こんにちは、武田塾川西能勢口です。
単語・文法は覚えたはずなのに長文になると読むことができない、時間が足りないというような悩みを持っている受験生はたくさんいると思います。
ということで今回はおススメの英語長文の参考書を５冊紹介していきたいと思います。
関正生のThe Rules 英語長文問題集
この参考書のシリーズは4冊あり、その4冊全てを学ぶことで長文を読むためのルール全てを学ぶことができるので一冊ごとに全ルールが身につく訳ではありません。
長文に取り組むときにどう読むのか、どう解くのかが体系的にまとめられています。
本書のルールは「一文をしっかり把握する構文力」「英文の展開を理解する読解力」「設問の狙いを見抜く解法力」の3種類に分類することができます。
全ルールを確認できる一覧表が冒頭に掲載されているため、特定のテーマだけを押さえることも可能です。
この参考書を使えば解ける人の視点や考え方を学んで得点を導き出すことができます。
難関大学志望の人は４（入試最難関）まで進める必要があります。
関正生の英語長文ポラリス
このシリーズにはレベル別に3冊あり、アウトプット用として使用して仕上げに最適な参考書になっています。
入試の傾向に合わせて長文を厳選しているシリーズ参考書であるので、近年の傾向を踏まえて過去問演習の一つ前にやっておきたいですね。
頻出するテーマを扱っているので予想問題集としての的中率が高いです。
この参考書をする目的としては過去問のやり込みに近いです。
そのため英語長文の参考書の一冊目としては解説が物足りなく感じてしまうかもしれません。
一・二冊長文の詳しい参考書で学んだ後に仕上げとしてこの参考書を使うようにしましょう。
レベル別英語長文問題ソリューションズ
この参考書には通常版と最新テーマ編の２種類があります。
両方に共通して言える特徴としては「長文が短いものを厳選してある」「音読練習を重視している」「構文が振ってある」などが挙げられます。
通常版は各レベルの最初にするのに適していて、最新テーマ編は前述の英語長文ポラリスと同じで仕上げに使うような、よく出るテーマを押さえる参考書です。
長い英語長文で音読するのは受験生的に厳しい一方、この英語長文ソリューションズは比較的語数が少ないため音読教材として非常に使いやすいものとなっています。（スマホで音声ダウンロード可能）
英語長文ハイパートレーニング
英語長文王道の参考書で今ある人気の英語長文参考書の雛形ともいえる一冊です。
全文解釈・音読ページ・音声付きなど出た当時は革命的な参考書でした。
この参考書は１・２・３の３つのレベルに分かれており、２と３が大学受験向けのものとなっています。
レベル感でいうと２が共通テストレベルくらいで３が早慶などの難関大学レベルになっています。
２と３の間のレベルの差がかなりあるのでこの２冊を続けて使うというのはあまりお勧めしません。
長文に苦手意識があったり何をすればよいのか分からないといった人に最適な一冊になっています。
英語長文レベル別問題集
この参考書を使うことで、前述の「ハイパートレーニング」の前後に演習量を確保しつつ構文が学べます。
重要語彙や文法はもちろんのこと、構文の解説にも非常に力を入れているのでなんとなくではなくしっかりと構文を理解したうえで長文読解できるようになる力が身に付きます。
更にこの参考書には６つのレベルがあるので一冊目の参考書としても最適ですし、自分の適正レベルに軌道修正したいときにも使えます。
レベル別の種類が豊富であるため、ハイパートレーニングの２と３の間にこれの５を挟むといったような難易度の差が激しい参考書のつなぎの役割もすることができます。
必ず自分の志望校にあったレベルの問題集が用意されているため過去問に入る前の仕上げの一冊としても使うことができます。
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