【数学の基礎固め】基礎問題精講は何周すればいい？【一冊を完璧に】
さて、今回は参考書を使って自学自習をしていこうと思っている
すべての学生に読んでほしい内容です！
数学の基礎固めとして武田塾ではおなじみの参考書！
『基礎問題精講』に関する話をします！
もしあなたがこの参考書に取り組むなら、何周しますか？
武田塾では「一冊を完璧に」という大切な理念があります。
基礎問題精講に限らず、どんな参考書でもそうですが、
どこまでやったら”完璧”になるんでしょうか？
そんな疑問にお答えします！
まず最初に考えるべきことはコレ！
先ほど
もしあなたがこの参考書に取り組むなら、何周しますか？
と質問しました。
しかしあなたが参考書に取り組むときに考えるべきことは
「何周するか？」ではありません。
「どうしたら完璧になるか？」でもありません。
あなたがまず最初に考えるべきことは、
「どんな状態が完璧と言えるか？」なんです！
つまり、「完璧の正体」を見破ろうといことです。
完璧ってやつが何者なのか。
それがわかって初めて目指すべきゴールが定まり、進むべき方向がわかるんです。
例えばあなたがタピオカを飲みたいと思ったとき、
まずやるべきことは何かというと、
「タピオカ屋をググる」ことです。
そして一番近くの店を見つけ、その店に向かって歩き始めますよね。
「基礎問題精講を何周したらいですか？」っていう質問は、
「どれだけ歩いたらタピオカ屋に着きますか？」っていう質問と同じです。
あなたが友達に
「めっちゃ歩いてるのに全然タピオカ屋に着かないわ～」
って言われたらどう答えるでしょうか？
僕ならこう答えます。
「そもそもタピオカ屋の場所わかってる？」
そこで友達は驚嘆します。
「え？！その発想はなかったわ！！」
この友達のことをあなたはどう思うでしょうか？(笑)
というわけで、基礎問題精講を何周したらいいのか、参考書を何周したらいいのか
と悩んでいるあなたがまず最初に考えるべきことは
「完璧とはどんな状態か？」を考えることです。
それがわかって初めてあなたは”完璧”というゴールに向かって歩き始められるんです。
完璧の正体は？
さて、「一冊を完璧に」というときの完璧とはどんな状態なんでしょうか？
実は、完璧の正体は参考書によって変わります。
今回は基礎問題精講が主役なので、
基礎問題精講にとっての完璧の正体をお話しします。
ほかの参考書は別の記事で取り上げますね！
では結論です。
基礎問題精講にとっての完璧の条件は2つ！
①全問正解できる
②問題文だけを見て解き方の方針が言える
順番に説明します。
完璧の条件①全問正解できる
これはみなさんもすぐに思いつくと思います。
正解できない状態で、完璧なわけないですよね。
1回目で解ける問題もあるでしょうし、
5回やり直してやっと正解できるようになる問題もあると思います。
何回解き直してもいいんです。ちゃんと正解できるようにしてください。
大切なことは、同じ問題を1週間後、1か月後、1年後に解いても正解できるようにすることです。
そのためには丸暗記ではダメです。
じゃあ何を意識すればいいのかというと、それが完璧の条件の2つ目です！
完璧の条件②問題文だけを見て解き方の方針が言える
基礎問題精講に限らず、数学の問題集においては常にこれを意識して取り組んでください！
例えば、定期テストでは点が取れるのに、模試で点が取れないという人は、特にこのポイントを意識してほしいです。
参考書を何度も解き直すと、解説文や図を覚えてしまいますよね。
例えば二次関数の問題を解くとき、問題文には数式しか書いていないのに、
何回も解き直すことで
「あー、この問題は上に凸のグラフやな。」
「はいはい。y切片が3のやつね。」
みたいに、覚えてしまってると思います。
もしこの状態で解いて正解したとしても、それは完璧とは言えません。
自分の頭で解き方の方針や図・グラフを考えなきゃいけません。
定期テストで点が取れるのに模試では取れないという方は、
きっとこの罠に陥ってしまっています。
定期テストでは、問題文だけでなく、授業でやった図やグラフが頭の中に入っているから解ける。
でも模試や入試本番では、問題文という情報しか与えられません。
限られた情報から解き方の方針を考えられなければ、正解できないんです。
そのためにも、基礎問題精講では常に
「なぜこの公式を使うのか？」
「なぜこの数式がこのグラフになるのか？」
「なぜこの問題でこの定理を使おうと思えるのか？」
などを自問自答しましょう。
そして問題文だけを見て解き方の方針が言える状態を目指しましょう。
まとめ
それでは今回のまとめです。
☆参考書を完璧にするための第一歩は「完璧の正体」を明らかにすること！
☆基礎問題精講の完璧条件は、
「①全問正解できること」
「②問題文だけを見て解き方の方針が言えること」
武田塾YouTubeチャンネルでも同じテーマについて話しているので、
ぜひ参考にしてください！
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