総合・現代文B・古典B（いずれも漢文を除く）

・スタンダード方式と高得点科目重視方式（2科目の内高得点の方を、得点換算後に2倍して300点）

・外部試験利用制度により英検やTOEICの利用可能

甲南大学の公募推薦入試

・現役生のみ受験可能

・評定平均は不問

・教科科目型　文系：100点満点×１教科（英）（学部により点数が異なる）

　　　　　　　理系：100点満点×2教科（英＋理系科目）（学部により科目と点数が異なる）

・外部英語試験活用型（英検やケンブリッジ英語検定）

・2次試験にて面接（100点）

京都産業大学の公募推薦入試

・現役生のみ受験可能

・評定平均は総合評価型の場合のみ使用

　高等学校における学習成績状況（５段階）を20倍にして100点満点で換算する

（例）学習成績状況3.0の場合　3.0×20倍＝60点

・総合評価型（英語100点、選択科目100点、調査書100点の300点満点）
　基礎評価型（英語100点、選択科目100点の200点満点）

・国語では国語総合・現代文Ｂ（いずれも古典・漢文除く）

　文系数学では数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A、から出題

　理系数学では数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B、から出題

・総合評価型では英検などの資格や文化活動の成績を使用できます。

龍谷大学の公募推薦入試

・浪人生の受験可能（３浪まで）

・評定平均はスタンダード方式と高得点科目重視方式で使用

　高等学校における学習成績状況（５段階）を１０倍にして５０点満点で換算する

・スタンダード方式（調査票50点、2科目200点の250点満点）
　高得点科目重視方式（調査票50点、高得点科目200点、1科目100点の350点満点）
　2科目方式（2科目200点満点）
　国際学部独自方式（英語300点、国語100点の400点満点）
　配点セレクト数学重視方式（先進理工学部のみ。調査票50点、英語100点、数学200点の350点満点）
　配点セレクト理科重視方式（先進理工学部のみ。調査票50点、英語100点、理科200点の350点満点）

・国語は国語総合・現代文Ｂ・古典Ｂ（いずれも漢文除く）

・１日の試験で最大６併願が可能