関西学院大学経済学部に合格！【武田塾宝塚校合格体験記】

こんにちは！
武田塾宝塚校です！

関西学院大学経済学部に合格した生徒の紹介をします！
S.K.くんです！

岸部くん

武田塾宝塚校の合格体験記

プロフィール

氏名

S.K.

出身校

宝塚西高校

合格校

関西学院大学経済学部
関西学院大学商学部
龍谷大学経営学部

武田塾に入る前の成績は？

入塾時期

2021年4月

当時の成績

去年の共通テスト7割
全統記述偏差値55前後

武田塾に入ったきっかけは？？

授業を受けるという学習形態が好きではなかったのと家から通いやすかったから

武田塾に入ってから勉強法や成績がどのように変わりましたか？

基礎からやり直したのと、経験値が増えた。

（担当の）先生はどうでしたか？

福島先生に国語の添削と最後英語を見てもらいましたが、上手で分かりやすかったです。
さすがだなと思いました。

武田塾での思い出を教えて下さい！

あまりないです。
というのも自習するか少し先生と話すぐらいでしたので、生徒の会話がうるさいと言う事もなかったので、いい自習空間が出来ていたと思います。

好きな参考書ランキングベスト３！

第１位：青チャート

＜コメント＞
何回もやって愛着が湧いてます。持ち運びたくはないですが。

第２位：現代文読解の開発講座

＜コメント＞
このあたりから読み方が確立出来たように思います。

第３位：英文法のポラリス

＜コメント＞
1冊ずつで特に困らなかったので。

来年度以降の受験生にメッセージをお願いします！

高校生の方は浪人しないで済むように頑張って下さい！
浪人すると決めた方は過ごし方次第で悪くない経験と時間に出来ると思うので頑張って下さい。

担当講師より

合格おめでとうございます！
秋から過去問演習を中心に担当させていたただきました。

まずは長く辛い受験勉強本当にお疲れ様でした。
入試が刻々と迫る中で成績に伸び悩んで、ストレスを抱えながらの日々だったことだろうと思います。

ですが、入試前の特訓で今のモチベーションについて聞いた時、受験勉強という大学に入るための勉強から、むしろ大学での勉強に興味関心を広げていると言っていたときがあったと思います。
（というより大学の勉強の方がしたいと言っていましたっけ？）

僕も含めてですが、たいてい受験勉強中はとにかく大学に入ることばかり考えて、大学に入って何をしたいかという具体的な構想があまりないまま入学してしまいがちです。
もちろん大学での多様な学問世界の中で何が自分の興味感心をひくものなのかなど、高校生の時点では正直わかりません。
そのため思っていたものと違うと感じたり、逆に意外な分野で新たに興味をもったりすることだってあると思います。

しかし学部の変更は大学に入ってからでは困難ですので、岸部くんのように何か興味のある分野を調べてそれをもとに大学や学部を選ぶと、大学での勉強に身が入りますし、そして何より受験のモチベーションも上がります。

そんな岸部くんはおそらく大学では誰よりも有意義な時間を過ごしてくれることでしょう。
近況をまた聞かせて下さい！！

校舎長より

合格おめでとうございます。

既卒生ということで、昨年の国公立入試の後期の結果が出る少し前くらいに相談にきてくれましたね。
そのあと受験の結果が出て、4月から入塾しました。

最初のうちは志望校も高めに考えており、また、浪人生は夏以降に失速するだろうから今のうちに、ということで自らがんがん勉強を進めていました。
倫政や理科基礎は早くても夏くらいからでいいだろうということで、英国数日を同時進行で毎日のようにやりました。
自習室にもほぼ毎日来ていました。

もともとある程度の経験値はあったので、進捗は悪くなかったです。
浪人して成績が上がるのは全体の2割と言われますが、英語や数学は割と早い段階で日大レベルを突破し、これだけのエネルギーがあれば次回受験のリベンジはかなうか？と思えるくらいでした。

その一方で、学習には少し粗が見られました。
例えば数学の知っている知識やパターンならば即答できるレベルであったものの、初見で考えて組み立てるというところが課題であることが見えてきました。
そのため、地方国公立レベルから徐々にきつくなり始めていました。
また、日本史等、一部の苦手科目の暗記がうまくいきませんでした。
結果として、夏前からだんだん伸び悩んできました。

こういった課題を解決するには、自分の勉強のやり方や考え方を大きく変えなければなりません。
もちろん、学習の粗は感じていたので、たとえばひたすらスピード早く参考書を進めるよりも、ちょっと時間をかけてもいいので理解と初見での思考をもっと重視した方が良い等、出来る範囲でのアドバイスは当初から伝えてはいました。

しかし、彼は自分でアルバイトでお金を稼ぎながら塾に通うということをしていました。
また、実は入塾当初から、がっつり個別指導ではなく、基本的に「計画の管理のみ」を行うコースを受講していました。
彼の性格的にも、あまりやり方を人からとやかく言われたくないであろうというのが感じられたからです。
僕としてもそれを尊重していましたが、結果としてそれが一つの壁となってしまったように思います。

人が自分のやり方を変えるには、大きなエネルギーがいります。
アルバイトもしつつ体力的にもしんどい中で、慣れている自分のやり方を自分で変えていくというのは、なかなか難しかったと思います。
計画管理のコースではこちらから細部に踏み込むこともできないので、秋になった頃に、やはり個別指導でやり方まで細かく見てもらった方がいいだろうということでコース変更をしましたが、ほぼ過去問分析にあてざるを得なかったので、基礎学習はやはり我流のままとなりました。

また、もう一つあった壁としては、精神的にきつくなってくることです。
やはり浪人生活は、思っている以上に長いです。
モチベーションを1年間保ち続けるというのは簡単ではありません。
すると、勉強が手に付かないことで罪悪感も感じてきます。

その上で、伸び悩んでいると、逆にもう間に合わないのではないかという不安にも襲われます。
1年は長いようですが、夏を過ぎると逆にもう時間が無いと思う人もいます。
彼は、普段飄々としており、黙々と過ごしていることが多かったですが、やはり精神的なプレッシャーも大きく感じていたようです。
そのため、年が明けて入試が迫ってきている時期にも、あまり勉強が手に付いていないようでした。

最後の方の特訓では、受験対策はもちろんですが、大学に入ってからどうするのかの話もしていました。
浪人生活は大変だったと思います。
彼なりにたくさん悩みながら過ごしていたでしょう。
その中で、最後までやり切ってくれた経験は無駄にはならないはずです。
この一年間で、勉強だけでなく、この先の人生のどこかで役に立つ何かを掴んでもらえていたなら嬉しいなと思います。

大学に入ってからもがんばってね＼(^o^)／