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英検準一級に独学で一発合格した勉強法

こんにちは、武田塾川西能勢口校です。

私は、浪人時代に予備校に通いながら、独学で英検準一級に一発合格しました。今回はそのときの勉強法を紹介したいと思います。

英検準一級に独学

 

単語力と苦手克服がカギ!

簡単に説明すると、「単語力の強化」+「自分の苦手の克服」です。

手順としては、まず過去問を一度解いて難易度を把握したあとに

①単語を覚えながら、週に1回から2回のペースで過去問を解く

②間違えた問題を復習する

を繰り返すといものです。その中で、自分の苦手な分野があれば、その勉強を増やしていくといいと思います。私は、

リスニングが苦手だったので、音声を繰り返し聞いたり、音読したりしていました。

 

この勉強法が向いている人

これから紹介する勉強法は、英語がそこそこ得意な人向けです。

具体的に言うと、英語の共通テスト(またはセンター試験)で7割から8割を安定してとれる人におすすめの勉強法で

す。

 

勉強に最低限必要なもの

まず、必要な物は過去問と英検用の単語帳です。過去問については、「2021年度版 英検準1級 過去6回全問題集 (旺

文社)」がおすすめです。十分な過去問の量があり、リスニングの音声をスマホアプリやパソコンから聞くことができ

るのでとても便利です。CDはついていないので注意してください。単語帳は「英検準1級 でる順パス単 (旺文社)」

がおすすめです。詳しくは、下で説明します。

 

英検対策を始める前について

読書2

英検対策を本格的に始める前に、一度過去問を解いてみましょう。

目的は二つあります。

ひとつは、英検の問題形式を分析することです。

英語のどんな力が必要で、どの問題にどれくらい時間がかりそうか、といったことを分析してみてください。

もうひとつは、今の自分の実力と合格点(約8割)の差を知り、今後の勉強の計画を立てることです。

多くの人が単語、リスニングの音声のスピード、または独特な自由英作文の形式などに課題が見つかると思います。

そうした弱点を克服し、一次試験の3技能の合計で8割を取るためにはどうしたらいいか考え、今後の計画を立てましょう。

 

単語力の強化

英語がそこそこ得意な人が、英検準一級の試験で一番の課題となるのは単語力です。

システム英単語や英単語ターゲットを8割ぐらい覚えている人でも知らない単語がでてきます。

なぜなら、シス単は大学入試で必要な単語を集めた単語帳であり、英検用に対応していないからです。

英検は正式名称「実用英語技能検定」の通り、その問題は、日常会話(ニュースなどの社会的話題を含む)などの実際に英語を使用する場面を想定して作られています。

そのため、シス単を覚えている人も英検用の単語を補う必要があります。

そこで、パス単をおすすめしているというわけです。

「鉄壁(鉄緑会)」を持っている人は、鉄壁でも代用可能です。私は鉄壁で代用しました。

 

単語帳に載っていない単語は覚えない!

パス単で単語の勉強を頑張っていても、パス単に載っていない単語が問題にでることもあります。

そういうときは、思い切って覚えないと決めてしまうことをおすすめします。

例えば、英検リーディングの大問1は、単語・熟語の知識・用法を問う4択問題ですが、4つのうち3つの選択肢の単語の意味が分かれば正解することはできます。

自分が意味を知っている3つの中に答えがあればそれを選び、3つの中に答えがなければ自分が知らない単語が答えだとわかるからです。

 

自由英作文の対策

勉強

自由英作文は、誰かに添削してもらうのがおすすめ!ネイティブの先生に見てもらうのがベスト!

日本人の英語の先生も丁寧に添削してくださると思いますが、日本人の先生と比べて、ネイティブの先生は圧倒的に速

く添削して、より簡単で自然な表現を教えてくれます。

私は1週間に一つくらいのペースで添削をしてもらいました。

完全に独学の人と比べて、予備校に通っていた私は、この点で有利だったかもしれません。

先生に添削してもらうことができない人は、友人に見てもらうだけでも自分が見落としていた複数形や時制のミスに気づきやすくなるので、とにかく人に見てもらうということが大事です。

そして、模範解答の使いやすい表現は暗記して自分のものにしましょう。

特に英作文の結論(まとめ、締め)の表現は、自分で考えるのは難しいけれど、模範解答などの上手な表現は汎用性が高いので、覚えておいて損はありません。

 

社会的な話題についての知識があると有利

また、英検では政治や経済など、社会性の高いテーマが多く出題される傾向にあります。

直近では、2021年第1回:「経済制裁」、2020年第3回:「グローバル化」などがテーマになっています。

他にも気候変動、人口爆発、貧困などが出題される可能性があります。

社会的な話題についてある程度の知識や意見を持っている人は、こうしたテーマでも他の自由英作文と同じように書け

るかもしれませんが、知識が足りないと意見と理由を考えるのに時間がかかるかもしれません。

 

英検の情報

一次試験の配点

リーディング:750点
リスニング:750点
ライティング:750点

の合計2250点です。合格の基準点は1792点で、全体の約79.6%の点数で合格です。

 

二次試験の配点

スピーキング:750点

合格基準点は512点で、全体の約68.3%となっています。

 

英検は一次試験に合格しないと二次試験を受けられないので、スピーキングが苦手でも、一次試験の項目に苦手なもの

が他にある場合はそちらの対策を優先しましょう。

ただし、一次試験の合格通知から二次試当日までは期間が短いので、一次試験の合格通知を待たずに、二次試験の対策をはじめましょう。

 

関連動画

 

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