皆さん、こんにちは！
武田塾 北千里校です！
今回は2025年度の「新課程共通テストの変更点」を徹底解説します。
現役生が有利になるのか？浪人生は習ってない単元を独学でやらなければならないのか？
などの皆さんが気になっていることを解説していきます！
2025年度 大学入試変更点！
まず2025年度の大学受験の変更点に関してです。
詳しくは以下に詳しく解説していますが、
共通テストの受験科目に「情報Ⅰ」が追加になって増えたり、「数学C」が必要になったり様々な変更があります。
実は、浪人生も全て変更になるというわけではありません！
「移行措置」「経過措置」と言われる「浪人生救済システム」があるんです。
これは「教科書の内容が変わったけれど、習ってない単元は解かなくてもよい、代わりの問題を解けばよい」
というシステムになってます。
ただし、全ての科目でその措置が取られるわけではなので、ここではどの科目が関係あるのかについて紹介します。
移行措置がとられる科目
数学①
数学①の新教育課程（いわゆる今の2025年度高校卒業生以降）による出題科目は、
『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅰ』の２科目のうちから１科目選択となりました。
旧教育課程履修者（2024年度高校卒業生）の出題科目は、
新教育課程の『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅰ』だけでなく、
『旧数学Ⅰ・A』『旧数学Ⅰ』
を合わせた4科目のうちから1科目を選んで解答するようになっています。
つまり、今年浪人したとしても
『旧数学Ⅰ・A』、『旧数学Ⅰ』
のいずれかを受験すれば、
現役のときと同じ内容、同じ科目で受験することが可能です。
▶数学②
数学②は数学Cが復活することを聞いた人も多いかと思います。
数学②の新教育課程による出題科目は、
『数学Ⅱ,数学B,数学C』の1科目になり
しかも受験時間が10分増えて、70分となりました。
数学Ｂ,Cになったことで、
現役生は、
「数列」「統計的な推測」「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」
の４つから３つ選択して解くことになります。
ただ、旧教育課程履修者の出題科目は、
新教育課程の『数学Ⅱ,数学B,数学C』と、
『旧数学Ⅱ・B』、『旧数学Ⅱ』、『旧簿記・会計』、『旧情報関連基礎』
を合わせた5科目のうちから1科目を選んで解答することができるようになります。
つまり、今年浪人したとしても、
選択科目は、従来通り「数列」と「ベクトル」の選択をすることが可能で、
現役のときと同じ内容、同じ科目で受験することが出来ます。
さらに現役の時と試験内容は同じにですが、試験時間が10分増加し70分となるため少し気楽に解けるかもしれません。
地歴公民
地歴公民での新教育課程による出題科目は、
『地理総合、地理探求』
『歴史総合、日本史探求』
『歴史総合、世界史探求』
『公共、倫理』
『公共、政治・経済』
『地理総合/歴史総合/公共』
の６科目のうちから、最大2科目選択することができます。
ただし、『公共倫理』と『公共、政治・経済』の組み合わせを選択できません
『地理総合/歴史総合/公共』は
「地理総合」、「歴史総合」、「公共」のうちか２つ選んで解答しますが、
選んだ科目と同一名称を含む科目を選択することができません。
旧教育課程履修者は、
新教育課程の6科目のうちから最大2科目を選択する、
もしくは、
『旧世界史A』『旧世界史B』『旧日本史A』『旧日本史B』『旧地理A』『旧地理B』『旧現代社会』『旧倫理』『旧政治・経済』
『旧倫理,旧政治・経済』
の10科目から最大2科目選んで解答することができるようになります。
しかし、同一名称を含む科目を選択することは出来ないので、
新教育課程から2科目、旧教育課程から2科目
のいずれかしか選べません。
情報Ⅰ
新教育課程では、新たに『情報Ⅰ』が新設されました。
旧教育課程履修者は、
新教育課程の出題科目である『情報Ⅰ』または『旧情報』のいずれかを選択できます。
『旧情報』の出題範囲は、今までで言えば、
「社会と情報」及び「情報の科学」
となります。
志望校次第では、情報が必須のところもあるため、新たに「情報Ⅰ」の勉強も必要になる可能性が大いにありえます。
移行措置がとられない科目
移行措置のない科目は、
・国語
・理科
・外国語
の3科目です。
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今日は2025年度共通テストの移行措置に関して紹介しました。
・勉強方法がわからない。
・頑張って勉強はしているのに成績が上がらない。
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・誰に相談したらいいのかわからない。
皆さんも色々勉強の悩みはあると思います。
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