「名城大学は入試の方式が多すぎて、どれで出願すればいいのか分からない」。
武田塾大曽根校の受験相談で、毎年この質問を受けます。
先に結論を書きます。
名城大学の一般選抜は6つの方式があり、第一志望なのか併願なのかで選ぶべき組み合わせが変わります。
第一志望ならA方式を軸に、併願なら共通テストを使う方式を軸に考えます。
この記事では、名城大学が公表している入試情報をもとに、6つの方式の違いと選び方を整理します。
名城大学志望の生徒を毎年見ている大曽根校の校舎長がまとめました。
方式や日程は年度ごとに変わるため、出願前には必ず入学試験要項で最新の内容を確認してください。
名城大学の一般選抜は6つの方式
方式の一覧です(名城大学 入試制度)。
| 方式 | 使う試験 | 特徴 |
|---|---|---|
| 3教科型A方式 | 大学個別学力試験 | 募集人員が最も多いメイン入試 |
| 共通テストプラス型F方式 | 個別学力試験+共通テスト | A方式の高得点1教科と共通テストで判定 |
| 傾斜配点型K方式 | 大学個別学力試験 | A方式の特定科目の配点を高くして判定 |
| 2教科型B方式 | 大学個別学力試験 | A・F・K方式の合格発表後に試験日がある |
| 共通テスト利用型C方式 | 共通テスト | 共通テストの結果のみで判定 |
| 数学重視型 | 大学個別学力試験 | 理系学部が対象。数学の配点が国語の2倍 |
このうち傾斜配点型K方式と数学重視型は新しく加わった方式です。
試験日は2月1日から2月4日までの4日間で、最大4日連続の受験もできます。
試験会場は全国18会場に広がっています(名城大学 新一般選抜)。
学部は法・経営・経済・外国語・人間・都市情報・情報工・理工・農・薬の10学部です。
A方式・F方式・K方式は1日の試験で最大3回判定される
この3つは同じ日の個別学力試験の結果を使い分ける方式です。
ここが名城大学の入試のいちばん大事な仕組みです。
- A方式:3教科の合計で判定します。募集人員が最も多く、第一志望の受験生が最初に押さえる方式です
- F方式:A方式で受けた3教科のうち最も高得点だった1教科と、共通テストの結果を合わせて判定します
- K方式:A方式の中の特定科目の配点を高くして判定します。得意科目がはっきりしている受験生に向いています
A方式とF方式、A方式とK方式をまとめて出願すると、1日の試験で2回の合否判定を受けられます。
3つまとめて出願すれば3回です。
同一試験日にまとめて出願すると入学試験検定料が割り引かれる制度もあります(金額は入学試験要項で確認してください)。
F方式とK方式は、A方式とは異なる学部・学科・専攻へ併願することもできます。
併願できる組み合わせは、経営学部と経済学部の間、外国語学部の専攻間、情報工学部と理工学部の間、農学部の中と決まっています。
A方式は1日程につき1学部1学科1専攻の受験です。
試験日が異なれば別の学部・学科も受けられます。
B方式は合格発表を見てから出願できる
2教科型B方式は、A・F・K方式の試験のあとに出願でき、試験日はA・F・K方式の合格発表後です。
つまり、先に受けた方式の結果を見てから出願を判断できます。
科目数が少ない分、得意科目の比重が大きくなります。
ただし受験生も得意科目で勝負してくるため、合格に必要な得点率はA方式より高くなる傾向があります。
「科目が少ないから楽」ではありません。
なお情報工学部と理工学部は3教科型、薬学部は3科目型です。
学部によって科目数が違う点に注意してください。
C方式は共通テストだけで判定する
共通テスト利用型C方式は、名城大学の個別試験を受けずに、共通テストの結果だけで合否が決まります。
複数の学部・学科・専攻に同時に併願できます。
前期日程には3教科型・5教科型に加えて4教科型が新設されました。
国公立大学を第一志望にしている受験生にとって、共通テストの科目をそのまま生かせる方式です。
一方で、個別試験の対策が不要な分、志願者が集まりやすい方式でもあります。
共通テストの得点だけで決まるため、必要な得点率は高くなります。
