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【2024 英検】大学入試における英検の活用法を徹底解説!

こんにちは!新鎌ヶ谷駅から徒歩3分

日本初!授業をしない武田塾 新鎌ヶ谷校です。

今回は、大学入試における「英検」の効率的な活用方法をご紹介します!

学校で取った方が良いとは言われているものの、実際どのように活用できるのかピンとこない…という方も多いのではないのでしょうか?

年々重要性が高まっている英検の利用について、詳しく解説しているのでぜひ最後まで読んでみてください!

 

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英検とは

まずは「英検」がどういった試験であるかを確認しておきましょう!

仕組みや制度を理解している方は読み飛ばしていただいて構いません。

 

英検は、国内最大級の英語検定試験で、1級から5級まで、7つの級があります。

試験内容は身の回りの日常会話から教養を深める社会的な題材まで、実際に英語を使用する場面を想定した出題がされます。

主に大学受験で英検利用としての有効活用が期待できるのは、「準1級・2級」の2つです。

それぞれの級の特徴や実施スケジュール、受験方法について確認していきましょう!

 

英検:各級の特徴

各級ごとの難易度や特徴は以下の通りです。

 

難易度 特徴
1級 大学上級程度 世界で活躍できる人材の英語力の証明に
準1級 大学中級程度 エッセイ形式の実践的な英作文の問題が出題
2級 高校卒業程度 医療やテクノロジーなど社会性のある英文読解も出題
準2級 高校中級程度 教育や科学などを題材とした長文の穴埋め問題が追加
3級 中学卒業程度 2次試験でスピーキングが追加
4級 中学中級程度 身近なトピックを題材とした読解問題が追加
5級 中学初級程度 英語を習い始めた方の最初の目標

 

英検:実施スケジュール

  申し込み 1次試験 2次試験
第1回 4月上旬~5月上旬 5月下旬~6月中旬 7月上旬~7月中旬
第2回 8月上旬~9月上旬 9月下旬~10月中旬 11月上旬~11月下旬
第3回 11月上旬~12月上旬 1月中旬~2月上旬 2月中旬~3月上旬

※出願までにスコアが必要となるため、直前の第3回では間に合わないという点にご注意ください!

 

英検:受験方法

英検の受験方法は、1次・2次試験に分かれている従来型と、1日で4技能全てを測定するS-CBTの2種類があります。

それぞれについて詳しく見ていきましょう!

 

従来型

従来型の英検は、1次、2次試験に分かれています。

1次試験で、「リーディング・リスニング・ライティング」の3技能を実施し、合格した場合2次試験で「スピーキング」を実施します。

上述のスケジュールの通り実施するため、受験機会は全部で年3回となります。

 

S-CBT

パソコンを用いて受験し、1日で4技能全てを測定することができる方式です。

実施方式の違いはありますが、難易度や英検CSEスコア取得等は、従来型と全て同じです。

こちらの受験方式で取得した試験結果でも、多くの大学・短大で活用することができます。

また、原則毎週土日に実施されているため、部活の予定等に合わせて受験日を選択できるというメリットがあります。

従来型のスケジュール期間内で各2回ずつ受験が可能なため、受験機会は全部で年6回となります。

つまり、従来型の3回と合わせて、最大で1年間に9回の英検受験が可能です!

 

大学入試における活用方法

英検の全体像が掴めたところで、大学入試における活用方法を確認していきましょう!

大学入試においては主に「出願資格」「免除」「換算」「加点」の4つの方法があります。

それぞれの方法について詳しくみていきましょう!

