【武田塾湘南台校】私立女子大最難関！女子大御三家について解説

こんにちは。武田塾湘南台校、講師の島﨑です。今回は私が通っている『女子大』について紹介したいと思います！！

みなさんは『女子大御三家』を知っていますか⁇

女子大御三家とは津田塾大学、東京女子大学、日本女子大学の３つの女子大のことを言います。

この3つの大学は私立女子大最難関レベルと言われています。

私は女子大御三家の1つである東京女子大学に通っています。

近頃、女子の共学志望者が増え残念ながら女子大の偏差値は年々下がっていっています

ですが昔は偏差値が高く優秀な女子がたくさん通っていたため親世代へのウケがよく、偏差値の割に就職実績がいい大学になっています！！！

元々MARCHを越すくらいの偏差値があり今でもその頃の印象があるのでブランド力や企業からの絶大な信頼があります
今回は女子大御三家について紹介していきます

女子大御三家のレベル

まず女子大御三家とは共学でいう成成明学くらいのレベルになります。偏差値57.5くらいです。ですが就職実績はMARCHと同等のレベルです
御三家内序列はこのようになっています　津田塾大学>東京女子大学＝日本女子大学
どの大学も長い歴史があり、良いところが沢山あるので紹介していきます！

特徴①　就職率が高い

3つの大学とも就職実績が良いです。どの大学も就職率98～99%となっており、偏差値にしては就職に強いのが特徴として挙げられます。

特徴②　資格取得サポートが充実している

女子大では、TOEICや秘書検定、保育士資格など資格取得のサポートしていることが多いです。
まじめな学生が多いので資格の勉強をする環境が整備されているメリットがあります。TOEIC対策をしてくれる授業があります。

特徴③　行き届いた教育を受けることができる

3つの大学に共通して言えることが「どの大学も生徒数が少ない」ことです
それにより1クラスの人数も少なくなるので教授との距離が近くなります。グループディスカッションやプレゼンを行う授業もあり、実践的で将来役に立つような授業を1年次から受講することができます。

こんな人にオススメ

・MARCHに行く学力がなくても有名な企業に就職したいと考えている人
・しっかりとしたキャリアサポートや授業を受けたい人
・友達が欲しい人

津田塾大学

津田塾大学は5000円札にも描かれている「津田梅子」により設立されました。国内初の女子高等教育機関「女子英学塾」が元となって開校したことから、現在でも英語教育、国際教育の分野に強い大学です。
学部は「学芸学部」「総合政策学部」の2つがあります。学芸学部には「英文学科」「国際関係学科」「多文化・国際協力学科」「数学科」「情報科学科」の5つの学科があります。こちらは小平キャンパスになります。
総合政策学部は「総合政策学科」の1学科のみとなっています。こちらの総合政策学部は千駄ヶ谷キャンパスになるので新宿や原宿が近く、立地が良いです！！
「男性と協力して対等に力を発揮できる、自立した女性の教育」を目指しており、学生一人ひとりに向き合った教育をしています。充実した独自の英語教育、少人数制のセミナー、留学などに力を入れています

キャンパスガイド（施設紹介）｜津田塾大学

こんな人にオススメ！！

英語を深く勉強したい人

津田塾大学は英語の勉強に力を入れていますのでキャビンアテンダントなどの英語を使う職業を目指している人にオススメです！

東京女子大学

東京女子大学の初代学長は「新渡戸稲造」です。こちらの大学はキリスト系の大学でキリストの精神に基づく「リベラル・アーツ教育」を掲げています。
学部は「現代教養学部」の1つのみであり、「国際英語学科」「人文学科」「国際社会学科」「心理・コミュニケーション学科」「数理科学科」の5つに分かれています。さらにそこから12個の専攻に分かれています。
専攻で集まったり学科で集まったりと様々ですが、学部は一つなので国際英語学科に所属していても、経営学をはじめとした国際社会学科の授業を履修することもできます。キャンパスは1つで吉祥寺の近くにあります。
「リベラル・スタディーズ」というものがあり、「総合教養科目」「キリスト教学科目」など専門領域を超えた学習を行います。東京女子大学も、津田塾大学と同様にグループディスカッションやプレゼンなどの少人数のメリット生かした授業を行っています

東京女子大学現代教養学部の過去問（無料）解答・解説付き｜大学受験パスナビ：旺文社

こんな人にオススメ！

まだやりたいことが決まってない人

東京女子大学は「学部が1つ」なのが特徴です。なので自分の所属学科以外の科目も履修することができます。またジェンダー系の授業、キリスト教学も必修となっていますので様々な学問を幅広く学ぶことができます

日本女子大学

日本女子大学は成瀬仁蔵によって創設されました。「自らの人格を高め、使命を見出して前進する」という理念のもと自分らしく生きるための一歩を踏み出す力を養います
学部は「国際文化学部」「家政学部」「文学部」「人間社会学部」「理学部」の５つがあります。また2024年4月には「建築デザイン学部（仮称）」が開設される予定です。キャンパスの最寄り駅は目白駅になります
学科が御三家内で一番多い大学となっており、生徒数も一番多い大学となっています。
こちらの大学も少人数教育を行っており、全学科で少人数のゼミ形式で授業を展開しています。社会を生きる上で必要不可欠な教養科目にも力を入れており、世界平和、社会貢献、科学・情報リテラシーのなどの科目群により「自立した人間」の教育を行います。

2年間“理事長”“学長”が不在の名門「日本女子大」調停役も激怒する異常事態 | デイリー新潮

こんな人にオススメ！！

家政系の学部に進学したい人

御三家の中で唯一家政系の学部がある大学です。児童系、食物系、被服系に進学したい人はこちらを目指してみるのもいいのではないでしょうか？

女子大のメリット

①友達を作りやすい

同じ高校から通う子がいなくても授業などで周りに座っている子はみんな女子なので、話しかけさえすればすぐに友達になれます。また趣味や好みが似ている子が多いので気の合う友達ができやすいと思います。

②行き届いた教育を受けることができる。

どの大学も大体１～２万人ほどの在校生がいる中、どの大学も3000～5000人ほどと生徒数が少なくなっています。
人数が少ないと必然的に授業のクラスの人数も少なくなります。なので行き届いた教育を受けることができます。
私の授業クラスも少人数（15人ほど）なので授業中の発言や質問がしやすく、教授との距離が近くて授業が楽しいなと思いました。

③就職率がよい

昔の優秀な女性が通っているイメージやOGの方々が活躍により、就職率が高いです。
また、先ほど述べた通り、少人数なため一人ひとりが充実した就職サポートを受けることができます。
私が在籍している東京女子大学も就職率は99.4％と高い実績があります。
また先輩方は女性官僚や大学の教授などと優秀な方が多いです。