みなさんこんにちは！
武田塾東久留米校です！
今回も元武田塾生、東久留米校講師による、
参考書の使い方紹介をお届けします！
紹介する参考書は・・・
HISTORIA
です！
これをこなせれば
私大受験に関しては
世界史の受験勉強は大詰めを迎えると言っても
過言ではありません。
自信をもって過去問に取り組めますよ！！
講師が受験生時代、実際に使っていた使い方を紹介するので
独学で受験勉強をしている方もぜひ参考にしてくださいね！
どんな参考書？
表紙からもう手強さが伝わってきますね…
私はこの表紙の右側にいる
ヴィクトリア女王に一目ぼれして
購入しました。
私の中では「世界史ヴィクトリア」です。
新しい参考書にワクワクしながら帰宅。
しかし中身を見て絶望しました。
独学で世界史を勉強し始めた
世界史初心者の私には
到底太刀打ちできない問題のオンパレード。
購入してから実際に使い始めたのはそれから半年以上後。
私は出来るだけ早く愛しのヴィクトリアに
お近づきになろうと
血眼に学習を進めていました笑
私の淡い青春でした…
レベル感
武田塾ではMARCHルートに属している参考書です！
「僕早慶目指しているんだけど(-_-)」
という方ご安心ください。
MARCHルートに入っているだけで
網羅度は早慶受験にも十分対応しています。
そのため早慶を目指している人にとっても
自信をもっておすすめできる演習系参考書です！
やるべき人
・縦の歴史、横の歴史をある程度理解している人
・共通テストで安定して８５％以上取れる人
・過去問まで時間があって腕試しをしたい人
上記に当てはまる人は今すぐに本屋さんに行ってください。
この参考書をこなさなくとも
MARCHの世界史は合格点を十分に取れます。
この参考書をこなせば
難解なテーマ史や
通史とリンクした文化史など
受験生に一泡吹かせるような南海大問にも
自信をもって解くことができます！！！！！
絶対にやらなければならない参考書ではない理由はこれです。
他教科の進み具合と相談したり、
世界史で他教科をカバーしたいのであればやってみましょう！
やるべきでない人
・通史が終わっていない人
・共通テストで85％以上を安定して取れていない人
・そもそも受験前である人
上記に当てはまる人はやるべきではないです。
圧倒的な量と難しさに3日は寝込むことになるでしょう。
くどいようですが、
この参考書はマルチや
時代と流れと違って
万人受けするものではありません。
時期によっては過去問を解き始めたほうが良い場合もあります。
10月後半～11月前半で赤本に入れる準備ができた猛者のみが
解くことを許される参考書なのです！！
また、この参考書は記述の問題が圧倒的に少ないです。
早慶、MARCHを目指す人にはうってつけなのですが、
国公立を受ける人にはおすすめできません。
どんな力が身につくのか
実際の入試問題をもとに
難易度が高い良問が
ずっしり100題あります。
体感としては
「かゆいところに手が届く」
といった感じです。
通史では扱うことはないが、
入試常連な単語や意味をダイレクトに聞いてきます。
私自身も入試で聞かれる問題で
何問もこれをやらなければ解けなかったものを
聞かれたので相当助かりました。
使い方は？？
それでは使い方を紹介していきます！
順番に見ていきましょう
解く際
1題ずつ解きましょう。
何題も連続で解いてしまうと
復習が大変になってしまいます。
こまめに解く→復習のサイクルを作りましょう。
当然、すべての問題が難問ではありません。
時代と流れやマルチトレーニングで
覚えた内容もたくさん出てきます。
イメージとしては
暗記したものを問題として問われたときに答えられるのか。
ここでできなかった新知識を覚える。
これらがこの参考書をこなす大きな理由です。
意識してほしい点は、
通史で覚えた知識を活用しながら問題を解き、
自分の得意不得意を見つけることです。
例えば
東南アジアの範囲で
列強が来るまえは得意だが、
列強が来たあとは苦手だ。
などです。
苦手なところは当然ながら暗記系の参考書に戻って覚えなおしましょう。
新知識を覚える際にも注意点があります。
この参考書は大きく分けて3つの難易度に分類できます。
武田塾のルートに名前を肖ると
1日大レベル
2MARCHレベル
3早慶レベル
です。
回答を見てもらえばわかるのですが、
解説になにも印がないものは日大レベル。
解説に「難関大レベル」と記されたものはMARCHレベル。
解説に「最難関大レベル」と記されたものは早慶レベルです。
自分の志望校にあったものを率先して覚えていきましょう。
マルつけと分析
赤本も同様ですが、
演習よりも解説の読解と暗記を重視してください。
出来なかった単語、理解に苦しんだ問題は
解説を読んで理解できなかったら
参考書に戻って理解してくるなどの工夫が必要です。
単に答えを書いたりするのではなく
自分の中で納得のいくまで理解を深めることが大切です。
2周目以降
この参考書の２周目以降にはいくつかの使い方があります。
1周したものをもう一度すべて解きなおすのもいい方法です。
これは時間がかかるので10月の段階で取り組めたらやってみましょう。
苦手な範囲、1周目にできなかった範囲をメモしておいて
それをピックアップしてやってみる。
これも相当時間がかかりそうなので11月に入れたら取り組んでみましょう。
何度も言いますが、
そもそもこの参考書をやらなくてもMARCHの世界史は合格点が取れます。
それでもこの参考書をやる意味って何ですか？
1周で終わらせることは
頭のいい方法ではありません。
やると決めたからには周回しましょう！
ざっと答えを見て赤で正解を書いただけで
覚えた気になることはやめましょう。
2周目取り組んでみてください。
絶対にほとんど忘れていますから！！
注意点
この参考書は
世界史の基礎が固まって、
赤本解くまでに時間あり、
難関私大に挑戦するあなたにお勧めの参考書となっています。
そんな受験生に向けて作られた参考書です。
それを踏まえて聞いてください。
この参考書は演習系の参考書です。
これで覚えてしまうのはベストですが、
それは夢物語です。
自分が今までに使ってきた参考書に書き込むなどして
知識を1つの参考書に一元化させましょう。
私は
通史の範囲は詳説世界史に。
文化史はマルチトレーニングにそれぞれ書き込んで
暇さえあればそれらを見て覚えていましたよ！
東久留米校の特訓内容
東久留米校の世界史の特訓では
元武田塾生だからこそできる
用語暗記とその内容の説明ができるか
いつ・どこで・誰が・何を・その結果どうなったかの5W1Hがわかっているか
などの口頭テストを行っています！
これで
毎日しっかり勉強しているのか
サボっていないか
入試に対応できるレベルで覚えているか
を徹底的に管理しています！
気になる方は無料受験相談に一度お越しください！
今回も世界史が大得意な猪俣先生に“世界史ヒストリア”の解説をしてもらいました。
実は私も初学・独学でセンター試験世界史満点取っています(笑)
世界史は猪俣先生が書いてくれた通り、
”何回反復できるか”
と
“情報の一元化”
かできるかどうかがポイントですね
しんどくて大変ですが、勉強頑張ってくださいね！
もっと具体的な使い方を知りたい方や
独学では不安な方は
是非無料受験相談に来てみてください(^o^)／
この記事を書いた
武田塾東久留米校校舎長山岸のプロフィールはこちらから↓
