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受験知識ゼロから始める大学受験講座⑧|進捗を定期的に見直す

こんにちは。
武田塾小田原校の亀井です。

今回は『受験知識ゼロから始める大学受験講座』の第8回の記事になります。

このシリーズを企画した背景やこのシリーズを読む上でのルールに関しては第1回の記事に書いてあります。

このシリーズは1ステップずつ確実に読み、行動に起こすことを目的として作成されました。
第1回の記事を読んでいない方は、必ず読んでからこの記事に戻ってきてください。

第8回の内容

第8回となる今回の記事では「進捗を定期的に見直す」ことをテーマに解説していきます。

前回の記事では「毎日の勉強の完成度を上げる」ための手順とルールを説明しました。

まずはそのおさらいをしましょう。

前回のまとめ

覚えるべき知識を2秒以内に即答できる状態を作ろう!

→最初にテストをして覚えていない知識を洗い出す!

→2秒ルールは絶対に妥協しない!

→ただ音読しているだけにならないように背景知識を活用する!

考え方や解法のプロセスを人に完璧に説明できる状態を作ろう!

→自分の考え方と解答解説とのギャップを明確にしよう!

→正しい考え方を反復するために、解きなおしを徹底しよう!

知識を2種類に分類し、それぞれについての「完璧の基準」を説明しました。

毎日の完成度が低いと、知識が抜けやすくなってしまい、ペースが停滞・後退してしまうというお話を覚えているでしょうか?

こうしたペースの停滞・後退を防ぐことで、第1回から第3回で決めた受験計画になるべく沿って進むことができます。

このように、第7回までの記事では「計画からずれないようにするためのコツやルール」を伝えてきました。

今回からは一風変わって、「計画を見直す・修正する」ことに視点を移して解説していきます。

また、今回の記事は「正しい勉強法で取り組めている前提」で話を進めます。

特に、第5回から第7回の記事で紹介したルールを徹底出来ていない方は、第5回から読み直してください。

進捗を定期的に見直す

受験知識ゼロから始める大学受験講座⑧ アイキャッチ画像

受験勉強を進めて行くと、良くも悪くも計画から徐々に進度がずれていきます。

例えば、模試の結果から、大きく知識が抜けてしまっている分野が見つかり、その抜けを埋めるために参考書をやり直すことがあります。

それ以外にも、部活の引退時期が早まり、可処分時間が多く取れるようになったことで、1つ上のランクの大学を志望することもあります。

このようなズレに対処するためには、進捗を「定期的に」見直すことが重要です。

注目するべきポイントは以下の通りです。

進捗を見直すときのポイント

①当初の計画と実際の進度の差に注目する

②可処分時間の変動に注目する

③模試や過去問の結果に注目する

それでは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

①当初の計画と実際の進度の差に注目する

進度のギャップを把握する

そもそも、参考書ごとに計画と実際の進度が大きくばらつかないよう、1週間ごとに自分の進捗を見直しましょう。

武田塾小田原校では毎週指導があるので、カリキュラム(ルート)と自分の進捗の差を比べることができます。

計画と進度の差が小さいうちに、計画や勉強時間を見直すことが大切です。

特に、同じ科目の参考書が足並みそろえて進められているかを確認してください。

すでに進度のギャップが大きい場合、勉強時間のバランスを調整するか、参考書を削るかの2択になります。

勉強時間のバランスを調整する

まず、勉強時間のバランスを調整しましょう。

科目ごとだけでなく、参考書ごとにバランスを取ることがコツです。

例えば、英語の長文はMARCHレベルの参考書まで進んでいるのに、単語が日大レベルまでしか進んでいないことを考えてみましょう。

長文中に出てくる単語に未知のものが多いので、初見での正答率が低くなってしまいます。

また、知らない単語が多いので復習にも時間がかかってしまいます。

こうなってしまっている以上、長文を進めるのを思い切って止め、単語帳の勉強時間を増やすことでペースを揃えましょう。

「参考書が難しいな」と感じた場合、その参考書を進めるための知識が足りていないことが多いことを覚えておいてください。

取り組む参考書を削る

計画を立てた際、「いつまでにどの参考書を終わらせる」と参考書のルートを決めたはずです。

理想的なペースであれば、10月には過去問演習に入っていたいところです。

勉強時間のバランスを修正しても過去問演習に入るタイミングが遅くなるようでしたら、取り組む参考書を削ることを考えます。

参考書を削る場合は「演習の参考書から削る」ことがポイントです。

基礎の参考書は削れませんが、演習の参考書は過去問演習で補うことができるからです。

また、演習の参考書も難易度が高いものから削ることを考えましょう。

参考書を削るのはあくまでも最終手段なので、日々計画を見直し、なるべくそのようなことが無いように心がけましょう。

②可処分時間の変動に注目する

可処分時間という概念を知らない方は第6回の記事を参考にしてください。

部活の引退時期や学校の授業時間の変化などにより、可処分時間が変わることもあるでしょう。

そのような場合、受験計画の見直しが必要です。

新しい可処分時間の設定で、第1回からの流れにそってもう一度計画を見直しましょう。

③模試や過去問の結果に注目する

最後に、模試や過去問の結果に注目し、受験計画を見直すことを解説します。

先に進めることを止めて過去の参考書を復習する

取り組んでいる参考書のレベルと模試の結果が合っていない場合は、過去の参考書を復習する必要があります。

特に、日大レベルまで終わっているのに偏差値が50を下回る科目は要注意です。

参考書を先に進めることをやめ、直ぐに過去の参考書の復習をすることを計画に入れ直してください。

過去の参考書に戻り、出来ていない分野の問題で全問正解できるまで復習を行いましょう。

出来ている分野に関しては時間がもったいないのでノータッチでOkです。

だらだらと復習しているうちに知識が抜けてしまうので、1週間以内に復習を終わらせるよう、計画を立てましょう。

次の模試までの計画を見直す

模試の復習が終わったら、次の模試の計画を立て直しましょう。

今回の模試の反省を生かし、参考書の進捗や正答率の目標を再設定してください。

模試の有効的な活用法や実際の復習法に関しては次回の記事で紹介します。

更新を楽しみにお待ちください!

第8回のまとめ

今回の記事では、「進捗を定期的に見直す」ことを解説してきました。

その内容を以下にまとめます。

進捗を定期的に見直す

当初の計画との実際の進度の差に注目しよう!

→そもそも計画から大きくズレないように、計画と自分の進度を毎週比較しよう!

→差が小さいうちに計画と勉強法を見直して対処しよう!

→最終手段として、演習系の参考書を削ることを考慮しよう!

可処分時間の変動に注目しよう!

→部活の引退などの大きな可処分時間の変化があったら、もう一度計画を立て直そう!

模試や過去問の結果に注目する

→参考書のレベルに見合った結果が出ていない場合は、出来ていないレベルの参考書に戻ろう!

→復習が終わったら次の模試までの目標と計画とを立て直そう!

今回の記事は参考になったでしょうか?

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