 

英検利用「出願資格」

英検が入試の出願資格として利用される方式です。

「英検〇級以上で出願可能」といった条件などが求められるような形となります。

志望する大学・学部にこの条件がある場合、該当する級を取得していなければ受験資格を満たしていないことになるので注意が必要です。

 

英検利用「免除」

大学独自の英語の試験が免除となる方式です。

英語試験を免除とし、残りの科目のみで合否を判定する形となります。

つまり、英語以外の受験科目に勉強時間を割くことができるため、苦手科目の強化や効率的な対策が立てやすくなります。

 

英検利用「換算」

取得した英検の級やCSEスコアをもとに、各大学が定めた英語試験の点数へと「換算」するという方式です。

基準はそれぞれの大学で異なりますが、スコアによっては満点の扱いになるという大学もあります。

例えば受験当日、志望校の英語試験が難化して得点が振るわなかったとします。

しかし同時に、志望校が「英検準1級=満点」という換算基準を設けていたとします。

もしあなたが英検準1級を保有していれば、換算基準に基づく得点が活用されることになります。

つまり、当日試験の結果が振るわなかったとしても、英検を活用することでカバーできるということです。

 

英検利用「加点」

取得した英語の級に応じて、当日の英語の点数に加点されるという方式です。

1点が合否を分ける受験において大きなアドバンテージに繋がりますね!

ただし、多くのところで、「加点した結果、配点を超えた場合は満点とする」という形が取られている点に注意しましょう。

 

 

今後の英検の変更点

ここまでの解説を経て、大学入試における英検の重要性を理解し、さっそく受けてみようと思っているのではないでしょうか?

でも、ちょっと待ってください! 

実は、「2024年度 第1回」から英検の形式が変化するんです。

ここでは、変更の目的や、具体的な変更点を一緒に詳しく確認していきましょう!

 

変更の目的・概要

変更の目的・概要に関して、英検の公式HPには次のように記載があります。

英検はこれまで、その時々の学習指導要領に表わされる英語能力観を踏まえた出題を目指してきました。
現行学習指導要領の「外国語」では、複数の技能(領域)を統合した言語活動の充実を図ることが目指されています。
また、知識や技能の習得だけでなく、コミュニケーションを行う目的や場面、状況等に応じた言語の運用を考える中で思考力、判断力、表現力等の育成も求められています。
これらを踏まえ、できるだけ早いタイミングで、新たな英語能力観を反映した出題形式を取り入れてリニューアルする必要があると、英検協会として判断しました。

参照:英検公式HP

 

上記より、2024年度入試からの新課程に合わせて、より4技能を重視した構成にするという意図が読み取れます。

※大学入試の英語の新課程について詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください!

 

\\合わせて読みたい//

【英語の新指導要領】「英語コミュニケーション」と「論理・表現」とは

 

【英検】2024年:変更内容

大学入試において用いられることの多い「準1級・2級」の変更内容について詳しく確認していきましょう。

筆記試験 Lisetening Speaking
Reading Writing 試験時間
準1級

41問→31問
大問1:短文の語句空所補充
  →7問削除
大問3:長文の内容一致選択
  →3問削除

英作文問題の出題が
1題→2題に増加

既存の「意見論述」の問題に加え、「要約」問題を出題

変更なし(90分) 変更なし 受験者自身の意見を問う問題(No.4)
に話題導入文を追加
2級

38問→31問
大問1:短文の語句空所補充
  →3問削除
大門3B:長文の内容一致選択
  →4問削除

変更なし(85分) 変更なし 変更なし

 

上記の表からわかる通り、リーディングの出題が減りライティングの出題が増えるというのが最も大きな変更点となります。

大学入試においても、新課程が導入され、より多角的な英語力が求められるようになっています。

しかし、それでも受験においてリーディング偏重であるというのは変わりません。

大学受験で求められる英語力と、英検合格に必要となる英語力の違いを理解し、効率よく合格を目指していきましょう!

 

 

まとめ

今回は、大学入試における「英検」の活用法について紹介しました!

早い段階から対策し、英検に合格することができれば、他科目に割ける時間が大きく変わってきます。

第一志望だけでなく、併願校でも上手く活用することで、受験を賢く制していきましょう!

自分の英検スコアのもっと詳しい活用方法が知りたい…という方はお気軽に下記のLINEからご相談ください!

 

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