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【過去問】京都教育大学に合格するために!英語の傾向と対策【勉強法・参考書】

「京都教育大学の入試問題ってどんな感じ??」

「英語はどう対策したらいい?」

「現時点で合格圏外、E判定でも京都教育大学に合格する方法を教えてほしい!」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

はじめまして。

「E判定、合格はできないよ」と言われた数々の生徒を

逆転合格へと導いてきました武田塾JR奈良校です。

 

武田塾では、日本で出版されている全ての参考書を分析し、

京都教育大学の過去問分析を積み重ねて、

たくさんの生徒と共に、逆転合格を掴み取ってきました。

 

本記事では、

京都教育大学の英語対策についてご紹介いたします!

あなたの京都教育大学合格への一助となれば幸いです。

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目 次

〇 出題実績

 京都教育大学の2次試験英語ではどのような問題が出題されるのか!?

〇 英語の対策・勉強法について

 合格点を取るための英語の勉強法を基礎レベルからまとめました!

 ・ 単語・熟語を覚えていく

 英語の基礎体力!単語はどうやって勉強する??

 ・文法をマスターする

 ボキャブラリーを増やすとともに、文法もしっかり固めよう!

 ・英文解釈の土台を作る

 まずは「英文解釈」のエンジンを作ろう!

 ・長文問題をたくさん解いていく

 配点の大部分を占める長文問題への対策は?

 ・英作文の力を身につける

 難しめの和文英訳、そして150語英作文をどう攻略する!?

〇 いざ、過去問へ

 最後に、過去問への取り組み方についてまとめました!

 

 

京都教育大学の英語 出題実績

京都教育大学二次試験英語は、教育大の英語らしく重厚な問題設定となっています。

近年は大問6題構成うち3題は長文問題4題目が誤文訂正問題5題目が和文英訳問題、そして最後の6題目が150語程度の自由英作文となっています。

これを120分で解きます。

出題形式は2019年度に自由英作文が追加される形で今の形式になりました。

今後もしばらくは同じような問題パッケージが続くと想定されます。

このセットに対して120分の解答時間はやや短く、戦略を立てた上での形式慣れが必要となります。

また、問題の内容からしても、通常の受験勉強に加えて別に意識しないといけない部分もあります。

目的を明確に意識した対策を行うため、まずはこの出題実績を細かく見ていきましょう。

大問1・大問2(記述式)

京都教育大学 英語.001

 大問1と大問2は記述解答式の長文問題です。

 約600語程度の長文が題材となり、本文中に下線部が施される形で小問が仕込まれます。

 小問に内容は「下線部を和訳しなさい」というシンプルなものや、抽象的な語句に下線部が引かれて「〜とはどういうことか、日本語でまとめなさい」というような広めの解答を要求するものがメインとなっています。

 他の教育大学や国公立大でよくあるような問題です。しっかり記述対策して臨みたいところです。

大問3 長文読解(マーク式)

京都教育大学 英語.002

 続いて大問3も長文読解問題ですが、今度は4択の空所補充問題となっています。

 長文を読みつつ、途中に出てくる空所に入る適切な表現をそれぞれ4択で選んでいくという形式です。

 選択肢は前置詞や熟語を成す語が並んだりするほか、意味が大きく異なる単語が並び、空所周辺の文意から判断して適切なものを選ぶものまでと様々です。

大問4 誤文訂正問題

京都教育大学 英語.003

 大問4は誤文訂正問題です。

 文が10個並び、それぞれに含まれている文法的・語法的・意味的な誤りを発見し、その部分を直して全文書き改める形の問題です。

 また、ときに「誤りがない文」もあり、それについてはその旨を答えるということで、なかなか慎重さが要求される問題であります。

 長文一辺倒ではなく、ある程度細かな文法や語法も覚えておかないといけないということです。

大問5 和文英訳問題

京都教育大学 英語.004

 大問5は与えられた日本語を英文に直す和文英訳の問題です。

 題材となる文章は、教育にまつわる書籍から抜粋されたものが多く、「日本語的な」日本語と言えます。

 それを、知っている英語で書けるように読み解き、慎重に作文していきます。

 なかなか英語にしにくい素材文であるほか、英作文上のポイントも多く含まれた箇所に下線が施されるため「きっとこう書いてほしいんだろうな」と出題の意図を読み取るのも大切です。

