武田塾上尾校 校舎長 自己紹介
出身 群馬県(上尾在住歴7年)
学歴 東京工業大学 社会理工学研究科(修了前に就職)
趣味 海外旅行 博物館めぐり
資格 TOEIC840点 世界遺産検定2級 英検準1級(CSE2477)など
好きな漫画 キングダム 宇宙兄弟
学生時代の部活 バスケットボール
受験指導歴 通算13年
研究者を志望していた時期もありましたが、大学受験指導に目覚め、今の仕事に就きました。
外国文化にも興味があり、アジア・ヨーロッパなど20か国以上の旅行歴があります。
海外での体験談は伝えたいことが多いため、いつか直接お話しできればと思います!
塾生には、勉強を通じて視野を広げ、人間的にも成長できるような指導を心がけています。
これまでの指導経験の中で、人間的な成長が大学受験の成功にも欠かせないことを実感しています。
勉強が苦手な方でも基本から指導しますので、どうぞご安心ください!
武田塾では上尾校一筋で、来年で7年目になります。
上尾校開校からずっと変わらず校舎長です。(今後も異動なし!)
お陰様で、最近では兄弟、姉妹で通っていただいているご家庭も増えてきています。
また、私自身も塾生と共に成長し続けることを目標にしています。
2024年は世界遺産検定2級に合格できましたので、2025年は英検準1級に挑戦する予定です。(追記:2025年3月に取得しました!)
目標に向けて挑戦する姿勢を、自分自身でも示したいと考えています。
みなさんと無料受験相談でお会いするのを、楽しみにしております!
大学受験の厳しさを知らなかった頃
生まれは群馬県で、小学校の頃は往復3時間を徒歩で通学していました。(足腰が鍛えられました!)
高校生になるまでは、将来のことはほとんど考えておらず、自由に過ごしていました。
漫画を読んだり、友達とゲームをしたりと、とにかく遊んでばかりいました。
小学生の頃は将来の夢に「ゲーム開発者」と書いていましたが、今でもゲームは割と好きな方です。
勉強は定期テストが近くなってきたら慌ててやるような感じでした。
中学時代の通知表の成績は、ほとんど3か4。
そして、大した受験勉強もせず、偏差値50台半ばの公立高校に進学することになりました。
高校入学当初は、何に打ち込むでもなく、日々何となく過ごしていました。
そんな状態でも、とりあえず大学には進学したいと考えていました。
定期テスト勉強はそれなりに頑張っていて、そこそこ上位の方にいました。
それもあり、大学受験もどうにかなるだろうと思っていました。
今にして思えば「井の中の蛙(かわず)」とはまさにこのことなのですが・・・。
しかし、高1の冬に受験した模試の結果を見て、大きなショックを受けました。
志望校欄に早稲田大学や北海道大学など、知っている大学を並べて書いたところ、返却時には全ての欄に同じコメントが。
「志望校を再検討せよ」
要するに、全ての大学の判定が最低ランク(つまりE判定)だったのです。
初めて危機感を持った高1の冬
この結果を見て、自分の実力がどの程度のものかを痛感しました。
定期テストで学年上位でも、有名大学には行けそうにない現実です。
このままではダメだと、危機感を覚えたのはこの頃です。
よく「学校の授業をしっかり受けていれば受験は大丈夫」とおっしゃる学校の先生がいますが、真に受けてはいけません。
それが事実なら、中堅進学校で真面目に授業を受けている生徒たちが、東大や早慶、医学部に現役合格しているはずです。
そもそもトップ進学校と中堅進学校では、生徒の基礎学力、授業内容、学習進度、全てが違います。
学校のペースに沿って勉強しているだけでは、差をつけられる一方です。
追いかける側は、より効率の良い方法で勉強しなければ、難関大学には合格できません。
勉強法を変える必要性には気付いたものの、具体的に何をどう変えたらいいか、全く分かりませんでした。
実力に見合わない難しい教材をやろうとして、挫折したこともあります。(『ロイヤル英文法』という教材です。一昔前は教材の情報もなかったので、自分に合った参考書を知る術はありませんでした・・・)
予備校に通うことも考えましたが、田舎だったこともあり、最寄りの予備校までもかなり距離がありました。
あれこれ迷った末、兄にどうするべきか相談することにしました。
兄の勧めで勉強法を見直す
兄は地元の公立高校から予備校にも通うことなく、東京大学に現役合格していました。
兄のアドバイスは「授業をあてにせず、自分の受験計画を元に自学自習する」ことでした。
そして「一つの教材を、完璧になるまで繰り返しやる」ことを勧められました。
それまでの私は、一つの教材を完璧にしようと考えたことは、一度もありませんでした。(その発想自体なかったのです)
そこで最初に取り組んだのは、数学の授業で使用していた『4STEP』という問題集でした。
言われた通り、間違えた問題には印を付けて、必ず解き直すようにしました。
さらに問題文から解き方、そして解答に至るまでの流れを、自分の言葉で説明できるように勉強しました。
最終的に、問題を見た瞬間に解法が頭に浮かぶレベルになるまで繰り返したと思います。
この勉強法を実践してから数か月後、模試で数学の偏差値が60を超えました。
それまでずっと50前後だったものが、あっさりと60を超えてしまったのです。
