【共通テスト】英語で時間が足りない理由は○○!【あと9週】

佐賀校・

22645828_s

共通テストまでの週数が残り1桁となりました。

 

難化もうわさされている「共通テスト 英語リーディング」

過去問も十分な量が無く、これからの変化も予想できない科目。

もし「時間が足りない」と考えているなら、一刻も早く手を打ちましょう

この記事のまとめ

・共通テストの英語で時間が足りないのは「時間の逆算が足りていないから」

・正確さと速度はトレードオフ。大切なのは「諦める勇気」。

・しっかり時間を掛ければ、読解力は上がる

 

共通テストの時間配分

理想的な時間配分とは?

共通テスト英語をすべて解く場合は、以下のように時間配分するとよいでしょう。

基本的には( )内の時間配分で進めてください。見直しの時間が3分余る予定です。

どうしても時間がかかる場合は、時間配分の範囲内で調整してください。80分の時間制限に間に合うよう、他の大問で時間を調整することを忘れずに。

大問 時間配分(推奨) 配点/問題数 語数
第1問A 3~5分(3分) 4点/2問 約200語
第1問B 4~7分(5分) 6点/3問 約400語
第2問A 6~11分(7分) 10点/5問 約400語
第2問B 7~11分(7分) 10点/5問 約500語
第3問A 4~6分(4分) 6点/2問 約400語
第3問B 5~8分(5分) 9点/3問 約400語
第4問 10~14分(12分) 16点/5問 約700語
第5問 11~15分(13分) 15点/5問 約1000語
第6問A 9~13分(11分) 12点/4問 約900語
第6問B 9~12分(10分) 12点/4問 約800語

 

設定した時間配分に間に合わないのはなぜ?

上の表のように、一般に受験生は「第○問を○分以内で解こう」と計画を立てます。

しかし、多くの受験生は計画通りに解くことが出来ません。

それはなぜでしょうか?

 

理由1.行動計画を作っていない

一番多いのは、時間配分は決めているのに、行動を決めていないパターンです。

 

例えば、第1問Aを3分で解く場合を考えてください。

第1問Aを3分で解く場合は、長文読解・問題文把握・解答にそれぞれ何分(何秒)割けばよいでしょうか

仮に長文読解を1分で終わらせる計画を立てた場合、そもそも「第1問Aの長文を1分で読める」でしょうか?

 

もし長文全体を設定時間内に読み切れないのなら、その段落の長文はじっくり読んではいけません

読む方法を工夫したり、読む場所を減らしたりして、時間内に読み切れるような方法を選びましょう

例えば、後述するスキャニングなどが、時短の方法として挙げられます。

 

理由2.解くときに時間を意識していない

「○○すれば、~分以内に解ける」と計画を立てたとします。

しかし、計画通りに進めるためには、ある程度練習が必要です

 

スキミング・スキャニング・スラッシュリーディング……。

慣れないうちは、時間短縮の方法を使うと「かえって時間がかかります」。

時間を測りながら練習を行い、少しずつ時短していきましょう

 

理由3.全問正解にこだわりすぎる

入試は一発勝負。可能ならすべての問題を解いて、できるだけ得点したいです。

しかし、その考えが行き過ぎた場合、一度難しい問題に当たってしまうと、

「予想より時間がかかって焦る→冷静さを欠いて、落ち着いて読めなくなる→予想より時間がかかって……」

という悪循環にはまってしまいます

 

予想外に時間がかかってしまった場合、大事なのは「諦める勇気」

もともと自分が苦手な問題があれば、その部分を捨ててください。

時間の許す範囲で取れる問題を確実にとり、苦手な問題は運でとる。

むやみに満点を狙うのではなく、確実に高得点をとることを優先しましょう

 

突然の難問に備えて、「自分の得点しにくい大問」や、「解く時間にムラがある大問」を把握することが大切です

いざとなったら捨てる大問、悪循環を発生させやすい危険な大問などが分かれば、

どの大問を先に解くか、どの大問を後に回すか、安全な解答順を決めることが出来ます。

 

どうしたら解答時間が早くなるか?

