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【数学】前橋工科大学二次試験の出題形式・傾向・対策について

こんにちは!
群馬県太田市の逆転合格専門個別指導塾「武田塾太田校」の荻野です!

今回は群馬県前橋市の公立大学、前橋工科大学の一般入試二次試験の数学の出題形式、傾向、対策についてご紹介していこうと思います!

前橋工科大学 数学

【目次】

前橋工科大学数学の出題形式

前橋工科大学数学の出題傾向

前橋工科大学数学の対策

前橋工科大学数学攻略におすすめの参考書

前橋工科大学数学で合格点を取るためのスケジュール

前橋工科大学数学で合格点を取れる可能性をもっと上げたい方へ

前橋工科大学 数学の出題形式

前橋工科大学の数学は大問4問で構成されており、それぞれの大問には2~3問の小問が課されています。
解答は問題用紙とは別の冊子になっていて、解答用紙には問題番号が振ってあるので記載された番号の大問を記述解答する形式となっています。

解答用紙の番号と異なる大問を解答用紙に解いてしまった場合、採点の対象外となってしまうので解答の際には注意が必要です。

前橋工科大学 数学の出題傾向

数学1Aから数学3までの全範囲から満遍なく出題されているので、どこか1つの分野に特化した対策はしにくいといえます。
強いて言えば、ベクトルや微分積分、複素数平面といった図形的な特徴、グラフを利用した問題は比較的出題されやすいので、これらの分野が苦手な人は特に対策しておく必要がありそうです。
また、記述解答が必須となっているので、本番までに記述解答の書き方や解き進め方をおさらいしておきましょう。

問題は標準的な難易度の問題が大半を占めており、基礎の完成度が点数を大きく左右しそうです。
飛びぬけて難易度の高い問題が出題されることもほとんどないので、基礎の完成度を高められれば高得点も期待できます。

 

前橋工科大学 数学の対策

対策としては、まずは「基礎固め」が最重要であるといえます。

数学1Aから数学3までの全分野において、うろ覚えになっている知識・公式はないか計算の流れや理屈が理解できていない分野はないかを確認し、分析をしたうえで弱点を補強することが最優先です。
さらに、本番では記述解答が必須となるため、早い段階から記述の練習もやっておく必要があると言えるでしょう。
ベクトルや微分積分といった図形的な理解が問われる問題については、計算が出来るだけでなく、実際にグラフや図を描いて問題を解けるようにしておくと解き方の幅が広がります。

 

弱点の分析と補強が終わったらいよいよ過去問演習です。

過去問演習では「解けたか、解けなかったか」だけを見るのではなく
「なぜ解けなかったのか、正解するにはどうすればよかったのか」分析が大切です。

知識不足によるものなのか、計算ミスのせいなのか、記述解答の完成度が低いことが原因なのか、など、間違えた原因によってその先の対策は様々です。
それぞれの失点の原因に対して最適な対策を取るためにも、間違えた問題に対しての分析を必ず行いましょう。

 

前橋工科大学 数学攻略におすすめの参考書

数学の基礎を固めるための参考書

基礎問題精講シリーズ

・数学基礎問題精講ⅠA
・数学基礎問題精講ⅡB
・数学基礎問題精講Ⅲ

数学の基礎的な解き方、考え方を勉強するのにピッタリの参考書です!
数学の有名な参考書である「青チャート」や「Focus Gold」と比較すると、問題の網羅度はあまり高くありませんが、押さえるべきポイントを的確に押さえながらコンパクトにまとまっています。
コンパクトな分、一冊を何周も繰り返して完璧にしていくという勉強法と非常に相性が良く、独学でも基礎からしっかりと固めることが出来ます。

 

スバラシク面白いと評判の初めから始める数学シリーズ

・初めから始める数学Ⅰ
・初めから始める数学A
・初めから始める数学Ⅱ
・初めから始める数学B
・初めから始める数学Ⅲ Part.1 Part.2

授業の代わりとして使用する参考書は「初めから始める数学シリーズ」がオススメです!
上の基礎問題精講シリーズとは違い、問題数は決して多くはありませんが、それぞれの分野の公式や定理についての解説が語り口調で詳しく説明されているのが特徴の参考書です。
基礎問題精講シリーズで問題演習を積みながら、理解しきれない部分を初めから始めるシリーズで補う、という使い方をすると無駄なく基礎を身に付けることが出来ます!

 

計算力を鍛える参考書

・合格る計算ⅠA・ⅡB / Ⅲ

素早く正確に計算問題を解く力を鍛えるための参考書です。
より素早く、より正確な計算をするために必要なテクニックを学ぶことが出来ます。
この参考書をマスターすることで、「計算が出来る人」と同じように考え、計算をすることが出来るようになります。

 

数学の基礎固めが終わってから取り組む参考書

過去問

前橋工科大学 過去問

上記の参考書を仕上げた後は過去問に挑戦してみましょう。
過去問に取り組む目的はいくつかあり、

1.志望校の一般試験の出題傾向を実際に肌で感じる
2.現状の自分の実力を把握し、合格に必要な実力との距離感を確かめる

などが主な目的として挙げられます。
最終的には過去問のやり込みが一番の入試対策になるので、「過去問でやった問題なら完璧に解答できる」というレベルまでやり込むことを目指しましょう!

