こんにちは、武田塾川西能勢口校です。
この時期になってくると過去問演習に入っている受験生も多いと思います。
その中で自分の志望校で頻出の問題分野というのがあるかと思います。
そこで今回は英語の分野別でオススメ参考書の紹介です。
分野別と聞いて真っ先に連想されるのは英作文やリスニングですが、それらは過去のブログにあるので今回はそれ以外の分野の参考書を紹介していきたいと思います。
会話文問題のおすすめ参考書
『英会話問題のトレーニング』
英会話文問題というのは取れる人と取れない人で差がつく分野です。
英会話文問題のコツは場面設定を理解することと、登場人物の立場や意見を理解することです。
会話文問題が苦手な受験生はよく上から読んで空欄の前の部分だけを軸に考えてしまいがちですがそうではありません。
空欄の上と下の文章から挟んでその空欄部分を考えるようにしましょう。
当然のことながら空欄の発言を基に相手の解答があります。
空欄の上下を読み解く力を問うように作られているので注意しましょう。
こういったことを練習できるのがこの『英会話問題のトレーニング』です。
この参考書は私立大学で頻出の会話文問題を学ぶことができる3章部分がオススメです。
1～2章は会話表現が載っていますが、このタイプの表現は私立大学では取り扱わないので飛ばしてもらっても大丈夫です。
解くためのアプローチと読むためのアプローチ両方練習するようにしましょう。
正誤問題のおすすめ参考書
『スーパー講義英文法・語法正誤問題』
ご存じの方も多いとは思いますが、正誤問題とは文章の中に線がいくつか入っていて文法的に間違えている箇所を指摘する問題です。
そのような問題の対策にはこの参考書が最適です。
早稲田大学の社会科学部や人間科学部なんかはこういった正誤問題が多く出るので要対策です。
正誤問題は『Next Stage』や『Vintage』などの文法の参考書で対策可能だと思う方もいるかもしれませんが、実はそういう訳ではありません。
正誤問題で狙われる特有のツボがあるのでこの参考書を使ってしっかり対策をしてほしいです。
入試によく出る不可算名詞の例など実践的な例が多く収録されているので非常に実用的だと思います。
早稲田大学のような難関大学の正誤問題の場合頻出パターンを1つの問題の中に多用してくるので、個別に点検するように解き進めるとよいでしょう。
正誤問題は捨て問のように見えて、対策すればきちんと取れるように作られているので諦めずに頑張ってほしいです。
整序問題のおすすめ参考書
『短期で攻める 英語整序問題200』
英文解釈や構文がきちんと入っている人であれば整序問題の並び替えが苦も無く解ける人もいますが、その一方で整序問題はすごく苦手だという人もいます。
こちらの参考書は整序問題の入口から解説する参考書となっているので、易しめの大学を志望する人にオススメです。
動詞を確定するとか熟語は1つのグループにするとか相性のいい単語同士をくっつけるとか整序問題の典型例というのはいくつかありますが、整序問題が苦手な人はパターン化されていて頭の中で組み立てようとして組み立てられず諦めたり失敗したりといったケースが多いです。
整序問題でなにをやるべきかが固まると順序立てて答えを作ることができます。
この参考書は初歩的なところから始めるので日東駒専レベルで苦戦する人にもオススメです。
『英語整序問題 精選600』
こちらは難関大学レベルにも対応した参考書です。
早慶などの難関大学を受験する人はこの参考書までやっておけば万全だと思います。
しかしこの参考書は量が非常に多いため、本当に整序問題が苦手で特にこの分野で点数をたくさん落としてしまうといったような人以外にとっては、絶対にやらなければならない参考書ではないと思います。
最後に
今回紹介したような分野別おススメ参考書を駆使して志望校対策をしましょう。
専門的に分野に特化した参考書で学ぶことで苦手克服の効率が格段に上がります。
過去問演習の際にピンポイントで得点を稼げるようにしましょう！
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