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学校選抜型推薦入試とは~特色と合格に向けての戦略~

こんにちは!

武田塾堺東校です♪

本日は、最近注目されている学校選抜型入試について

その特徴と合格を勝ち取るにあたり気を付けたいことをご紹介していきます!

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学校選抜型入試とは

近年、大学入試の世界では多様な受験形式が用意されるようになり、

共通テストや二次試験の結果のみが材料となる従来とは異なる様式、

俗にいう推薦入試がかなり一般化してきました。

 

その中で学校選抜型推薦入試とは、平たく言うと

「出身校で選抜を受け、学校長によって推薦された人を対象に選抜を行う受験形式」です。

 

入試の名称が改変される以前は単に推薦入試、と呼ばれていました。

(かつてAO入試、と呼ばれた形式も総合型推薦、と名前を変えています。)

それでは、他の受験形式とは一線を画す主な特色をご紹介します。

ここが違う!学校選抜型入試

①独自の受験生像

②まずは校内選抜

③多様な試験内容

それでは詳しく見ていきましょう

 

①独自の受験生像

学校選抜型推薦は、受験生に対して何かしらの人間像や志を標榜していることがままあり、

出願においてはその理念に基づいた特殊な制限が課されていることがあります。

 

例えば、

居住地の制限(この地区に将来貢献できる生徒を募集します、など)

大学入学後、卒後の確約(卒後は一定期間大学に帰属してね、など)    

後述する面接試験に関しては、この理念が十分理解出来ているか確認される場面も考えられます。

 

また、選抜推薦あるあるにはなりますが、上記ルールに加え

高校の時の評定、言い換えれば内申点を基準に足切りがある場合も多いです。

場合によっては高校一年生の時からの成績が累積で加味されることも珍しくないので注意が必要です。

 

②まずは校内選抜

学校選抜型推薦、というぐらいですので

合格に向けてまず最初のステップは校内選抜に勝ち残ることになります。

一般的には各大学が一つの高校から推薦を受けられる最大の人数を指定しており、

校内の希望者が教員会議にかけられ、その中で選ばれたひとが先に進むことが出来ます。

 

その学校の同級生のレベルが自分の入試結果に直接響いてくるというのもポイントと言えるでしょう

 

③多様な試験内容

ここが推薦入試最大のポイントになるわけですが、

試験内容がいわゆる筆記試験とは異なり、純粋な学力以外の資質を問われることが多いです。

たとえば、自己推薦書、個人面接、小論文、グループ面接などがその代表例です。

他にも各大学が求める試験内容は様々ですので確実に出願前に確認しておくことが必須です。

 

ここで注意ですが、推薦入試は決して受験者の学力を度外視しているわけではありません。

上記特殊な試験形式に加え、個別の学力試験や共通テストの受験を求められることも当然あります。

 

 

注意事項は?

それでは受験を検討するにあたり

留意すべき点をご紹介します。

 

情報大事、ほんとに。

上の章でもご説明しましたが、

結局、全てにおいて各大学が比較的自由に試験形式・内容を決めています

ですので、正しい最新の情報を仕入れておくことが推薦入試では本当に大切になります。

そもそも、自分の志望校にはどのような受験スタイルがあるのだろう、、

というところからぜひ調べてください。

 

その情報のよりどころとなるのが、各大学が示す入試要項です。

先輩の話を鵜吞みにしていると今年から形式変更、、、

なんて話もあり得ますので、進路相談室などに行って積極的に情報を取りに行くようにしましょう

 

受験までの準備が大変

多くの場合、学校選抜型推薦は事前に推薦書を含む各書類を提出する必要があり

中には自分で自分をアピールするもの、志望理由をまとめるものなど様々です。

それらの用意には想像以上に時間がかかるうえ、

本格的に受験勉強を進めたい時期にワープロに向かわないといけないという意味でも気苦労が絶えません。

 

一般入試に向けた勉強の質と両立するにはかなり早い時期から準備を進めることが重要になります。

 

加えて、特色のある入試形式はどれも対策がしづらく、正解のないものも多いです。

そこで重要なのは客観的な視点です。

筆記対策は基本的に正解不正解の境界が存在しており、それを基準に一人でも対策が出来ます。

しかし、推薦で求められるスキルの多くは他者が評価して初めて点数が付くものが多いですので、

友人や先生などに協力を仰いでなるだけ実践的な練習を積みましょう。

 

さあ、小論文をどうしよう

ここで、推薦入試で多くの方にとって難関となり得る小論文について具体的な対策を考えてみましょう。

この試験は比較的事前の対策が効き、

且つ薄っすらではありますが、正解めいたものが存在していると言えます。

 

①作法を知る

まず重要なことですが、小論文は作文と違い、ある程度の作法が決まっています。

 

例えば、よく言われることですが、小論文には「提案」を盛り込むことがポイントです。

多くの場合、テーマは何とでも言えそうな、議論の余地満載なものが殆どです。

そこで求められているのは「自分ならこのように考え、こうするべきだと思う」

と明確な姿勢を表明することです。

それが専門家に言わせれば無理のある提案だったとしても

思考の根拠が明確に示されていれば大きな問題にはならないと思います。

 

このように、小論文では求められている形式がほんのり決まっているのでまずはその対策を行いましょう。

 

②新聞を読む

さあ、書こう、となった後でよくつまずくのは何を書けば良いか、ということです。

そんな時テーマに関する引き出しが多ければ多いほど構想は沸きやすくなります。

別に「論文」だからと言って専門的な知識を先回りして習得しておく必要は全くありません。

大切なのは日頃からそれらのテーマに関心を持っておいてスムーズに思考が回るようにすることです。

 

個人的にオススメなのが新聞です。

時事的な問題に対処できるだけでなく、複合型メディアの形式であるがゆえに共通テスト対策にもなると思います。

 

最後に

以上が簡単にはなりますが学校選抜型推薦の特色及び対策になります。

近年は、複数の選択肢の中から自分に合った受験方式を選べるという意味ではチャンスの多い環境と言えるでしょう

 

ですが、その多くは事前に正確な情報収集、早くからの準備、特殊な対策を要するものです。

確かに、「推薦入試は学力以外の力で入れるから楽だ」という声もあろうかとおもいますが、

その実情は「推薦入試は学力以上の力が求められている」というものに近いと思います。

 

本日ご紹介した事柄が、皆さんがご自身に合う受験を選ばれる一助となりましたら幸いです。

 

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