国公立志望で名城大学を併願する場合は、C方式だけに頼らず、F方式も出願しておくと安全です。
数学重視型は理系学部が対象
数学重視型は、都市情報学部・情報工学部・理工学部・農学部・薬学部を対象にした方式です。
スタンダード方式では数学と国語だけで受験し、数学の配点が国語の2倍になります。
英語外部試験利用方式もありますが、こちらはスタンダード方式の出願が必須です。
英語が伸び切っていないが数学は得意、という受験生にとっては選択肢になります。
ただし数学の比重が大きい分、数学での失点がそのまま不合格につながります。
「英語から逃げるため」に選ぶ方式ではありません。
志望度で決める方式の組み合わせ
大曽根校で生徒と決めているときの考え方です。
| 状況 | 軸にする方式 | 理由 |
|---|---|---|
| 名城大学が第一志望 | A方式+F方式+K方式 | 1日の試験で判定が3回。過去問対策の時間を1つの形式に集中できる |
| 国公立が第一志望で名城は併願 | C方式+F方式 | 共通テストの勉強がそのまま使える。F方式で個別試験の保険もかけられる |
| 得意科目がはっきりしている | A方式+K方式 | 配点の高い科目で差をつけられる |
| 前半の結果を見て決めたい | B方式 | A・F・K方式の合格発表後に試験がある |
一部の学科・専攻では第2志望制度があり、第一志望で不合格でも第二志望として登録した学科で再度判定を受けられます。
対象はA・F・K・B方式です。
追加の検定料はかかりません。
どの組み合わせを選ぶにしても、やることは変わりません。
A方式の3教科を過去問で仕上げることです。
方式を増やしても、点数を取る力がなければ判定の回数が増えるだけです。
よくある質問
名城大学が第一志望ならどの方式を受ければよいですか
A方式を軸に、F方式とK方式を同じ試験日にまとめて出願する形が基本です。
1日の試験で最大3回の合否判定を受けられます。
共通テストを受けない場合はA方式とK方式の組み合わせになります。
募集人員が最も多いのはA方式なので、対策の中心はここに置いてください。
名城大学を滑り止めにする場合はどうすればよいですか
共通テスト利用型C方式と共通テストプラス型F方式が中心になります。
どちらも共通テストの結果を使えるためです。
ただしC方式は個別試験がない分だけ必要な得点率が高くなります。
C方式だけに絞らず、F方式も出しておくと安全です。
名城大学の入試方式は毎年同じですか
同じではありません。
傾斜配点型K方式と数学重視型は新しく加わった方式で、共通テスト利用型C方式の前期には4教科型が追加されています。
試験日や会場も変わります。
出願の前に、必ず名城大学の入学試験要項で最新の内容を確認してください。
まとめ
- 名城大学の一般選抜はA方式・F方式・K方式・B方式・C方式・数学重視型の6つ
- A・F・K方式は同じ日の個別試験を使い分ける。3つ出願すれば1日で3回判定される
- B方式はA・F・K方式の合格発表後に試験がある。科目が少ない分、必要な得点率は上がる
- C方式は共通テストのみ。国公立志望の併願に向くが、必要な得点率は高い
- 数学重視型は理系学部が対象。数学の配点が国語の2倍
武田塾大曽根校の無料受験相談では、いまの学力と共通テストの受験予定を踏まえて、名城大学のどの方式をどう組み合わせるか、A方式の3教科をいつまでにどこまで仕上げるかを一緒に決めます。
志望校をまだ絞り切れていない段階でもご相談ください。
大学受験の勉強法でお悩みなら、武田塾大曽根校の無料受験相談へ
入塾を決めていなくても受けられます。
志望校と今の学力を確認して、その場で次の3つをお渡しします。
- 合格までに必要な参考書と、やる順番
- いつまでに何を終えるかの学習計画
- 今の勉強法で直すべき点
名古屋市北区・大曽根駅の予備校・個別指導塾|武田塾大曽根校
〒462-0810 愛知県名古屋市北区山田1丁目4-30 ファーストヒビノビル2F・4F
地下鉄名城線・JR中央線・名鉄瀬戸線 大曽根駅 徒歩1分
TEL:052-982-6603(受付 13:30〜22:00、日曜休)
Mail:ozone@takeda.tv