 例文をたくさん覚えておき、そのストックの中で書けるものに調整していく練習が必要です。

大問6 自由英作文問題

京都教育大学 英語.005

 大問6は自由英作文の問題です。

 英文で与えられるテーマを読み、それについての作文を150語程度の英語で書く、というものです。

 150語というとそれなりの内容を書かないとまとまりのない文章になってしまいます。

 解答時間120分の中で他の5大問のことを考えると、スムーズに行きたいところであります。

 減点され難い守りの答案を書けるようになるだけでなく、それをできるだけスムーズに完成させる能力を高めておかないといけません。

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京都教育大学 英語の対策・勉強法

 将来英語を教える道を歩もうとする受験生を絞るためのテストです。

 このように、なかなか簡単ではありません。

 しかし、正しい道のりを歩んでいけば、ライバルより高得点を取って、合格点を取れるはずです。

 英語を基礎レベルから初めて、京都教育大学の問題がスムーズに解けるようになるための道筋を示します!

単語・熟語を覚えていく ~参考書・勉強法~

 まずは何を差し置いても英単語です。

 基礎的な英単語を知らないことには、文法の勉強も読解の基礎練習も進んでいきませんから、まずは勉強すると決めたその日から単語の勉強をスタートさせましょう。

 世の中には様々な単語帳が発売されています。
 見た目やレイアウトはもちろんのこと、どういったレベルを対象としているのかというところでも様々差があります。

 特にこだわりがなければ次の『システム英単語』をお勧めします。

 

 この『システム英単語』何が素晴らしいかというと、本当に“頻出順”に単語が載せられていて、大学受験に必要なものから効率よく覚えられるという点です。

 具体的な勉強法を説明します。

 まず、1日に幾つ進めるか、目標を決めます。
 単語なので出来るだけ早く進めたほうが、役に立つ機会も多くなります。10語や25語など少なすぎると、なかなか先に進めない(ということは復習の回数も減ります)ですので、最低でも50語、思い切って100語ぐらいを目標にするのも良いです。

 まずはその目標の範囲を一通りチェックします。

 『システム英単語』はレイアウト上、意味を隠して見出し語だけを見ながら下にずらしていくということができます。

 まずは、すでに知っている単語とそうでない単語に分けましょう。

 まだ知らない単語については別の紙に書き出して、スペルと意味をリストアップしていきましょう。

 その後、リストアップした単語を5個ずつや10個ずつにグルーピングして覚えていきましょう。

 50個一気に覚えるのは難しくても、5個ずつや10個ずつなら時間をかければ覚えられるはずです。

 すべてのグループの暗記が済んだら、その日の範囲の単語を全てもう一度、覚えているかどうかチェックしましょう。

 漏れがあった場合は、再度暗記し直します。

 全部覚えられたことが確認できたところで、その日の単語の勉強が完了します。

 決めた量をしっかりやり切ることが大切です。

 1週間のうち、4日間新出の範囲を進めたら、その後2日はその範囲の復習をすることが大事です。

 新しい分を進めると、初めのうちに覚えたものはどんどん抜けていくのが世の常です。

 しっかり復習していきましょう。

 文法や読解の勉強をスムーズに進めるために『システム英単語』であれば、まず第1章・第2章の1200語を一気に完遂したいところです。

 1日に進めるペースは他の科目の勉強や生活スタイルにもよると思いますが、なるべく一気に進んでおきたいところです。

 『システム英単語』が終わったら、次は『速読英熟語』に移りましょう。

 

 熟語も別途暗記が必要です。長文の中に織り交ぜられていたり、四択問題の選択肢に並んだりします。
 熟語は覚えていれば、あっさり対応できますが、覚えていなければなかなか苦しいものがあります。
 ぜひこの『速読英熟語』でまとめて覚えていきましょう。

 『速読英熟語』は、長文の中で英熟語を覚えていくというコンセプトです。

 この『速読英熟語』にいく前に、この後に述べる英文解釈や長文の勉強をある程度進めておくのが重要です。

 また、『速読英熟語』には別途、音源CDがついています。

 実際に読まれる英語と同じスピードで音読することで、返り読みすることなく前から順に意味をとっていく思考回路を育てていくことができます。

 これにより、目に見えない力ではありますが「速読」の力をつけることができます。
 着実に読解力が増していくので、総合的に英語力をアップさせていくことができます。

文法をマスターする ~参考書・勉強法~

 学習初期は、文法の勉強にも時間を割きましょう。
 単語だけでは文を読むことも、正しい語順に並べ替えることもできません。単語とともに、文法も鍛えていきましょう。

 文法の初歩を学ぶのには、次の参考書が最適です。

『大学入試  肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)

