あざみ野校現役講師による、東京工業大学の魅力紹介!!
皆さんこんにちは!
武田塾あざみ野校です。
東京工業大学通称東工大について話していこうと思います。
実際に通っている現役講師より"リアルな意見"も盛り込んでいますので、是非最後までご覧ください!
概要
東工大は東京都目黒区大岡山にキャンパスがある理系単科大学で、6つの学院、17の系に分かれています。
学生数はおよそ学部生が5000人、大学院生が5500人となっています。
現在の東京工業大学という名前は今年の10月に行われる東京医科歯科大学との統合により、東京科学大学に生まれ変わります。
なので、2025年度入試からは東工大の名前は使われなくなります。
女子の割合は10~20%ほどです。
キャンパス情報
大岡山キャンパス
先ほど述べた通り、大岡山にメインキャンパスがあります。
大岡山は、東急大井町線、目黒線が乗り入れており、キャンパスが駅から30秒と好立地にあります。
キャンパスはとても広く、近隣に住んでいる方が散歩や、花見をしています。
学部生の授業と、研究室も多く在籍しています。
学内に2つの食堂と。
セブンイレブンがあります。
学校周辺には、ガストやサイゼリヤ、マクドナルドなどチェーン店が多くあり、ラーメン屋なども多くあります。
また、二駅隣に自由が丘駅があるため、空きコマがある場合は昼食を食べにいくことも可能です。
すずかけ台キャンパス
東工大にはもう一つキャンパスがあり、それがすずかけ台キャンパスです。
すずかけ台キャンパスは、東急田園都市線にあり、駅から5分程度の位置にあります。
東名高速道路や、国道246号線から見えるので、見たことがある人は多いんじゃないでしょうか。
すずかけ台キャンパスは、研究室がメインで、学部4年生と、大学院生が在籍しています。
すずかけ台駅は渋谷駅から45分程度かかるため、研究室所属の際敬遠されがちです。(研究に没頭したい人にはおすすめかも?)
学内に食堂があるものの、学校周辺に、飲食店が数店、駅前にローソンが一店と大岡山キャンパスに比べて飲食には不便かもしれません、、
学院とは?
6つの学院、17の系に分かれていると言いましたが、学院や系に聞き馴染みはないと思います。
簡単に言うと学院は学部、系は学科のようなものです。
学院の制度は、学部と大学院のカリキュラムを継ぎ目なく学修しやすくするために設立されました。
二年次に系所属という系決めをします。
東工大は理系単科大学なため、他の大学より細かく分野が分かれています。
そこで、各学院でどんな内容を行なっているのか簡単に話していきます。
理学院
名前の通り、他大学でいう理学部です。
数学系、物理学系、化学系、地球惑星科学系の4つから構成されています。
理学院は他の学院に比べて基礎研究を行うことが多く、あらゆる現象の奥に潜む法則を学びます。
工学院
こちらも名前の通り、工学部です。
機械系、電気電子系、システム制御系、情報通信系、経営工学系の5つから構成されています。
工学院は、理学院と対になることが多く、基礎研究よりも、ものつくりが好きな人が多いです。
物質理工学院
物質理工と聞いてもイメージがわかない人が多いと思います。
系は、材料系と応用化学系の2つから構成されており、主に有機、無機、金属分野などの物理化学を専攻しています。
理学院と工学院以外の学院はすべて理工学なので、研究室によって基礎か応用か分かれます。
情報理工学院
情報理工学院は名前の通り情報系です。
系は情報工学系と数理計算科学系の2つから構成されています。
情報系は近年人気なため、合格最低点は6つの学院のなかでトップとなります。
生命理工学院
生命理工学院は東工大で唯一1つの系で、生命理工学系です。
内容は生物系です。
ただ、有機合成などを専攻し、製薬会社に就職する人もいます。
東工大は入試で物理化学が指定されているため、高校で生物を勉強している人にとっては厳しいかもしれません。
ですが、総合型選抜ですと、生物の問題もでるので、調べてみましょう。
環境社会理工学院
環境社会理工学院は、建築系、土木環境工学系、融合理工系の3つから構成されています。
建築はその名の通りで、土木は建築のような一つ一つの建物ではなく、都市など大規模の開発などをしています。
最後に融合理工学系ですが、こちらは具体的に何をしているかはあまりないのですが、色々な分野の授業があり、留学生が多いです。
東工大の強み
研究
東工大は大学院進学を前提として考えているため、9割ほどの学生が大学院に進学します。
また、多くの人が同じ研究室で学部4年から修士2年まで在籍するため長く研究をすることが出来ます。
4年生で修士の授業を受けることが出来たりと、勉強面の制度はばっちりです。
また、東工大の研究室は各教員につき2,3人が配属されます。
他の私立大学に比べると、圧倒的に人数が少ないのでより丁寧に指導してもらうことも可能です。
就職
東工大は2023年の有名企業400社実就職ランキングで3位になるほど就職は強いです。
学校のHPや研究室のHPをみると、聞いたことのある企業への就職がたくさんあります。
特にメーカーに就職したい人にはぴったりだと思います。
東工大でのリアルな学生生活
最後に学生生活について話していきます。
東工大は学部の授業はすべて同じキャンパスで行われ、一年次はほぼすべての授業が全学院共通なのでいろいろな人と仲良くなれます。
また、学生全員が理系なので、話が全く通じないということは殆どありません。
入学前は大半がアニメが好きな人が多いと思っていましたが、入学すると、普通の人しかいなくて少し悲しかったです。
東工大に入学する大半が東京、神奈川、千葉、埼玉の進学校出身で勉強を頑張ってきた人達なので、誰に聞いても同じ身の上話をしてくれます。
なので、ノリが合わないということは少ないと思います。
大学生活の1つとして、サークルを考えている人も多いと思いますが、東工大では、他大学とのインカレサークルや、ものつくりサークル、運動系サークル、趣味系のサークルなど様々なものがあるので、興味のあるものがきっとあると思います。
理系は忙しいというイメージがあると思いますが、東工大はそれほど忙しくありません。
他大学の事情はあまり詳しくないので比較はできませんが、三年生になると、週2登校や人によっては3年後期の授業が一つもない人もいます。
東工大は文系ほど授業のバリエーションがないため、自分が所属する学院や系の授業を素直に受けている場合、基本的に空きコマ(授業と授業の間)が発生しにくく無駄が少ないです。
なので、放課後にバイトやサークルなど存分にすることが出来ます。
最後に一言
ここまで東工大のことを紹介してきましたが、正直インスタグラムなどで見るキラキラしている他大学が羨ましかったこともあります、、
ですが、研究室や、就職、人間関係を含めた過ごしやすさを考えると、東工大に来て後悔はしていません!
適度に遊びつつ、勉強や将来のことも全力で頑張りたい人は是非東工大を目指しましょう。
「志望校についてもう少し話が聞いてみたい!」
「東工大に合格する為にはどうすれば良い?」
そんな人は是非一度受験相談にお越し下さい!
勉強や受験の事であれば何でも相談してもらって大丈夫です!