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【理系私大頂上決戦】早慶理工入試の違い全て教えます!

こんにちは!
国立駅から徒歩1分の大学受験予備校
武田塾国立校です。

 

今回は
早慶と一括りにされることが多いですが
早慶の理工学部の入試問題の違いについて
ご紹介していきたいと思います。

 

一言で言えば
得意科目勝負の早稲田

総合力勝負の慶応
といったイメージです。

各科目の難易度や問題の形式で
確認していきましょう。

 

早慶理工ってどっちが合格しやすいの?

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まずは早慶理工の入試の違いを
科目ごとに確認していきましょう。

※生物に関しては慶応で選択できないので
 比較対象外とさせていただきます。

 

目次

・英語

・数学

・物理

・化学

・総評

 

 

英語

早稲田

森田先生
英語が一番難しいのは早稲田の理工
YouTube上で発言してから
有名になっているかもしれませんが、
早稲田理工の英語の問題は
大学入試全体の中でも非常に難しい方です。

英語力を測っているというよりも
英語を用いて思考力を測っている
と言ってしまった方が良いかもしれません。

単語を使ったパズルゲームのような問題や、
論理的思考を要求する問題が出題されるので
英語で書かれているだけで別の科目
と言っても過言ではありません。

 

慶応

慶応大学の全学部の中で一番英語が簡単
と言っても良いでしょう。

問題や文章の難易度だけを見ると
非常に平素な問題が多いです。

しかし
2021年度からの新形式では
最後の単語選択問題で
大学では当たり前のように扱う
テクニカルタームが出ています。

日々の理系科目の勉強の中で
それぞれの用語を英語で調べる等の
慶応専用の対策が必要です。

 

 

数学

 

早稲田

早稲田の数学の印象としては
「どれだけ数学ができるのか見せてみろ!」
といったところでしょうか?

標準的な問題から
発想力を必要とする問題まで
難易度の幅は広いです。

早稲田の数学で特徴的なのは
問題の背景を知っていると近道をできる問題
が潜んでいることです。

狙っているのかどうかは分かりませんが
誘導に乗れば解ける問題であっても
誘導を無視したもっと楽な解法がある
ということが多いです。

 

慶応

慶応の数学は早稲田に比べると
面倒に感じるような処理をさせる
という問題が多いです。

「安易なミスをする人は慶応にはいらない」
というメッセージでしょうか?

ミスを誘う少し性格の悪い問題ですが
発想力を必要とする問題の割合は
早稲田に比べて少ないです。

場合分けのミスや条件の見落としなどで
間違いのないように気を付けましょう。

 

 

物理

 

早稲田

早稲田の物理は
大問1が選択問題という特徴があります。

記述形式の大問2、3との難易度の差は
ほとんどありませんが
回答根拠が曖昧な状態で挑むと
他の選択肢に惑わされてしまいます

 

慶応

慶応の物理は問題の特徴では
特に変わったところはありませんが
出題範囲には注意が必要です。

慶応は難関大学には珍しく
原子の分野を大問で出題することがあります。

2020年度入試で出題されているので
出題される可能性は低いですが
出ないとは言い切れないので
余裕がある場合は対策をしておきましょう。

古い京大の問題などで
対策をするのが良いでしょう

 

 

化学

 

早稲田

早稲田の化学は量が多すぎ
時間内で終わらせてくれる気が
全くと言って良いほどありません

早稲田で化学勝負は
満点が確実な実力でもない限り
やめておいた方が良いでしょう。

化学の配点が高い学科を志望していない場合
物理に時間を回した方が得策です。

 

慶応

慶応の化学は数学と似ていて
計算ミスを誘発するような問題が目立ちます。

特に数値計算の途中計算をやり切らないことで
計算の負担を減らすようなものが多いので、
計算の工夫が必須です。

問題数が多すぎるということはないですが
全大問が小問集合の様になっていて
様々な内容を問われます。

分からない問題があっても
次の小問は解き進められる利点がありますが
その分問題導入部の基本問題の数も多いので
化学で差をつけるためには
かなりの実力が必要になります。

 

 

総評

早稲田と慶応の理工学部に関して
結局どちらの方が合格し易いのか
気になるところだと思います。

ここでは
それぞれがどういった受験生向きなのかを
まとめていきたいと思います。

 

早稲田

早稲田の理工学部は
英語が難しすぎて圧倒的英語力がないと
英語で勝負することはできません。

また理科に関しては
化学のせいで時間配分が難しいです。

化学の配点が大きい学科を志望しない限り
数学と物理で勝負をせざるを得ないです。

化学の配点が大きい学科を受験する場合
数学と化学で勝負になります。

得意科目さえマッチしていれば
得意科目で一気に差をつけることができます。

 

慶応

慶応の理工学部は
難しすぎる科目も簡単すぎる科目もなく
バランスが取れています。

強いて言えば
英語少しだけ簡単な印象でしょうか?

また、理科の配点が合計200点と
他の科目の150点に比べて
少しだけ高いという特徴もあります。

勝負をかける科目を
自分の得意・不得意で選ぶことができる
という利点がありますが
逆に苦手な科目の苦手度次第では
勝負にならなくなってしまいます

良くも悪くも各科目のバランスが重要です。

 


 

いかがでしたでしょうか?

理系で早慶を考えている方は
是非参考にしてください。

もっと詳しく対策方法などを知りたい
という方は
是非無料受験相談にお越しください。

武田塾のシステムについて

①授業は「わかる」だけ。自学自習で「できる」ようにする。

「できる」とは
テストで点が取れる
ということです。

授業を何時間聞いても、実践しなければ

いつまで経っても「できる」ようにはなりません。

武田塾は「わかる」ことよりも

「やってみる」「できる」

を重要だと考えています。

 

②みんなと同じペースでは逆転合格はできない。

すでに通年のカリキュラムが組まれている塾の場合、

学力の上がり幅はカリキュラム次第です。

そのため、狙える志望校はそのカリキュラムに入った段階である程度決まってしまいます。

逆に、上位校を狙うために無理をして自分の偏差値以上のコースに入ってしまうと

最初から授業について行けない

ケースが非常に多いです。

逆転合格を叶えるためには

カリキュラムに依存しない、

「自学自習」

による徹底的な学習の効率化が必要です。

 

③自学自習の徹底管理!完璧になるまで進ませない!

自学自習を徹底的に効率化するために武田塾では毎日やるべき課題を「宿題」として明確に全指定します。

こうすることで毎日「何を勉強すればいいのか」で悩む時間を削減します。

そして1週間後、やってきた宿題が身についているかどうかをチェックするテストを行います。

その後の個別指導では日々の勉強が間違ったやり方で進めていないか、自分の言葉で説明できるレベルまで理解しているかなど、講師が生徒と一対一で細かくチェックします。

課題の進捗状況や理解度を厳しくチェックし、それを踏まえてまた1週間の課題設定をしていきます。

①宿題の設定→②確認テスト→③個別指導→①宿題の設定→②確認テスト…

この繰り返しが武田塾の考える自学自習の最も効率的な形です。

 

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