 

 まずは中学英語の総復習から始まり、「動詞」「副詞」「5文型」などの文法用語を押さえ、高校範囲に進んでいきます。

 大単元が細かい小単元に分かれ、重要事項がコンパクトにまとまっています。

 大単元の導入やまとめの部分では学ばないといけないことが一覧化されていたりなど、体系的に学べるような工夫が随所に成されています。

 また、章の終わりにはチェック問題が5題ついていて、内容が確実に定着したかどうかを試すことができます。

 最初は焦ることなくこの『肘井のゼロから英文法』で高校英語の全体像を掴みましょう。

 難しめの章であっても、45分から1時間程度でチェック問題まで含め終えることができます。

 早い方で1週間、ゆっくりかけても3週間程度で終えてしまいたいところです。

 『肘井のゼロから英文法』が完璧になったら、次は本格的な問題演習に移りましょう。

 文法問題集も様々発売されていますが、一番必要十分なのは、次の『ネクステージ』です。

 

 第1章から第16章までは、主要な文法単元ごとに入試問題が配列されています。左ページに問題、右ページに解答解説、というページ構成です。

 網羅性が非常に高く、これ1冊を完璧にすれば大部分の文法問題に対応できます。
 また、後半は語法(単語それぞれのルール)やイディオム(熟語)、会話表現などにも章が割かれており、適語選択や並び替え問題に対して十分な対策を取ることができます。

 この『ネクステージ』をしっかりやりきることが1つ英語の大きな山場となります。

 取り組む際に気をつけたいのは「“ただ答えだけを覚えた状態”にならないように」ということです。
 繰り返しこなしていくと、「この文の答えは3番!」というように無意識的に答えの記号を覚えてしまいがちです。

 しかし、入試では同じ問題が出題されるわけではありません。

 「同じ考え方・知識事項」が含まれた問題が出題されるのです。

 その“考え方”を掴むのが重要なのです。

 よって、答えを選ぶ際には「これは選択肢を見るに〜〜の単元の問題。〜〜という決まりがあるから1番と2番の選択肢はバツ。4番は文法的にあり得るけど、〜〜という意味になってしまうので、文の前半部分と合わないからダメ」というように1つ1つの選択肢を吟味できるようになりましょう。

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英文解釈の土台を作る ~参考書・勉強法~

 英文読解の際に、文構造は意識しているでしょうか。
 文の要素(S,V,O,C)を的確に素早く捉え、修飾関係を見抜き、正しい意味を取る「英文解釈」というステップです。

 学校の教科書や、センター試験・共通テストレベルの文章なら、何となく単語の意味をつなげるだけで突破できることも多いですが、難関大の入試問題となるとそういうわけにはいきません。

 込み入った構造の文が長文の中でも頻発し、単語が分かっても意味が入ってこない、ということが生じます。

 

 しかも、京都教育大学の2次試験ような込み入った内容説明問題を出題する大学であれば、それは点数に直結してきます。

 むしろ簡単に読める部分の方がほとんどないといってよいくらい、複雑な文章が題材になっているので、力がある人とそうでない人とでしっかり点差が出るようになっています。

 ということで、英語学習の早い段階から、英文解釈を強く意識した学習を心がけましょう。 

 早くに身に着けておいたほうが、その力を発揮できる場面も多くなるので、長文を本格的にやる前よりも英文解釈の勉強が絶対先にあるべきです。

 「今までそんなこと気にしたことなかった!」という人、あるいは入試までまだ時間がある人は、思い切って基礎に立ち返り、次のような参考書からステップアップされることをおすすめします。

『大学入試 肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)

 

 先ほどの『ゼロから分かる英文法』と同じ著者が、読解のために文法を活かす方法論を説いた本です。

 英文法で学んだ文の形をどのように発見し、意味の取り方・和訳に反映させていくか、その具体的な手法が載せられています。

 実際に英文を左から右に読み進めていく中で、どのようなことを考えながら読むと、返り読みをせずに一読にて理解が進むかに重点が置かれており、これから長文問題を取り組む上でのベースを作り上げることができます。

