都留文科大学は「やばい」のか？MARCHと大学比較してみた。

皆さんこんにちは！武田塾富士吉田校で校舎長をしている川村です！

先日、武田塾富士吉田校に近い「都留文科大学」を調べていたところ、

関連ワードに「都留文科大学　やばい」という記載が出てきましたので、

都留文科大学はやばいのか？

実際にどのような大学なのかを記載していきたいと思います。

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都留文科大学とは？

都留文科大学（つるぶんかだいがく）通称「都留文（つるぶん）」は山梨県都留市にある公立大学です。

もとは山梨県臨時教育養成所として作られ、1960年に都留市立都留文科大学となりました。

もともと教員養成所だったため、教員の育成に力を入れており、現在でも全国から教員を目指す学生がやってきます。

学部は文学部のみの単科大学でしたが、2018年から教養学部が新たに設置されました。

またキャンパスは自然豊かな場所にあり、落ち着いた気持ちになれるキャンパスです。

都留文科大学とMARCHを様々に比較してみた

ここまで都留文科大学の紹介してきましたが、ここからは都留文科大学と偏差値が近いMARCHとの比較していきます。

都留文科大学とMARCHの大学で悩んでいる受験生にとっては、判断材料になると思いますので、是非見ていって下さい。

偏差値面

大学受験パスナビによると、それぞれの大学の偏差値は以下のようになっています。

MARCHについて具体的には

明治大学：57.5～65.0
青山学院大学：52.5～65.0
立教大学：57.5～67.5
中央大学：55.0～65.0
法政大学：52.5～65.0

以上から総合的な偏差値はMARCHの方が高いと言えるでしょう。

MARCHはそれぞれの大学が多くの学部・学科を持つ総合大学です。

そのため学部間における偏差値の幅が大きいのがわかります。

一方、都留文科大学は文学部と教養学部の2学部6学科という小規模の大学となりますが、

それぞれの学部には偏差値の差がほぼ無いことがわかります。

実際、どちらも高い学力がなければ入学できないレベルです。

人気面

人気面ではどうでしょうか。2023年度の入試志願者数を比べていきます。

MARCH：約279,000人
都留文科大学：2,635人

MARCHは5大学分で学部・学科が豊富であることをもありますが、それを踏まえても多くの人数が受験していることがわかります。

例年、早慶上理の受験者数よりもMARCHの方が多く受験されています。

都留文科大学は文系学部であることと、教員志望者がメインであることから、そもそも大学自体が知られていないこともあります。

その点で、知名度が高いMARCHの方が人気は高いといえます。

就職面

次に就職面を比較していきます。

都留文科大学の卒業後の進路

まず都留文科大学は、先に述べたように教員の育成に力を入れている大学として有名です。

そのため教員や公務員になりたいという人には向いているでしょう。

以下、データを参考にしていただけたらと思います。

直近5年の進路データ（都留文科大学HPより）

令和4年3月卒業生　進路状況（前期卒業を含む）学部別

※初等教育学科、社会学科は2018年に募集を停止しています。

上のデータを見ても、教員、公務員への就職の割合が高いのがわかります。

都留文科大学は大学受験の時点で、教員や公務員になりたいと進路の決まっている大学受験生におすすめです。

MARCH

一方、MARCHはどうでしょうか。

MARCHはキャンパスをいくつも抱えるマンモス大学であり、

学部の数も多いため、その就職先は多岐にわたります。

都留文科大学の様にデータでは出しませんが、

・銀行
・インフラ
・証券・投資
・建築・住宅
・情報処理
・広告
・食品・農林・水産

など幅広い職種に対応できます。

また難関大学として知名度のあるMARCHは、学歴フィルターで落とされるといったことは少ないでしょう。

実際、MARCHの就職率が90％以上と言われる中で、全体の16％は有名企業が就職先となっていると言われています。

有名企業への就職を目指したい、受験をする時点で、まだ自分の将来が決まっていないという人にはMARCHを目指していくのがおすすめです。

立地面

都留文科大学は山梨県都留市の自然豊かな場所にあります。

周りは山や森に囲まれていますが
・コンビニ
・スーパー
・ドラックストア
・飲食店

が近隣にあるため生活を送ることには困りません。

しかし、大学生になれば遊びたい気持ちもあると思いますが、近所に遊ぶ場所は少ないことと、基本的に山梨県は車社会なので、車を持っていない学生は行動範囲が狭められ、不便に感じるところもあると思います。