 

「とりあえず早く読む」は危険

4714560_s

解答時間に間に合わない場合、多くの人が取ってしまうのは「自分の限界を超えて早く読もうとする」方法。

 

しかし、人間の理解力には限界が存在します

早く読もうとするほど理解度は落ち、結果として何度も読み返すことになり、タイムロスに繋がります

 

それに、読解スピードを少し上げたくらいでは、それほど時短にはつながらないのです

例えば、第6問B(600単語)の英文を、100wpmの速さで6分かけて普段読んでいるとしましょう。

読解スピードを1.5倍にした場合、どれくらい短縮できるのでしょうか?

 

答えはわずか2分。速いペースで読んでも短縮できる時間は短く、一度でも読み返せばタイムロスです

「高速で何度も読み返すよりも、じっくり1回で理解する方が早い」

この原則を忘れないようにしましょう。

 

読解を速くする方法

そうなると、読解にかかる時間を減らす方法は次の2つです。

1.理解の速度と精度を上げる

2.読む単語数を減らす

 

1.理解の速度・精度を上げる

英語の問題を解くときは、次の3ステップを踏んでいるはずです。

スキャニング

英文を読む際に、意味の解釈で手間取ったり、内容を忘れたりして読み返していませんか?

もしそうなら、理解をスムーズにすることで、時間を短縮することが出来ます

 

理解をスムーズにする方法の1つは「トップダウンリーディング」の意識です

トップダウンリーディングとは、誤解を恐れずに言えば、先を予測しながら読むこと。

例えば、「人工甘味料」がテーマの英文が登場したら、自分の知っている人工甘味料の知識を思い出してみる。

何かをことさらに褒める文章が続いたなら、「この後デメリットを述べる文章が来るだろう」と予測する。

 

先の展開を予想しながら、役立つ知識を思い出しつつ読みましょう

理解にかかる時間を大幅に減らすことが出来ます

 

2.読む単語数を減らす

時間短縮

後は「読む量を減らす」。

全体の半分しか読まないなら、読解にかかる時間も半分になります

 

この代表的なテクニックがスキミング。

文章の結論部分や図表などを見て、文章全体の内容をおおまかに把握する方法です

読まない部分がある以上、問題の正解率は多少落ちてしまいますが、

緊急時の時間短縮術としては優秀です(ただし要練習)。

 

究極の時間カット術「スキャニング」

そして、「理解の速度・精度を上げる」「読む単語数を減らす」の両方を同時に満たす技術。これがスキャニングです

大まかなやり方は以下の動画(2:00)で紹介されています。

 

スキャニングのやり方

まずは設問を頭に入れる

英字新聞

いきなり長文を読むのは悪手です

長文問題を解く際に、まず手を付けるのは問題文

 

私たちがこれから英文を読むのは、英文を理解するためではなく、問題を解くため。

極端な話、分からないところが山ほどあっても、問題が解けさえすれば良いのです

 

長文のどこを捨てるか把握するため、問題文はしっかり読んでおきましょう。

 

少し読んで、必要なければ捨てる

3501409_s

雑誌で興味のないコーナーを読み飛ばすときのように。

読まなくても良いものは読まない。この姿勢を徹底していきましょう

 

半分読んで「この英文は関係ないな」と気づいたら、半分も読んでしまったことを後悔する。

関係ないと気づいた時点で、さっさと読み飛ばす。

 

「問題さえ解ければ、あとは分からなくてよい」。割り切りが大事です。

 

解答の根拠を見つけたら印をつける

22039094_s

解答根拠を見つけたら、設問番号を書いて目印を残しましょう

印をつけると若干のタイムロスになります。

しかし、印をつけず読み直す羽目になるよりは、遥かにましです。

 

スキャニングの練習方法

5199772_s

スキャニングを習得できれば、英文読解が楽になります。

しかし、一朝一夕で習得できる技術ではありません

と に か く 練 習 あ る の み で す

 