 各単元には実際の入試問題での文例が載せられており、それを実際に読み解きしながら進めていくことができます。

 具体的な例に多数触れられるほか、実際に頭を使ってみることができるので、学んだことが机上の空論にならず、実践できるところまで到達しやすくなっています。

 各例の最後には“発展問題”もついています。まだ参考書学習の裾野の部分ではありますが、この“発展問題”クラスになるとなかなかハイレベルです。

 それも含めてしっかりやり切ることができれば、自信を持って次の参考書に進んでよいでしょう!

『英文解釈の技術70』(桐原書店)

 

 入試問題を題材に、70の例題と演習問題が載せられています。
 1つの文章につき1つポイントが盛り込まれていて、実際に自分が訳すこと・解説を熟読することでモノにしていきます。
 単語力も付くという嬉しい副作用もあります。

 『読解のための英文法』で学んだことを活かしながら、次のようなやり方で取り組んでみましょう。

 1回目は、まずノーヒントで日本語訳を書きましょう。
 実力でどこまで訳せるかをまず把握します。
 このとき、本文にS,V,O,Cをつけたり、意味のカタマリをカッコでくくったり、自分の考える修飾被修飾の関係を矢印で示したりもします。
 自分の初手の解釈がどうだったか、その思考過程を残すのです。

 次に語彙のヒントが書かれているところがあるのでそこだけ見てもう一度考えましょう。「もし単語が分かっていたとして」の解答が出来上がります。

 その後、解説を読みましょう。
 自分の読み方と正しい読み方とが一致しているかどうかを吟味していきます。単語までしっかり分かっていても、意外と違う意味の取り方をしていたり、なんとなくで訳したりしているところがあったりするものです。

 そのような点を正していくことで、英文解釈の力がついていきます。

 さて、『英文解釈の技術70』をやりきったくらいのレベルに行けば、長文読解の演習もかなり実りのあるものになってきます。
 一旦、この後に述べる長文問題集のハシゴを登っていくとよいでしょう。

 長文の数をこなしていったところで、さらにもう一段階上のステージに行きましょう。

 以下は、ハイレベル受験生ご用達の骨太参考書です。

『ポレポレ英文読解』(代々木ライブラリー)

 

 古くから数多くの受験生に愛用された有名な参考書です。

 50の硬派な英文を解きこなしていく中で、抜群の英文解釈能力がつきます。

 それぞれそれほど長くはない50の文章でここまでいくか?と感じられる、栄養価満点の1冊です。

 個々の英文には倒置や省略、名詞構文など、読解上難しいポイントがふんだんに盛り込まれています。

 単語で困ることはこのレベルになってくると少ないとは思いますが、先ほど紹介した勉強法でこの本も進めていきましょう。

 

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長文問題をたくさん解いていく ~参考書・勉強法~

 続いて長文問題の対策を紹介します。

 単語や英文解釈の勉強を並行しながら、徐々にレベルアップしていく長文問題集の階段を駆け上がっていきましょう。

『レベル別英語長文問題 Solution 1』

 

 まずは、背伸びせずベーシックなところからスタートしましょう。
 『英語長文Solution1』は、程よい難易度で、解説も充実しており、単語等のまとめも見やすくなっているので初心者におすすめです。

 1日1題をめどに、毎日英語を読んでいきましょう。

 解いた後は、まず構文解析と全文訳を読み、自分の読みが正しかったかを照合していきましょう。

 自分がその時点で知らなかった単語や表現もチェックしておき、紙に書き出しておくことが大切です。

 その段階で「あ、この問題間違ってるかも・・・」と気づくこともあります。

 その問題は、しっかり内容が読めていれば正解できた問題ということです。

 その後、問題の答え合わせをしていきましょう。自分がどう考えたか・選ばなかった選択肢はなぜ外したか、というところまであっているかどうか確かめましょう。

 また、本書でも載せられているように、解き終わって英文構造などをしっかり確認した長文については繰り返し音読することで、前から読み進めていける「英語脳」を身につけていきましょう。