その結果、遊びたいってなるときには、友達の家に集まることが多くなります。

結論、自然豊かな場所で狭く深い交友関係を築きたい人にあっているでしょう。

一方、MARCHは、どのキャンパスも都心にあるため、電車を使えばどこでも行けるためアクセスは抜群です。

アルバイトや就職活動がしやすく、学校以外の人とも交友関係が広げやすいでしょう。

しかし、一人暮らしをする場合は、家賃や生活費が高額になりやすいという面もあります。

都留文科大学とMARCHそれぞれメリット、デメリットがある立地と言えます。

都留文科大学とMARCHのどちらも合格した場合どうする？

もし都留文科大学とMARCHのどちらにも合格した場合どうすればいいのでしょうか。

結論、教員・公務員を目指すなら都留文科大学、

まだ将来についてはっきりと決まっていないならMARCHを選択がおすすめです。

都留文科大学は学部も教養学部と文学部のみで、教員や公務員の育成に力を入れている大学です。

教員や公務員になりたい人にはピッタリでしょう。

方向性が決まっている人向けの大学という認識で良いと思います。

また、公立大学なので、学費の面でも私立に比べれば通いやすい大学です。

逆に、まだ将来について決まっていない人や、都留文科大学ではできないことがある人はMARCHをおすすめします。

やはりMARCHはブランド力があります。

そのため、どんな道を選ぶにしても、MARCHという学歴が必ず役に立ってくれるはずです。

日本は学歴フィルターという言葉があるように、まだまだ学歴社会が根付いています。

卒業後の進路に迷っている状況ならMARCHを選んでおくのも有効な選択肢です。

結局、都留文科大学って高学歴？頭いいの？

都留文科大学のレベル・難易度

大学受験パスナビのデータによると都留文科大学文学部の

共通テスト得点率(合格可能性 50％のライン)は以下のようになっています。

前期日程
文｜国文 前期 79%
文｜英文５科目型 前期 74%
文｜英文３科目型 前期 78%
文｜比較文化 前期 71%
文｜国際教育 前期 81%

中期日程
文｜国文 中期 80%
文｜英文５科目型 中期 74%
文｜英文３科目型 中期 78%
文｜比較文化 中期 75%
文｜国際教育 中期 81%

共通テストのおおよそのボーダーは約8割

都留文科大学は公立大学のため、受験機会は前期日程と中期日程があり、

前期日程は共通テストのみで判定されますが、中期日程では個別試験もあります。

科目数は3教科で受験できる学科が多いため、他の国公立大学と比較しても対策は取りやすくなりますが、

その代わり高得点を取らなければならないため、都留文科大学は高難易度の大学といえるでしょう。

まとめ

今回「都留文科大学　やばい」という検索時の関連ワードをきっかけに、

都留文科大学を掘り下げていきましたがいかがだったでしょうか？

結論、都留文科大学はMARCHレベルの大学に匹敵する偏差値の大学で、難易度も高いです。

就職先も公務員や教員を目指したい人にはうってつけの大学であることがわかりました。

また公立大学ということで、学費面でも優良です。

遊び場が少ないという環境的な部分や、

交友関係の狭さで「やばい」と思う部分もあるかもしれませんが、

勉学に励む環境としてはプラスに捉えることが出来ます。

武田塾富士吉田校では都留文科大学の学生が関わることも多いため、

大学の情報も豊富にそろえております。

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