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武田塾には京都大学・大阪大学・神戸大学等の
国公立大学や、早慶上理、関関同立、産近甲龍
といった難関私立大学に逆転合格を目指して
通っている生徒が数多く在籍しています！

今回は、おすすめの参考書紹介です！！

紹介するのは

得点奪取古文―記述対策です！！！！！！！！

得点奪取古文―記述対策 (河合塾シリーズ) | 竹村良三 |本 | 通販 | Amazon

得点奪取古文―記述対策は、全ての設問が記述問題で構成されている問題集で、
これを解くことで、古文を読み、問題に解答する力を底上げすることができます。
実際に受けるテストが選択問題か記述問題かは関係なく、
古文の成績を伸ばしたい人におすすめです！！

はじめに　古文の問題を解くために必要なこと
1. 古文の問題を解くための3つの力
2. 効率的な学習方法
得点奪取古文―記述対策のおすすめポイント
まとめ

はじめに　古文の問題を解くために必要なこと

古文の成績を上げるためにはどうすればいいか、どんな参考書がいいかを考える前に、
古文の問題を解くために必要な力を知っておく必要があります。
そのうえで、自分に足りない部分を高めるための勉強をしましょう。

古文の問題を解くための3つの力

知識

単語が分からないと古文は読めません。文法・語法を知らないと解釈はできません。ときには和歌の修辞、文学史、その他古文常識と言われるものの知識がないと、古文を読んで内容を理解することができません。

幸いにも多くの出版社が古文の単語帳や文法のワークブックを作っているため、それらの内容を一通り覚えれば知識は十分な量が身につきます。

読解力

文章から内容を読み取る力です。日常生活や現代文なら当たり前にできることだと思います。
現に、このブログの内容も問題なく理解できているでしょう。
古文を読むうえで難しいのは、文章の意味を保ったまま現代語で理解しないといけないところです。
この力は多読や丁寧な読解を繰り返すことで身につきます。
本書も読解に重きを置いた解説をしています。

表現力

文章の内容を把握した後、設問に合わせて解答を書く力です。
古文に特有なのは、訳し方の典型例に沿って訳したり、主語対象敬語などを不足なく入れたりと、
答え方に一種の様式があることです。
また、この表現力は選択問題の差異を見つけどちらがより適切かを判断するときにも使われます。

効率的な学習方法

①単語・文法の暗記

受験に古文を使うなら最低限必要です。古文単語帳1冊分(300語ほど)と、基本的な文法(用言の活用、助動詞、助詞、敬語)が覚えられれば、問題文から全く意味が推測できない部分が消えます。

まだ受験生でない、本格的に勉強を始めていないけれど古文を読む人は辞書と文法書を見ながら解いていきましょう。新しく知った単語を少しずつ覚えていくことでかなりの知識が身につきます。

②問題演習

本文を読み、自力で解答を作ることで、３つの力をまとめて高められ、それらの統合的な運用が可能になります。

この際に解く問題の形式ですが、選択式ではなく記述問題、それも文章で解答する問題をお勧めします。
なぜなら、選択式問題で聞けるのは単語の意味や部法的意味、文の内容のうち１つだけだからです。
せっかく本文を読んで聞かれるのが１語の意味だけなんて、
多読のためにはいいかもしれませんが、解くための演習としてはもったいないです。
自力で解答を作れば、間違ったときに単語忘れか文法のミスか解釈の違いかが分かります。
本文を読むのにどうせ同じ時間がかかるのなら、質の高い演習にした方がいいと思いませんか？

得点奪取古文―記述対策のおすすめポイント

問題の問われ方の解説がある

冒頭に、設問に対してどのように答えるべきかの解説があります。
「～～を解釈せよ」「～～の支持する内容を説明せよ」
などと聞かれたときの答え方を解説している参考書は意外と少なく、
答え方・答えに必要な要素が分かっているだけで失点が抑えられます。

自己採点→復習がしやすい

この参考書は採点基準が明確です。
この要素は1点、これは2点、この場合は1点減点、
と模試の解答基準並みに細かく分けられていて、それぞれ解説も丁寧です。

また基準に従って採点をすることで、復習し解き直しをしたときに自分の成長を振り返ることができます。

現代語訳、内容解説がシンプル

出典の概説、現代語訳、それに合わせた状況説明が全文あります。
特筆すべきは現代語訳で、訳し方がほぼ直訳です。
つまり単語帳と文法書の訳例をそのまま使ったような訳し方で書かれているため、
もし本文中に分からないことがあっても、訳を参照すれば何が分からなかったかが分かります。
また直訳は、解く人が単語と文法を完璧に暗記しているときの頭の中にある文章と同じということです。
その状態の文から意味を理解し解答を作成するための能力がが読解力と表現力です。
傍線部だけでなく、全文の訳を読むことをお勧めします。