 音読は、返り読みせずに英語を英語の語順のまま読んでいけるようになるために外せないステップです。

 サボらずにこなしていきましょう。

 何度も読み込んだら、難易度を上げた次の問題集に進みましょう。

『英語長文ハイパートレーニング2』(桐原書店)

 

 続いて『英語長文ハイパートレーニング2』に取り組むと良いです。

 難易度としては、いよいよ共通テストレベルに近づいてきたというところで、それまでに学んだ読解法や単語・熟語を生かして全力で取り組みたいものとなっています。

 この『英語長文ハイパートレーニング2』も、問題を解いた後に音読がしやすい構成になっています。

 構文解析のところで1文1文の文構造を把握したのちに、「白文」を使って、音読していき、英語の語順のまま意味が取れるかどうか試してやっていきましょう。

 最終的には、付属のCDから読まれる英語と同じスピードで音読して意味が取れるように回数を重ねて練習しましょう。

 続いてこのレベルの卒業試験的な位置付けで、次の問題集に取り組んでみましょう。

『関正生の英語長文ポラリス1』(KADOKAWA)

 

 共通テストレベルを固めるのに最適な長文問題が12題収録されています。

 大学入試の英語長文には、時代時代に応じてよく題材となりやすいテーマがあって、それについての背景知識があると長文を読むときのヒントになり得ます。

 このポラリスシリーズはそこにも注目していて、昨今の大学受験で頻出のテーマを12に絞り、その背景知識がよく身につく長文が選ばれています。

 この後の学習で「あ、この長文のテーマ、ポラリスで読んだことあるな」と思うことが多くあるはずです。

 そのような点でもこの問題集は有意義です。

 引き続き音読を重ねながら身につけていきましょう。

 このあたりで共通テストの問題もある程度解けるようになっているはずです。

 京都教育大学に合格するためには、共通テストでも高得点を取らないといけません。80分の制限時間で解き終わるように過去問や各種予備校の予想問題にも取り組んでおきましょう。

 一方で2次試験の問題は共通テストのそれよりももっと難しいですから、ある程度速読力を身につけたところで、より難しい長文問題にも向かっていく必要があります。

 これまでに登場したシリーズのレベルアップバージョンである以下の問題集に取り組みながら、どんどん読解力を磨いていきましょう。

『レベル別英語長文問題 Solution 2』(かんき出版)

 

『英語長文ハイパートレーニング3』(桐原書店)

 

『関正生の英語長文ポラリス2』(KADOKAWA)

 ここまで取り組むことができれば、仕上げとして京都教育大学の入試問題をより意識して、記述式の問題を多く含む長文問題集に移行しましょう。

 以下の参考書は、国公立大学を受験するのであれば必ず取り組んでおきたい問題集です。

『国公立標準問題集CanPass英語』(駿台文庫)

 

 この『CanPass英語』は、全国の国公立大学の入試問題の中から、学習効果の高い良問を厳選して収録しています。

 国公立大学でよく問われる入試問題を中心に、実践的な問題をたくさん解くことができます。

 記述式問題については採点基準が詳細に載せられており、自分一人でも勉強しやすいようになっています。

 その他、各大問について標準解答時間や難易度の他、解答用紙が添付されているなど、学びやすさをケアした工夫が多数なされています。

 ここに載せられている20題で一気に実戦力を身につけましょう!

英作文の力を身につける! ~参考書・勉強法~

 京都教育大学の入試で合格点を取るにあたって、もう一つ重要な要素となるのが英作文の力です。

 大問5の和文英訳、そして大問6の150語自由英作文についても、しっかり点数を取っていかないといけません。

 英作文は勉強しにくい分野です。

 まず、これまでの勉強経験を考えてみても、多くの人が圧倒的にリーディング過多で、読解に対する作文の学習時間はかなり少ないはずです。

 また、自分の書いた英文が合っているのかどうか答え合わせがしづらいという難しさもあります。

 そのような困難を解決してくれるのが、次の参考書です。

『大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編』(桐原書店)

 

 英作文の力を細かく分解し、これまで習った英文法を「英作文のための英文法」として66の項目に再構築し、体系的に学んでいくことを可能にした本です。
 時制や助動詞など、ある程度慣れ親しんだはずの文法事項も、英作文の場になるとなかなかアウトプットできないものです。
 また、思い込みによる誤用をたくさんしてしまったりなど、英作文初心者が陥りがちな穴をたくさんふさいでくれます。

