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【共通テスト】時間が足りない!共通テストの解答時間の縮め方【あと4週】

共通テストまであと1ヶ月 時間オーバーを防ぐための勉強法

 

こんばんは。武田塾佐賀校の出口です。

 

いよいよ共通テストまであと1ヶ月。

多くの受験生が「共通テストのリハーサル」と称して、

本番を模した問題を、実際の時間制限を意識しながら解いている時期です。

 

受験生の皆さん、模試を解いているとき、解答時間には間に合っていますか?

「もう少し時間があれば、もっと得点できたのに」なんてことはありませんか?

 

今回は、あと1ヶ月で取り組める「解答時間を縮めるための勉強法」を紹介します。

ぜひこの記事の内容を、今日からの勉強法に活かしてください。

 

全科目で使える 解答時間の縮め方

1.捨てる問題に手を出さない

共通テストで「時間が足りない」場合、すべての問題を全力で取り組んでいることが原因かもしれません

問題を下のようにグループ分けして、かける労力を決めましょう。

センター試験では「苦手な問題」を細分化しよう

 

その後、問題がどのグループに入ったかを見て、解き方を変更します

埋める問題は埋める、捨てる問題は捨てる。

そう思い切ることで、実力で解ける問題に時間をかけられるようになります

得意な問題 文句なしの得点源。ここに分類した問題は、他の問題を優先してでも解答する。
解ける問題 有力な得点源。時間はかかるかもしれないが、高得点を取るためには絶対に解いておきたい。
捨てる問題との見極めが大事。
埋める問題 勘で当てる問題群。「得意な問題」と「解ける問題」が済んだら解き始める。
「当たればラッキー」くらいのつもりで挑むと吉。
捨てる問題 解かない。この問題群を解くくらいなら、他の問題の解答や見直しに充てたい。
上3つの問題群の解答・見直しが済んで、それでも時間が余っていたら解く。

 

入試本番は120%の力を発揮することが大事です。

実力を100%発揮して、実力で解けない問題は直感で20%を引き当ててください

全ての問題を実力で解こうとすると、捨てる問題にまで手を出す羽目になります。

 

得意な問題でも、2択で迷ったら後回しにする

選択肢があることは良いことではない

また、試験中に、解く順番を変更する必要に迫られることがあります

例えば「選択肢を絞り切れず、2択・3択」になってしまったときです。

 

選択肢を絞り切れなかった時点で、それはもはや「得意な問題」ではありません。

正答可能性は高いが、時間がかかってしまう「解ける問題」です

 

他に「得意な問題」を残しているのなら、迷わずそちらを解答すべきです

たった1問の「解ける問題」に時間をかけて、「得意な問題」を何問か解けなかったというのが最悪です。

 

すぐに正答できる問題から優先して取り組み、捨てる問題は捨てる!

これを実践できるよう、12月の今のうちに捨てる問題を決めておきましょう。

英語の時間短縮

全部の問題文を読む必要はありません。まして、何度も読む必要はありません

読解スピードの前に見直すものはないか?

よく「英語の問題文を速く読む方法はないですか?」と聞かれます。

 

確かに英文を速く読むテクニックは存在します。

しかし、速読のテクニックは自由に使いこなせるまでに時間がかかります

共通テスト1か月を切った今から取り組むのは、あまりおススメできません

 

そして、英語の読解スピードを上げるよりも、もっと即効性のある方法があります

何よりも先に、読み返しを減らす

英語長文で困っている人の多くは、必要以上に読み返しています。

例えば、

先に選択肢を読んで、キーワードを文章の頭から探しています

とか、

問題文を読んだのですが、文章のどこに答えがあるか分からず、初めから読み直しました

とか。

結果、一つの文章を3回以上読んでいることすらあります

もし先のセリフに心当たりがあるのなら、まずは読み返す回数を減らしましょう。

 

読み返す回数を減らす方法として、一番良いのが「メモ」です

まずは問題の文章を読んで、簡単な日本語のメモを取る癖をつけましょう。

日本語のメモを見て答えられるようになれば、大幅な時間短縮につなげます。

 

英文を読むのに慣れてきたら、スキミング/スキャニングが使える

メモをとるのにある程度慣れてきたら、英語の時短テクニック「スキミング」や「スキャニング」に取り組み始めましょう

詳しくはこちらの記事へ→【共通テスト】英語で時間が足りない理由は○○!【あと9週】

 

数学・理科の時間短縮

時間をかける分野を決める

数学・理科の特徴は、大問が分野ごとに分かれている点です。

全体を通して練習するよりも、特定の分野を集中して練習した方が時間を効率よく圧縮できます

(特に計算が主体となる分野は、時間を短縮しやすいです)

 

