こんにちは!武田塾戸塚校 校舎長の近藤です。
高1生は文理選択に悩む時期ですよね。
受験相談でも、「文理選択が決まらない」「文系・理系どっちも特にやりたくない」
そんな声を多く聞きます。
実際のところ、「文理選択どうしよう」と思って周りの人に聞いても、大人は
「将来なりたいものに合わせて決めればいいよ!」
と、みんな答えると思います。
でも実際、将来なりたいものがいま決まってることって、本当に稀じゃないですか!?
(大学受験生の4割が、将来なりたいものが決まっていないというデータもあります)
さらにいうと、2011年にアメリカのキャシー・デビッドソンが
「いまの小学生が現在存在しない職業に就く可能性は、65%」
なんて言った話も有名ですね。
あれ?2011年の小学生……
今の高校生じゃん('Д')
だからハッキリ言いましょう!「なりたいものを基準に選べ」という大人は考えが古い!!!
高1生の段階で「なりたい?もの」を基準に「文系か理系か」を決めるのは、むしろあなた自身の可能性を狭めることだと私は思います!
そこで今回は、多様化する時代の中で、じゃあ「今」「私が」どうやって文理選択を決めていくか、一緒に考えてみましょう。
武田塾には戸塚区、港南区、泉区、南区、栄区をはじめ横浜市周辺の地域から沢山の受験生が通塾しています。
東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学東京・埼玉大学
東京工業大学・一橋大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、
早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・上智大学といった難関私立大学や、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に逆転合格したい受験生を応援する大学受験逆転合格専門塾です。
「なりたいもの」になる時代から、「好きなことで生きていく」時代へ
キャシー・デビッドソンの逸話は先ほどお話ししましたね。
このお話がどこまで真実かは議論あるところですが、もし本当にこれからの時代、新しい職業に就く可能性が高くなるなら、こうは言えませんか。
「将来の夢」を持つこと自体がマイノリティ(少数派)だ、と。
もちろん「夢」=理想の自分を描くことはとても大切なこと。
しかし、そこで思い浮かべる自分の姿が、「職業」ではなく、「こんな人になりたい」「こんな人でありたい」という「人間力」に変わってくるかもしれません。
そうなると、「将来の夢」はどう決まってくるのか?
→いま、自分が「したいこと」、「できること」、そして、世の中から「求められること」の合致する点を見つけること
すなわち、自分ができることを増やし、人の役に立てるように自分自身を育て上げることが、これからの時代に必要なことなのです。
だからこそ、いま自分ができる=自分の「できる」や「好き」を「強み」にして生きていくのが、これからの時代のステレオタイプ(典型例)となっていくのです。
「苦手」より「好き」!自分のできることに自信を持とう!
高校の文理選択で本当によく聞くのは、
「数学が苦手だから文系」
という選び方。
これは本っっ当~~~~~~に、やめましょう。
例えば私。
高校で文系を選び、大学も文系に行き。
でも、文系大学でやりたいことが見つからず、結局すごい苦労をして理転することになりました。
私、高校時代からずーーーっと、生物は学年1位でした。
(総合順位は下から10%なのに、ですよ!)
でも、数学が苦手だから文系。
ハッキリ言いますけど、高1現在の苦手科目なんて、ただの勉強不足です。
この記事を読んでください→達成!夏だけタケダで成績アップ!!【マイナス3点→プラス23点】
高1生がたった一か月で、数学の苦手を克服してくれました。
この生徒さんはいま、「数学が楽しい」といって、毎日自習室に来て、先生オススメの数学動画を見ながら武田塾で勉強しています。
これ、私の目から見たら当然です。高1の数学は、苦手でも「苦労してやればできる」んです!
いま現在の「得意」「苦手」で文理選択を選んでは、絶対にダメです!!!
文理選択の基準は「好き」か「嫌い」か!
