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【大学入試】受験料が高すぎる!? 受験費用の押さえ方!

受験料が高すぎる!? 受験費用の押さえ方!

こんにちは。武田塾豊洲校です。

大学受験にはどうしても費用がかかります。塾予備校の指導料金、テキスト代、模試代、そして大学の受験料や入学金。なかなか家計には大変な話ですが、見たくないと目を背けるわけにもいきません。受験戦略を練るために、予算を想定しながら、悔いの残らない受け方をしていく必要があります。

 

今回は入学試験に関わるお金の話、受験費用について、以下の内容で解説致します。

・検定料はいくら? なぜこんなに高いの?

・出願する日程はどれくらい?

・合計費用を減らすコツ

・省きたくない費用

 

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検定料はいくら? なぜこんなに高いの?

一般入試の場合、金額は以下の通りです。

国立大学:17,000円

私立大学:35,000円

一部例外はありますが、ほとんどの大学でこの金額設定がされているようです。

 

なぜこれほど高額なのでしょうか。

表向きの理由としては、以下のコストがかかるためでしょう。

・会場を借りるための費用

・試験官や誘導する人の人件費

・テストの印刷代、作成費

思っている以上に費用はかかるものですが、とはいえ、英検などに比べると、やはり

ちなみに、実際の理由は、某大学の教授に直接伺ったところ、「あれが一番儲かるから」とのことでした。大学はどこも経営難だと聞くので、やむを得ない事情もあるようです。

ちなみに、一例として、某大学の2021年度、全学部の受験者数合計がおよそ10万人です。10万×35,000円を単純計算すると...色々突っ込みたくなりますが、文句を言っても制度は変わりませんので、制度を変えたいなら受験を頑張って文科省に入り、成り上がってください!

 

出願する日程はどれくらい?

出願日程はだいたい9~12くらいになることが多いです。

例えば、偏差値55の受験生を想定した場合、GMARCHを2、成成明國を2,日東駒専を3、大東亜を2、滑り止め(99%受かる)を1、くらいにバランスよく配分していくと10日程になります。ここにチャレンジを増やしたり、日東駒専の併願先(東京経済、産業能率、武蔵野、独協など)を増やすと、12くらいになることも珍しくありません。

もちろん、「何回以上受けないといけない」といったことはありません。例えば、浪人覚悟で実力相応~チャレンジのみ。逆に志望校のレベルに届いているのでチャレンジ校が少ない場合には実力相応~滑り止めまで。といった選び方になるので、その分だけ必要な日程は減っていきます。

反対に、体力的な限界もあるので、12日程を超えて受けた例はあまり聞きません。

 

合計費用を減らすコツ

①併願割引を使う

私立大学は、複数回受験する場合に割引が適用されることがあります

例えば、國學院大學は1日だけの出願は35,000円ですが、2日以上の日程は20,000円で出願可能です。國學院大學は例年2月2,3,4日に試験を実施していますが、三つ受けた場合で75,000円、本来の金額よりも30,000円安くなります。

ただし、以前に比べて複数日程の併願割引をする大学が減っている印象です。

ちなみに、「同一日程での併願割引」という制度も多く実施されていますが、これは通常学科単位で受験をするところを、「〇月〇日の法学部の入試で、法学部の法学科と政治学科を複数出願可能」という仕組みです。チャンスが増える面はありますが、複数の出願なので、日程数に対する金額は上がってしまうことになります。

 

②受験校を絞る

安易に受験回数を減らすのはお勧めできませんが、「受験校を限定する」のは戦略的なメリットもあります

一口にGMARCHと言っても大学ごとに出題の傾向が異なり、以下のような特徴があります。

明治:全体的に問題の難易度、量が多く、合格最低点も高い。早慶落ちと戦う覚悟が必要。

青山学院:基本的な知識を問うため、基礎を徹底すれば合格しやすい。半面、合格最低点が高くなりやすく、1ミスが命取りにもなる。

立教:四技能試験利用がほぼ必須。キャンパスによって難易度の差が著しい。人気学部は明治同様早慶落ちが多い。

中央:科目によって量が多い、配点を偏らせているなら傾向分析・対策がより重要。その分、徹底して中央大学の研究をした受験生が有利。

法政:同レベル帯の大学としては問題の難易度が高い。その分、難問でも怯まずに点数を拾いに行けるタイプが有利。

こうした傾向の違いがあるので、「とにかくMARCH行きたいから、青学も法政も中央も受ける!」という方針はあまり戦略的とは言えません。もちろん、実力と時間に余裕があれば複数対策をすることも可能です。しかし、例として「秋の模試で偏差値57.5の現役生」を想定するのであれば、MARCHのいずれかに絞って過去問演習を徹底したほうが、結果としてMARCHに届く確率は高くなるでしょう。

そのため、受験する「大学数」を減らす結果として、日程を増やし過ぎないのは、受験戦略・費用ともに両立する方針になります。

 

以上が、受験料を節約するための方針になります。

一方で、必要経費として割り切ったほうが良い費用もありますので、最後にそちらをご紹介します。

 

省きたくない費用

無駄な費用は省きたいところですが、一方で、あまり節約を考えすぎないほうが良いポイントもあります。

①全学部日程の併願

大学によって名称は異なることもありますが、「全学部日程」と呼ばれる受験日があります。通常は学部や学科単位で個別の受験日がありますが、一つの日程ですべての学部に出願できる試験日がこう呼ばれます。全学部日程は試験科目さえ一致していれば(※つまり、文理を跨いでの受験は不可)、複数の学部で個別に判定を行えます。

実力相応の大学として受けるとき、この併願制度は利用価値があります。

例えば、法政大学ではT日程が全学部日程にあたりますが、「第一志望は法学部法学科だけど、とにかく合格率を上げるために社会学部社会福祉学科も併願する」といった受け方が可能です。このとき、法学部に漏れても、社会福祉には受かる、という可能性があります。日本大学のN日程も同様で、学部学科が多い分だけ難易度の差もありますので、「行きたい学部学科」と「入りやすい学部学科」を併願するのは有効です。

併願可能でその大学への志望度が高い場合、人気の高低を別けて併願しておくことは、多少費用が増えても価値のある戦略といえます。

ただし、滑り止めとして受ける場合、複数出してもすべて受かるのが前提なので、同じ日程で併願するメリットは少なくなります。

 

②共通テスト利用

共通テストの成績を私立大学に送って、その成績で合否を判定する制度のことです。大学で試験をしないのにそれなりに費用がかかるのは少し癪かもしれませんが、ある程度順調に受験勉強を進めてきた方は、1-2校は送っておいても良いでしょう。

一般的には共通テスト利用のほうが個別試験よりも難易度が高いので、実力相応~滑り止めに「受かったらラッキー」くらいで送っておくと、意外と合格になることもあります。

特に、実力相応ラインの大学を共通テスト利用で取れると、それより志望度の低い大学の試験を受けずに、本命のほうに時間を割く、という方針が取れることもあります。

「個別日程よりも難易度が高い」と聞くともったいない印象を持ちがちではありますが、検定料は個別よりも低く、難しい代わりにメリットもありますので、十分利用する価値はあると考えられます。

 

まとめ

いかがでしょうか。

チャンスを増やしたり、リスクを下げようとすると、どうしても受験料は少ない金額にはなりません。

しかし、正しく計画を立てて行けば、受験戦略と節約は両立します。

後悔のないように出願先を決めていきましょう!

 

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