まずは模試を解いて、どの分野に何分かかっているか測ってみてください

その後、解答時間を縮めたい分野を1つ選びましょう

あとは選んだ分野だけ、参考書を縦に解くのみです

参考書を縦に解く

「参考書を縦に解く」とは、「参考書を複数冊(簡単なものから難しいものまで)準備して、特定の分野だけを選んで解く」やり方です

 

一般に参考書に取り組む場合は、その1冊を終わらせるまで、次の参考書に手を出しません

例えば「やさしい高校数学」「基礎問題精講」「文系の数学」の3つを使う場合は、
「やさしい高校数学を一通り終わらせてから、基礎問題精講へ」「基礎問題精講が一通り終わったら、文系の数学へ」と解き進めるのが普通です。

参考書を横に解く(普通の武田塾ルート)

 

しかし、共通テストまで1ヶ月を切った直前期。

特定の分野でかかる時間を減らしたい、得点率を高めたい場合は、複数の参考書を順に解きます

参考書を縦に解く(武田塾ショートカットルート)

 

国語の時間短縮

国語は最悪の場合を考えて、解く順番を変更する

国語は、時間の計算が狂いやすいです

その原因は「問題の文章をじっくり読もうと思えば、いくらでも時間をかけられる」ところ

 

経験上、試験本番に以下のループに陥ると、確実に時間が足りなくなります

①いつも通り問題の文章を読もうとする

②「試験本番の緊張」・「思ったよりも難しいという焦り」から、問題文をうまく読み取れない

③うまく読み取れないので、選択肢を絞り切れない/自信をもって選べない

④「得点しなければ」という焦りから、問題文をもう一度読み直そうとする

(以下②~④を繰り返す)

 

このループを完全に防ぐのは不可能です

誰でも試験本番というのは緊張するものですし、拾えそうな点数があれば拾いたくなるものです

特定の大問1つに時間をかけすぎるというのは、よく発生すること。

 

だから、「不安になって読み返すと、膨大な時間がかかる大問」は後回しにしてください

古文・漢文は文章が短いため、読み直してもさほど時間がかからずに済みます。

しかし、現代文は文章が長く、読み直すと試験時間の大半を費やしかねません

 

現代文の鉄則は「古典→現代文」です。

国語に必要なのは、残り時間で読むという発想

はさみ

国語で恐ろしいのは「読解に時間を掛けすぎていることに、なかなか気づかない」点

読めば読むほど、時間を掛ければかけるほど文章をよく理解できるので、

「無駄な時間を費やしている」実感が持てないのです。

 

しかし、共通テストの目的は、文章を理解することではなく、問題に正解すること

「文章の完全な理解を諦めて、問題に必要な部分だけを読み取れれば良いと考える」ことが大事です。

 

「古典を先に解いて、残る時間で現代文を解く」のは、「完全な理解を諦める」訓練になります

30~40分で、難解なテーマを扱った評論・意匠の凝らされた小説を完全に理解することは概ね不可能です。

 

古典→現代文の順で解くことが、そのまま解答時間の削減(の練習)になるので、

模試などを使って練習してみてください。

 

社会(地歴公民)の時間短縮

地球儀

社会科の科目(地歴公民)で時間短縮する一番の方法は「問題演習」です

共通テストの模擬試験や、自分が使っている問題集を繰り返し解いてください

 

社会科以外の科目の共通テストは「文章を読んで、考えて答えを導き出す」要素が非常に大きいですが、

社会科の科目のテストは「知っているか知らないか」「同じパターンの問題を解いたことがあるか」という要素が大きいです

 

言い換えれば、社会科は「過去に同じ問題を見たことがあれば、考える時間なしに解くことが出来る」ことが多い教科です

だから、問題演習をこなすことが、そのまま本番での時間短縮につながります

 

試験本番まで1ヶ月を切っていても、成績は変えられる

指をさす

この記事を執筆している時点で、共通テストまで1ヶ月を切っています。

皆さんがこれを読んでいる頃には、3週間前、あるいはもっと差し迫った状況に置かれているかもしれません。

 

でも、皆さんには時間があります1週間、1日、1時間かもしれませんが、何かしらの対策はできます

やらずに本番に挑むよりは、ずっとマシです

 

共通テスト直前。後悔は後にして、とにかく前を向いて勉強しましょう

武田塾佐賀校の無料受験担当者

1700815034619

校舎長 深田 雄貴

熊本出身 福岡・佐賀塾歴12年 

得意な科目は国語・社会

高校中退後立命館大学法学部に現役合格。

武田塾佐賀校で年間200名程度の生徒の無料受験相談を実施。

明るくフランクな態度で接しますので緊張感はあまりありませんが、大事なことはじっくり慎重に考えてアドバイスします。

生徒のことを思えばこそ、現実的なご提案を差し上げることもありますし、夢を追う後押しを強くアドバイスさせていただくこともあります。

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有意義な時間をお約束します!

 

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