私のように、「生物だけはめっちゃ好き」だったら、生物だけのために理系に行けばいいんです。
小説は年に500冊読むけど、古文とは絶対仲良くなれない。
→いいじゃないですか。現代文だけのために文系に行きましょう。
実はハンニバルが大好きだ!他はなにも知らない!日本史?古文?一切興味なし!!
→最高じゃないですか!文系にいって世界史を極めましょう!!
「できない」ことはなんとかなります。
好きだけど苦手な科目は、塾に行って勉強すればいいんです。
なんなら永遠に逃げ続けても、大学とそれからの人生なんとかなることもいっぱいあります。
理系で数学を使わないで受験、とか、ザラにあるんですよ!?
(苦労はしますけどね笑)
だから、文理選択では「いま、あなたが好きなこと、楽しめること」を大切にしてください。
そして、高校生活~大学まで、その好きなものを追いかけ続けてください。
そうすれば、大学、あるいは大学院を出るとき、あなたの「好き」は、他の誰にも負けない「強み」に変わっているはずです。
そもそも「文系」「理系」という考え方自体が古い!!
本日のオチです。
そもそも、「文系」「理系」というくくり自体が、現代社会では既に古くなっています。
受験も、「文系・理系を問わない」入試形態がすごくたくさん出てきています。
有名どころだと、
●慶応義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)
(ちょっとわかりにくいですが、SFC所属2学部はほぼカリキュラムを共有しており、文系・理系問わず入学可能です)
●横浜国立大学 経営学部
(センター試験のみで入学できますが、理科1・社会1で文理どちらからでも狙えます。
共通試験導入後は独自試験実施が決まっていますが、文理共通で総合力を判定する方向性は変わりません)
●法政大学 T日程
(英語+数学・現代文・社会の1科目で受験できます。理系生の併願として私もよくオススメしています)
●ほぼすべての情報系学部
(英語+1科目または数学・国語両方含む2科目の受験方式が主流になっています)
※2019年時点
大学がこういった試みをしている一方で、いつまでも文系・理系の枠にこだわっているのは高校だけ!
(一部私立高校などを中心に、文系・理系問わず比較的自由に単位を取得できる取り組みが始まっていますが、まだまだ少数派です)
ですから、これからを生きるみなさんは、「文系・理系」なんていう古い枠組みにとらわれないでください。
「好きなことで生きていく」時代へ!
あなた自身が最高に輝ける場所を見つけるために!
そこにあるのは人から「決められた」枠組みではなく、「あなた自身が」どんな人か、です。
もし決められなくて困ったら、受験相談にお越しください。
勉強のお話や、あなた自身のやりたいことをたくさん聞かせてください。
皆さんの可能性を一緒に見つけるお手伝いをしたいなぁと、私はいつも思っています('ω' )
そんなわけで↓
困ったら「受験相談」へ!
武田塾では個別管理特訓を基本に、それぞれの生徒さんに合った学習管理をしています。
今回は模試の復習のお話でした。
今日の記事でわからなかったこと、もっと詳しいお話を聞いてみたい!という点があれば、受験相談にてお尋ねください。
武田塾の受験相談ではこれ以外にも、受験に関するあらゆる相談を受け付けています。
受験はやった分だけ成果が出るけど、「決められたとおりにやる」ことがすごく難しいものでもあります。
「私は勉強できないから……」
と、あきらめてしまう前に!
一度相談してみてください!
あなたにとって必要な学習が何なのか、一緒に考えていきましょう!
受験のことはもちろん、まだ受験学年でない生徒さんの今後の学習計画・受験校のこと、「●年生になったら成績が落ちた……」など、
どんなお話でも構いません!まずは気軽にご相談ください!
(ご来訪の際は、あらかじめお電話くださるとスムーズです)
MAIL:totsuka@takeda.tv
そんなわけで、今日の記事はここまでです!
ここまで読んでくれてありがとうございました!また来てくださいね!