【大学受験】英作文の書き方・勉強法・参考書・コツなどを徹底解説！

武田塾神保町校です。

今回は英作文が出題される慶応経済や早稲田政経、旧帝大などの大学の受験に向けた英作文の書き方や勉強法、必要な参考書やコツを徹底的に解説していきます！

１．基本的な英作文の勉強法

２．必要な英作文の参考書

３．和文英訳型英作文の勉強法や対策（東北大などの旧帝大タイプ）

４．自由英作文の書き方や勉強法（慶應経済・早稲田政経タイプ）

１．基本的な英作文の勉強法

英作文を書く。純日本人からしたら結構抵抗感があると思います。文法問題や読解問題はできるけどｍ英作文はちょっと…という人は多いのではないでしょうか？中には「英作文は無理だから他で稼ごう…」と思っている人もいると思います。

ちょっと待ってください！実は英作文は対策さえすれば稼ぎやすい科目なんです！しかも帰国子女に対して最も差をつけることができるポイントの一つだといっても過言ではありません！！さらに、わざわざ丁寧に添削しなければいけない英作文を出題しているということはそれなりに配点も高いのです！例えば慶應義塾大学経済学部の場合、英語の配点はリーディング９０点、英作文１１０点となっており英作文の配点比率が高めになっています。

①　なぜ英作文は稼ぎやすいのか

英作文で使う文法や語彙は中学レベルのもので十分です。高度な文法や語彙を使う必要性は全くありません。自分が使うことのできる簡単な語彙と簡単な文法を用いて、正しい英語で表現すれば大丈夫なのです！これをできるようにする練習さえすれば英作文の点数は劇的に変化します。

②　なぜ帰国子女に差をつけることができるのか

みなさん中学校の時に国語の文法問題に悩まされた経験はありませんか？我々が日本語の文法知識が少ないのと同様に、英語がネイティブの人は英語を話すことはできても正しい文法を知らない場合が多いのです。英作文では文法のミスは減点されてしまうので、ネイティブの人は意味自体は伝えることができても、英文が話し言葉だったり、文法が崩れていたりすることで減点されてしまうのです。

それに対して我々日本人は英語は話せなくても、正しい英文法なら身についています。つまり文法ミスで減点されることを防げるのです。あとは簡単な文法と語彙で自分の伝えたい内容を書けるようになればOKなのです！

③　まずは例文暗記！

まずは基本的な例文を１００文程度覚えましょう！

例文暗記をしていくことで正しい文法や表現方法を身につけることができます。

基本的な例文を暗記すれば、あとは覚えた例文の文構造はそのままで単語だけ変換して書いていけば、どんな文章でも一通りは書けるようになります。

市販の例文集に乗っている例文を何度も書いて暗記し、暗記した例文を使っていろいろな文章に変えてみる練習を繰り返しやることで応用力がついてきます。

２．必要な英作文の参考書

武田塾では「ハイパートレーニング英作文　和文英訳編」と「ハイパートレーニング英作文　自由英作文編」を推奨しています。

和文英訳編の方には基本的な例文や、その演習問題、そして何かと役立つフレーズ集が過不足なく載っているので、これ一冊で英作文の基本能力を獲得できます！

自由英作文編では和文英訳編で培った基礎を土台に、長めの英文を書く際の書き方について詳しく説明されており、様々なタイプの演習問題が載っています。

３．和文英訳型英作文の勉強法や対策

旧帝大などで出題されることが多い和文英訳型英作文についてです。ここで求められている能力は英語力というよりも国語力です。日本語を英語に訳す作業は単に逐語訳（そのまま単語の意味通りに訳すこと）ではいけません。その日本語がどういう意味を表しているのかを考えて、近い意味の英語に直さなければならないのです。例えば「彼は宿題をやってこれなかった。」という日本語を英語に訳すとしたら皆さんならなんて訳しますか？

おそらくここで難しいのは「やってこれなかった」という部分の訳し方です。単語帳には「やらない」という単語は載っていないため直訳することができません。こういう時は「彼は宿題をやってこれなかった→彼にとっては宿題をやることが難しかった」というように同じ意味でも言い方を変えてみることで、この文章は「It was difficult for him to do his homework.」という簡単な文章で表すことができるのです。

このように言い方を変えてみることで自分が知らない単語でも別の表現方法で書くことができるようになります。

和文英訳ではこうした変換能力が重要になってくるのです。