今回は、福知山校で3年以上の勤務歴を持ち、生徒への圧倒的なホスピタリティで信頼を築くベテラン講師をご紹介いたします。

プロフィール
所属:福知山公立大学 地域経営学部
出身地:京都府
担当科目:英語、文系数学
大学で勉強していること
高校生の頃は医療系のことを学びたいという思いがあり、進路について考える中で、担任の先生に勧めていただいたことをきっかけに現在の大学へ進学しました。今は地域経営の中でも医療福祉経営について学んでおり、地域の中で医療や福祉がどのように人々の暮らしを支えているのか、また、よりよい地域づくりのためにどのような工夫ができるのかを日々勉強しています。
大学での学びだけでなく、内定先の会社の研修に参加して社会で必要とされる考え方や姿勢に触れたり、料理教室に通ったりしながら、自分自身のQOLを高めることも大切にしています。勉強というと机に向かうイメージが強いですが、私は日常の中にも学べることがたくさんあると感じています。いろいろな経験を通して、新しいことを前向きに吸収していくことを意識しています。
将来は、自分が学んできたことやこれまでの経験を生かして、日本の未来を少しでも明るくし、誰もが希望を持てる社会づくりに関わっていきたいと考えています。塾では、生徒のみなさんにとって勉強を教えるだけの存在ではなく、気軽に話しかけたり相談したりできる身近な存在でありたいと思っています。勉強のことはもちろん、学校生活のことや進路のことなど、どんなことでも安心して話してもらえたらうれしいです。
指導でのポイント
①生徒が自信を失わないようにすること
②勉強は「選択肢を広げる武器」だと伝えること

①生徒が自信を失わないようにすること
私自身、高校に入って急に勉強が難しくなり、ついていけなくなった経験があります。それまで見たことのない点数や順位を取ってしまい、「勉強が取り柄」だった自分のアイデンティティを失ったような感覚になりました。塾に行くのも嫌になり、実際に何度か休んでしまったこともあります。
だからこそ、私は「優等生だったから教えられる講師」ではなく、「つまずいた側の気持ちがわかる講師」でありたいと思っています。生徒がどこで自信をなくすのか、なぜ塾から足が遠のくのかは、自分の経験として理解できるつもりです。
指導では、いきなり大きな成果を求めるのではなく、苦手な部分に絞って重点的に解説し、「ここはできるようになった」という小さな成功体験を積み重ねてもらうことを意識しています。同時に、追い込みすぎないことも同じくらい大事にしています。頑張れる量には個人差がありますし、無理をさせて勉強そのものを嫌いにさせてしまっては本末転倒だと考えているためです。
②勉強は「選択肢を広げる武器」だと伝えること
一方で、勉強がすべてではない、ということも正直に伝えたいと思っています。私自身、大学に入って「勉強以外の自分の良さ」を見てくれる友人に出会ってから、ようやく肩の力が抜けました。だから、点数が取れないことで自分の価値まで否定してほしくはありません。
ただ、就職活動を経験して強く実感したのは、学力は自分の可能性を手っ取り早く証明できる強力な武器だということです。そして、学ぶこと自体を楽しめる人、向上心のある人が結果的に選ばれていく場面を何度も見てきました。勉強は「やらされるもの」ではなく、自分の選択肢を広げるための手段なのだと伝えたいです。
大学に入って強く感じたのは、大学で学ぶ内容についていくには、結局のところ高校までの基礎知識が前提になっているということでした。基礎が抜けていると、新しいことを学ぶスタート地点にすら立てません。また、就職活動で営業のロールプレイに取り組んだ際にも、相手の話を整理して論理的に組み立てる力が問われ、これは科目の勉強を通じて鍛えられるものだと実感しました。
こうした話を、抽象的な「将来のため」ではなく、自分が実際に感じたこととして具体的に伝えるようにしています。今やっていることが先につながっているとわかれば、勉強に向かう気持ちも変わってくると思っています。

担当科目について
私が担当しているのは数学と英語です。
この2科目は、文系・理系を問わずどの進路でも使う一方で、苦手意識を持っている生徒がとても多い科目でもあります。だからこそ、教え方次第で生徒の伸びが大きく変わると感じています。
数学と英語に共通して大切なのは、中学や高校に入ってすぐの段階で習う基礎知識だと考えています。ここをおろそかにすると、その先でずっと同じ場所に立ち止まってしまい、応用に進もうとしても土台がないために伸び悩んでしまいます。逆に言えば、つまずいている生徒ほど、原因が意外と手前の基礎にあることが多いです。
指導で意識しているのは、難しい問題ばかりを扱わないことです。生徒は「できるようになりたい」という気持ちから、つい難しい問題に挑戦したくなりがちですが、実際に簡単な問題を解いてもらうと、思わぬところで詰まっていることがよくあります。そこで、あえて基礎的な問題も丁寧に解いてもらい、どこでつまずいているのかを一緒に見つけることを大切にしています。詰まるポイントさえ特定できれば、そこを重点的に補うことで一気に理解が進むためです。
基礎を固めて「わかる」感覚を積み重ねてもらうことが、苦手意識を克服する一番の近道だと考えています。
趣味
私の趣味は旅行と料理です。
旅行は、知らない土地の空気に触れたり、その場所ならではの食べ物や文化に出会えたりするのが好きで、時間を見つけては出かけています。行った先で感じたことや発見が、自分の視野を広げてくれると感じています。
料理も同じくらい好きで、作る過程そのものを楽しんでいます。うまくいかなかったときに「次はこうしてみよう」と工夫していくのが面白く、少しずつ思い通りの味に近づいていく感覚は、どこか勉強にも通じるところがあると感じています。
最近はピラティスも始めました。社会人になると自由に使える時間は限られてくると思うので、比較的時間に余裕のある今のうちに、興味を持ったことにはどんどん挑戦しておきたいと考えています。新しいことを始めるときのワクワク感や、少しずつできることが増えていく感覚は、生徒が勉強で成長していく過程とも重なる部分があり、そういった気持ちを忘れずにいたいと思っています。

学生に一言!
受験勉強は、正直しんどい時期もあると思います。思うように点数が伸びなかったり、周りと比べて落ち込んだりすることもあるはずです。私自身、高校で急に勉強が難しくなり、それまで取ったことのない点数や順位に、自分の取り柄を失ったような気持ちになった経験があります。だから、今つまずいている人の気持ちは、きれいごとではなく本当によくわかります。
でも、ひとつ伝えたいのは、勉強は「できる人が偉い」ためのものではなく、あなた自身の選択肢を広げるための武器だということです。今やっていることは、志望校に受かるためだけでなく、その先の進路や、いつか働くようになったときの自分を、確実に支えてくれます。私も就職活動を通じて、学ぶ意欲や積み重ねてきた力が、人生の場面場面で効いてくることを実感しました。
そして、最初から難しいことに挑む必要はありません。基礎的な問題を一つずつ解けるようにしていくこと、「昨日わからなかったことが今日わかった」という小さな成功体験を積み重ねること。その繰り返しが、気づいたときには大きな力になっています。焦らなくて大丈夫です。
私が指導で大切にしているのは、あなたが自信を失わないこと、そして塾に来ることを嫌だと思わずにいてくれることです。わからないところは遠慮なくぶつけてください。一緒に、詰まっているポイントを見つけて、少しずつ前に進んでいきましょう。
勉強がすべてではありません。でも、勉強を通じて身につけた「自分で考え、乗り越えていく力」は、この先の人生でずっとあなたの味方になります。その力を、一緒に育てていけたら嬉しいです。