 各セクションの最後には復習問題がついており、さらに本書のまとめとして国公立大学の入試問題に取り組むコーナーもあります。

 英作文はあまり勉強できていない出題形式だと思いますが、とにかくこの1冊に真剣に取り組んでみましょう。
 意外と登っていけるはずです。

 取り組み方としては、まず実力で各ページの問題を英訳していってみましょう。
 下に続く解説を読むことなく、まずは自分の持っている知識を総動員して考えます。とは言っても、1文に何分も時間をかけていたって仕方がないので、だいたい1文に2分~3分程度の解答時間を設けましょう。

 その後、解説を読みましょう。自分の思っていた通りの内容もあれば、そうでない箇所もたくさんあるはずです。「へー、そうなんだ!」という気づきを大切に、積極的に学んでいきましょう。

 最後にもう一度、模範解答の英文を書いてみます。
 ある程度覚えようとすることも重要です。
 解説で書かれていたことを意識しながら、正答を見ずに自分で作文しましょう。
 それが合っていたら、そのページは一旦おしまいです。

 その日にやると決めたページにある文すべてについて、このように進めていきましょう。

 ある程度、日数と量がたまったら、もう一度復習をしましょう。
 日本文だけを見て、模範解答通りの文が書き出せるかを確認するのです。解説に書かれていた説明が頭をよぎるようになっていれば完璧です。

 この参考書には復習問題演習問題含めて、実にたくさんの英文が入っているので、上記のようなやり方でやりこめば、相当力がついているはずです。

 この緑のハイパートレーニングで英作文の下地を整えたら、続いて自由英作文の対策に向かいましょう。引き続き同じシリーズのこの本を使いましょう。

『大学入試英作文ハイパートレーニング自由英作文編』(桐原書店)

 

 最終的に書けないといけないのは、150語の自由英作文です。

 単に思ったことをつらつらと書くだけでは、まとまりが悪いですし、それこそ内容点で減点を喰らいます。

 そこでまずは、英語のエッセイの書き方を身に着ける必要があります。
 日本語の作文にも型があるように、英語のライティングにも、皆が守っている書き方のパターンがあるのです。

 まず導入のIntroductionがあって、

 次に本文であるBodyがあって、

 最後にConclusionで締めくくる。

 そのようなパターンや、型の中での表現例を知るための師としてこの参考書は最適です。自由英作文について何も知らなくても、これ一冊でちゃんとした型の作文が書けるようになります。

 また、帯にあるように「すばやく」よい答案をまとめる技術を伝えてくれますので、時間的に厳しい県立医科大の入試を突破できる突破口となります。

 これも、まずは設例を自力で作文。

 このとき時間を測っておくと、回数を重ねるうちに語数や設定に対してどれくらい時間がかかるか自分のクセが分かってきます。

 また、それがだんだん短くなっていくのも感じられるはずです。

 その後、説明を読み、推敲を行います。1文単位での修正もそうですが、文章全体としての構成にも気を配りましょう。

 収録されている例題についても、過去問の問いかけに似ているものが多く、大変実戦的です。

 本書をしっかりやり込んで、最後は過去問に向かいましょう。ブログ校舎HPバナー

 

 

いざ、過去問へ!

 上記のように対策を積んでいったところで、実際に過去問に取り組んでいきましょう。

 始める時期ですが、時期としては入試本番の4か月前程度、前年10月付近から始められれば問題ないです。

 これより早い時期ですと、まだ粘って力をつけてから初見で行うほうが良いですし、遅い時期だと、案外届いてなかったときに修正する時間が短くなります。

 次に、実施するときの注意点をまとめます。

 まず第一に、解答時間を守ること。

 過去問に取り組む目的は「形式慣れ」「難易度慣れ」「時間慣れ」です。

 解答時間120分に対し、この大問6つはなかなかハードです。

 時間内に得点を最大化できる自分なりの戦略を立てるためにも、120分一本勝負を心がけましょう。

 実施したら、見直し・検討の時間をたくさん取りましょう。

 答え・解説・全訳の確認に加え、自分の書いた記述式の答案がどこまで精度の高いものなのかを、指導できる人に見てもらうことが大切です。

 特に英作文は、添削できる人の手が加わると大きく変わります。

 個別指導の力を借りられる人は、どんどん頼っていきましょう。

 

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