 

共通テスト対策用の問題集

共通テスト

二次試験の対策ももちろんですが、
国公立大学を目指すうえで欠かせないのが共通テスト対策です。

前橋工科大学では共通テストと二次試験の点数の割合が700:320(2021年度入試)と、共通テストの点数割合が非常に大きい点数設定がなされています。
そのため、二次対策だけでなく、共通テストで十分な点数を取っておくことも前橋工科大学に合格するためには必要です。

 

前橋工科大学数学で合格点を取るためのスケジュール

4月~8月

まずは基礎を固めることから始めていきます。
難易度の高い問題に挑戦するよりも、正しい解き方、正しい計算方法を身に着けることが最優先です。
学校の進度に合わせて進めていくのもアリですが、基礎を固めるためにはⅠA→ⅡB→Ⅲの順で取り組むのが良いでしょう。

取り組む教材については、おすすめの参考書でも紹介した『基礎問題精講シリーズ』『初めから始める』シリーズは独学でも勉強を進めやすく、この時期の基礎固めにはピッタリです。

『基礎問題精講シリーズ』であればⅠA、ⅡB、Ⅲそれぞれを約1ヶ月程度で1周することが出来るので、8月末までに3冊を完璧することを目標としましょう。
それ以外の教材で進める場合についても、夏休みが終わるくらいまでには数学Ⅲまでの基礎が一通り頭に入っている状態を目指してください。

9月~10月半ば

基礎知識を固め終えたら、一度前橋工科大学の過去問にチャレンジしてみましょう。
とはいっても、このタイミングではまだ合格点を取れる人は多くないと思うので、点数にこだわるのではなく「これまで勉強した内容が身についているのか」に注目しましょう。

計算方法や解法、公式が頭に入っているか、なんとなくやうろ覚えになってしまっていないか、などを実際の問題で確認することで「実践でも使えるレベルの知識になっているのか」を確かめることが出来ます。
また、過去問演習はこれまでの知識の確認だけでなく、合格点を取るためには何が必要なのかを分析することで今後の勉強の方針の決定にも役立ちます。
「『合格するためには何をやるべきなのか』を知る」という目的意識をもって過去問演習に臨みましょう。

 

4月から夏にかけては「基礎を固めて問題演習の準備をする期間」だったのに対し、この時期は「合格までに何が必要なのかを具体的に見極める期間」であるといえます。
見極めた結果に応じて、これまでやった内容の復習をしたりレベルの高い問題に挑戦していく、ということを10月の半ば~11月までを目安に取り組んでいきましょう。

10月後半~共通テスト本番まで

10月の後半からは共通テストの対策に入りましょう。
センター試験から共通テストに変わったことで数学は出題形式や傾向が大きく変わっており、高得点を取るには事前準備が必須であると言えます。

現在は様々な出版社から予想問題集や対策問題集、実践問題形式の問題集が出版されているので、そちらをメインで使いながら対策を進めていきましょう。
武田塾太田校がオススメするのは、Z会から出版されている『共通テスト実戦模試』です。

数学 共通テスト

二次試験や併願の私立の対策も気になる所ですが、前橋工科大学に合格するためには共通テストで高得点を取ることが一番重要です。
共通テストで点数が取れなければ、そもそも志望校に挑戦する権利が無くなってしまうので、共通テスト本番が終わるまでは共通テスト対策を最優先に進めていきましょう。

数学の共通テストについては別の記事でもご紹介しているので、良ければそちらもチェックしてみて下さいね!

【数学ⅠA編】試行問題から見る共通テストの出題傾向・対策!

【数学ⅡB編】試行問題から見る共通テストの出題傾向・対策!

 

共通テスト終了~国公立前期試験当日まで

共通テストが終わってからは、再び過去問演習を中心に二次試験の対策に入ります。
9月~10月のタイミングでも過去問演習はやりましたが、ここでの過去問演習では「合格点を安定させること」が非常に重要です。
もちろん弱点を発見することも大切ですが、「何を取れるようになれば合格点に届くのか、そのためには何をすればいいのか」を分析し、何を勉強していくべきかを決めるほうが大切です。

残り時間が限られている以上、やれることも決して多くはありません。
限られた時間の中で合格点に届かせるために、過去問演習をもとにやるべきことの取捨選択をしていきましょう。

 

過去問演習で意識すべきことはこちらの記事でまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。
参考記事:【大学受験】志望校の過去問っていつ使うの?使い方は?

 

前橋工科大学数学で合格点を取れる可能性をもっと上げたい人へ

近道

以上、前橋工科大学数学の出題形式・傾向・対策について書かせていただきました。
合格点を取るためのスケジュールのイメージも掴めたかと思います。

しかし、それでもまだ不安な方は、武田塾太田校の無料受験相談へお越しください。
あなたにとってベストな勉強計画を提示することも可能ですし、その他様々なお悩みを解決します。
1時間~1時間半みっちり相談に乗りますので、とことんお悩みをぶつけてください。

お申込みは下のボタン、もしくはお電話にてお願いいたします。
いつでもお待ちしております。
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因みに、「そもそも武田塾太田校ってどんな塾なの?」という疑問をお持ちの方は、こちらの記事を読んでいただけると幸いです。
参考記事:群馬県太田市の個別指導塾【武田塾】太田校ってどんな塾なの?

 

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