横浜市立大学ってどんな大学？【文系学部編】｜学部・入試方式・過去問分析・合格最低点

こんにちは！武田塾つくば校です。
今回は、神奈川県横浜市の公立大学である横浜市立大学(文系学部)について紹介します！
横浜市立_s

横浜市立大学にある文系の学部・学科と特徴
1. 国際教養学部
2. 国際商学部
横浜市立大学の文系学部の入試方式 2022年度入試
横浜市立大学の文系学部の過去問分析
1. 横浜市立大学の英語
2. 横浜市立大学の小論文
横浜市立大学の文系学部の合格最低点 (2021年度入試)
1. 公募推薦入試
2. 一般入試 (前期)
横浜市立大学の文系学部に合格するには？参考書のご紹介
1. 英語

横浜市立大学にある文系の学部・学科と特徴

横浜市立大学は、神奈川県にある公立大学！
国際商業都市の横浜で育まれた伝統と精神が受け継がれています。

もともとは、横浜商法学校という名前で明治時代に誕生しました。
その後、昭和初期に横浜市立横浜商業専門学校が設立され、さらに横浜市立医学専門学校と合わせて今の横浜市立大学になりました。

それでは、横浜市立大学にある文系の学部・学科と特徴を見ていきましょう！

国際教養学部

集合している人たちのイラスト（世界）
学科(募集人員)：国際教養学科 (270人)

横浜市立大学の国際教養学部では、英語をはじめとする外国語の運用能力、文化的背景に基づいた多様性への理解、理論を実践に応用する能力、そして共感を獲得し課題を解決するためのコミュニケーション能力を身に付けます。

また、確かな専門性に裏打ちされた論理的思考力を身に付ける「教養学系」と、世界と日本の都市や地域の課題に実践的に取り組む「都市学系」という2つの学系での学びを通して、真のグローバル人材を育てます。

国際商学部

握手をしているビジネスマンのイラスト「日本人と外国人」
学科(募集人員)：国際商学科 (260人)

横浜市立大学の国際商学部では、グローバル企業に必要な経営管理能力、新事業を創造する企画立案力、マネジメントの高度な実学能力を養います。

ビジネスの国際的な共通言語である経営学・経済学を学び、ビジネスの現場で役立つ確かな英語力も身に付けます。
海外・国内インターンシップやフィールドワーク、海外大学とのサマープログラムなどの多彩な学外実習で、学問的な理論・知識に加えて実践力を高める教育を行い、実業界や公的機関で活躍できる職業人を育成します。

横浜市立大学の文系学部の入試方式 2022年度入試

テスト・受験のイラスト「試験中の女子学生」

公募制学校推薦型選抜

〇募集人員
国際教養学部 (30人)、国際商学部 (15人)

○選考方法　※出願資格に注意
・大学入学共通テストの成績
・書類審査

〇共通テストの指定教科・科目
・国語(古文・漢文含む)＜必須＞
・地歴公民から2科目選択
・数学ⅠA＜必須＞
・数学ⅡBなどから1科目選択
・理科基礎から2科目選択または基礎なしから1科目選択
・英語(リスニングを含む)＜必須＞

〇配点 (点)
国語：200点、地歴公民：200点、数学：200点、理科：100点、外国語：300点
合計 1000点

指定校制学校推薦型選抜

〇募集人員
国際教養学部 (55人)、国際商学部 (50人)

○選考方法　※出願資格に注意
・書類審査
・面接

総合選抜型入試 (AO入試)

〇募集人員
国際教養学部 (25人)、国際商学部 (5人)

○選考方法　※出願資格に注意
・1次選考：書類審査
・2次選考：面接審査
・3次選考：大学入学共通テスト

一般入試

前期

〇募集人員
国際教養学部 (160人)、国際商学部 (190人)

○試験日
・大学入試共通テスト：2022年1月15日(土)、16日(日)
・個別学力検査等：2022年2月25日(金)

○合格発表日
2022年3月10日(木)

○前期のポイント
☆共通テストの科目は2通り！
横浜市立大学の一般入試には、A方式とB方式の2つがあります。
A方式では、以下のような一般的な文系の5(6)教科7(8)科目が必要。
・国語(古文・漢文含む)＜必須＞
・地歴公民から2科目選択
・数学ⅠA＜必須＞
・数学ⅡBなどから1科目選択
・理科基礎から2科目選択または基礎なし科目から1科目選択
・英語(リスニングを含む)＜必須＞

一方、B方式では以下の3科目だけで受験可能！
・英語(リスニングを含む)＜必須＞
・国語、地歴公民、数学から2科目選択

☆個別学力検査(2次試験)はA方式もB方式も以下の2科目！
・外国語
・小論文

後期

横浜市立大学の一般入試 後期試験では、文系の実施がありません…！
後期はデータサイエンス学部のみ実施しています。

横浜市立大学の文系学部の過去問分析

データ分析のイラスト

横浜市立大学の文系学部の2次試験は英語と小論文のみです。
その過去問を見ていきましょう。

横浜市立大学の英語

横浜市立大学の文系学部の一般入試の英語は、学部によって内容が異なります。
国際教養学部は大問3つで、試験時間90分の記述式、
国際商学部は大問2つで、試験時間60分の記述式です。

どちらにも言えることは、とにかく文章量が多い…！
大量の文章を正確に読み取る、かつ分析して設問に答える必要があります。

さらに、注意すべきはその内容！
国際教養学部では、外国の雑誌記事やエッセイなどが、
国際商学部では、財政や国際情勢などが題材となっています。
その学部に直接関係のある内容なので、題材のバックグラウンドをある程度知っていると読みやすそうですね。

横浜市立大学の小論文

横浜市立大学の文系学部の一般入試の小論文は課題文型です。
与えられた文章を読んで設問に答えます。
どちらの学部とも、試験時間は60分で設問は3つですが、その内容は少し違います。

国際教養学部では、問1では100字で、問2では200字で、問3では300字で、筆者の主張や自分の意見を述べます。

国際商学部では、問1では200字で、問2では300字で、問3では400字で、筆者の主張や自分の意見を述べます。

英語と同じで、小論文も文章量が多い…！
1問ごとの文字数はそれほど多くありませんが、60分という制限時間の中で、課題文を理解してそれに沿った表現をしなければいけません。

現代文が得意な人でも、自分の意見を述べる設問があるので、練習必須ですね。

横浜市立大学の文系学部の合格最低点 (2021年度入試)

合格発表のイラスト「合格して喜ぶ学生」

公募推薦入試

学部	学科	総点 (満点)	合格最低点 (得点率)
国際教養学部	国際教養学科	1,000	760.4 (76.0%)
国際商学部	国際商学科	1,000	741.2 (74.1%)

一般入試 (前期)

学部	学科	方式	総点 (満点)	合格最低点 (得点率)
国際教養学部	国際教養学科	A	1,500	982.4 (65.5%)
国際教養学部	国際教養学科	B	1,200	876.2 (73.0%)
国際商学部	国際商学科	A	1,500	1,024.0 (68.3%)
国際商学部	国際商学科	B	1,200	910.8 (75.9%)