1.試しにやってみる

スキャニング未経験の場合は、一度やってみましょう。失敗します。

初めの方の失敗の原因としては、主に次の3つです。

①問題文のキーワードを定めないまま読み、「問題に関係ある場所かどうか判断できない」

②問題文のキーワードの言い換えを考慮しないまま読み、「キーワードを含む英文が見つからない」

③選択肢の言い換えを考慮しないまま答え、「長文の語句をそのまま使った誤答選択肢を選ぶ」

スキャニングに失敗した場合は、どのパターンに当てはまるか考えましょう。

 

2.解答・解説を読み、探すべき根拠の位置を確認する

失敗パターン①・②の場合に有効な方法です

A. 解説を読み、解答根拠が長文のどこにあったか探し、線を引いてください。

B. 問題文と解答根拠を見比べて、問題文のどのキーワードに注目すれば解答根拠を探せたか考えてください。
  どのような品詞がキーワードになるのか。固有名詞はあてになるか。基準を作りましょう。

C. 問題文の言葉が言い換えられている場合は、言い換え方にも注目してください。
  品詞が違うのか。代名詞に置き換えられているのか。本当にそのキーワードを探してよいか。

 

以上の3ステップを踏んだら、

「○○や▼▼のようなキーワードを探せば、本文中でヒットする可能性が高い」と仮説を立てます

次回のスキャニング練習では、仮説に基づいてキーワードを選びましょう

 

3.言い換えを確認する

失敗パターン③の場合に有効です。

共通テストの誤答選択肢でよくあるのは、「本文中の単語をそのまま使っているが、誤答になっているパターン」

この手の選択肢は、解答根拠の一部が真逆の内容になっていることが多いです

 

解答根拠の中でどの部分が真逆にされているのか、検証しましょう

本文中の単語をそのまま使う以上、真逆にできる場所は限られます。

主語、助動詞、否定語……。

どこに注目すれば「引っかけ選択肢」に気づけるか、自分なりにルールを作ってください。

 

精度を上げるには「単語」と「文法」

ここまで、共通テストの英語リーディングで時間が足りない理由を説明してきました。

解答時間の80分に間に合うかどうかを左右するのは次の3つです

①各大問の「長文・問題文・解答時間」に割く時間を決めているか

②設定時間を達成できる読み方をしているか

③設定時間を超過した場合のプランを考えているか

 

この②を達成する手段が「スキャニング」です

精読できる状態でスキャニングを利用すれば、

共通テストで高得点を取れるようになるはず。

 

精読できないうちは、基礎力に専念しよう

しかし、英語の長文を精読できないうちは、スキャニングは難しいかもしれません

解答根拠となる英文を見つけても、その英文を正確に読み解かなければ、答えられないからです

 

精読できない場合は、「単語」「文法」のセットの習得が有効です。

この2つを効率的にマスターするには、どうすればよいのでしょうか

 

武田塾の効率的な受験勉強

武田塾です。英単語なら1週間で1000単語英文法は1ヶ月で網羅

もちろん相応の勉強量は必要ですが、短期間での攻略が可能です。

 

冬期(11月~1月)は、入会金無料の季節講習も行っています。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

武田塾佐賀校の冬期講習のお知らせ【中学生・高校生・既卒生対象】

武田塾佐賀校の高3生・浪人生向け冬期講習「かけこみタケダ」で大学受験の共通テスト/個別試験対策

武田塾佐賀校の中学生・高1生・高2生向け冬期講習「冬だけタケダ」で早めの大学受験対策

 

詳しい話を聞きたい場合は、以下のフォームからお申し込みください。

無料受験相談

 

関連記事

thumbnail

武田塾佐賀校 校舎長の出口です。 カテゴリ「受験相談の声」では、受験相談でよく寄せられる質問にお答えします。   今回のテーマはこちらの質問。 英語が苦手なんですけど、どう勉強したらいいです…

英単語帳

こんにちは、武田塾佐賀校です。   受験生も、そして今年受験生ではない人も、それらに限らず英語学習で悩みをもつ生徒はたくさんいます。英語は暗記量がおおく、一般に言われている勉強の種類もたくさ…