何か特別な教材を教えてもらったわけではありません。
みんなが持っている教材を、完璧になるまで繰り返しやっただけでした。
とにかく、この勉強法に変えたことで間違いなく成果が出ました。
しかし、私はまだこの勉強法を完全に信じ切れてはいませんでした。
このやり方では、いつかボロが出るのではないかという不安もあったのです。
受験勉強は参考書だけで十分だった
ところが、高2で転機がやってきました。
秋の模試で校内2位、明治大学でB判定を取ることができたのです。
偏差値は約65で、大きな成長と手応えを実感することが出来ました。
高1の模試は偏差値50台前半だったので、1年足らずで10~15ほど伸びたことになります。
そして、初めて有名大学で合格圏内の判定が取れたのです。
この結果を見て、それまで抱いていた迷いが完全に払拭されました。
このやり方で勉強を続ければ、大学受験を乗り越えられると確信できたのはこの時です。
結局、兄に教わった勉強法は特別なものではなく、ごく当たり前のものでした。
一冊の教材を繰り返して自分の力にできれば、力がつくのは当然です。
でも、それを徹底できている人は少ないということを、これまでの経験の中で実感しています。
兄のアドバイスのお陰で、早い段階で勉強法を確立できたことは幸運でした。
高3時は毎日受験勉強漬けでしたが、この頃には勉強がそれほど苦でなくなっていました。
自分の計画に沿って勉強を進め、仕上げた参考書や問題集の量に比例して成績が上がる。
ある種のゲーム感覚で、受験勉強を楽しめるようになっていました。
受験生はこの状態になってしまえば、伸びるのは早いと思います。
数学は青チャートをやり込み、問題を見た瞬間に解法が浮かぶ状態に仕上げました。
高3時は数学の偏差値が70を超え、大きな武器になりました。
センター試験は5教科7科目を受験し、結果は80%ピッタリ。
直前期は過去問やり込み二次試験もクリアして、無事志望大学に合格することができました。
兄が教えてくれた受験勉強の本質(重要)
兄は勉強法の他に、もう一つ重要なアドバイスをくれました。
兄は「受験勉強は暗記」と言い切りました。
どんな教科でも、問題を解くためには必要な知識があって、それを確実に暗記していなければ制限時間内に問題を解くことはできない。
そして、必要な知識は教科書や参考書に書いてあるので、それを素直に覚えることが一番だと言っていました。
なるほどと思いましたが、同時に浮かんだ疑問をぶつけてみました。
「でも予備校に通っている人多いけど」
兄は私の疑問に対する明確な答えを持っていました。
「不安だからだろうね」
多くの人は、特に戦略もなく「何となく」予備校で授業を受けている。
非効率な勉強をしている受験生が上位校にも大勢いるので、私にも十分チャンスはあるということでした。
確かに私も、不安から予備校で授業を受けた方がいいのではないかと「何となく」思っていました。
そうした私の心理も見抜いていたのかもしれません。
当時はそれでもまだ半信半疑でしたが、受験勉強を通じて兄のアドバイスの正しさを実感しました。
時を経て、塾や予備校で働くことになり、疑問に思ったことがあります。
一般的な塾や予備校では「暗記が大事」とは、まず言いません。
それどころか「暗記不要の・・・」「暗記のいらない・・・」といった宣伝文句ばかりです。
自分がやってきた受験勉強と違うな、と思いましたが、その理由はすぐに分かりました。
予備校が「これを暗記すればOK」と言ってしまったら、みんなそれを覚えることに集中して、それ以上授業を取ってくれなくなるからです。
「暗記不要のテクニック教えます」と言って、それを小出しにすることで(←授業では逆転合格が難しい理由の1つ)、生徒は授業や講習を継続的に取ってくれます。
志望校合格にはあれも必要、これも必要と複雑なミッションのように思い込ませて、自学自習では無理だから講座を取りなさいと誘導するわけです。
そして授業に〇〇大学対策講座などと冠を付ければ、「何となく」スゴそうに見えてきます。
こうして、不安な生徒たちは授業が必要だと「何となく」と思わされていくわけです。
塾・予備校の本質を早く見抜いていた兄は、実に鋭かったと思います。
私が武田塾で働く理由は、これなら成績が上がると確信している方法を堂々と伝えられるからです。
受験勉強は決して、複雑なものではありません。
自分のレベルに合ったところから、参考書を一冊ずつ完璧にしていけば、必ず成績は上がります。
後は具体的な学習計画と勉強法、そして習慣化の問題です。
これらが身に付いており、既に成果が出ている方は、武田塾に入る必要はないと思います。
しかし、まだ身に付いていない方にとっては、武田塾が必ず大きな力になると確信しています。
最短ルートで目標を達成したい方は、ぜひ武田塾をご活用ください!
武田塾上尾校の無料受験相談で、お待ちしています。
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武田塾上尾校
TEL:048-871-5990
Mail:ageo@takeda.tv
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