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【英語の新指導要領】「英語コミュニケーション」と「論理・表現」とは

こんにちは!新鎌ヶ谷駅から徒歩3分

日本初!授業をしない武田塾 新鎌ヶ谷校です。

 

今回は、2022年度入学の高校生から適用される「英語の新指導要領」について詳しく解説していきます!

この記事を読むことで、高校英語への理解度が深まると思うのでぜひ最後まで読んでみてください!

 

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そもそもなぜ変わったの?

英語の指導要領の変更点について説明する前に、そもそもなぜ変更されたのか背景を整理しておきましょう!

従来の指導要領では「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能をバランスよく伸ばし、基礎的な英語力を養うことに力を入れていました。

しかし、急速にグローバル化が進む中で日本の高校生は発信力に関わる「話す」「書く」の技能が弱いという課題がありました。

そこで、より主体的かつ実践的な英語力の養成を目的として、「聞く」「読む」「話す(やり取り)」「話す(発表)」「書く」という5領域を総合的に養う新指導要領に改訂されました。

ここまでが変更された背景です!では、それぞれどう変化したのか確認していきましょう!

 

「英語コミュニケーション」と「コミュニケーション英語」の違い

まずは「英語コミュニケーション」と「コミュニケーション英語」の違いについて解説します!

「英語コミュニケーション」は従来の「コミュニケーション英語」に代わり新設された科目です。

I、Ⅱ、Ⅲと段階的に学んでいき、全体を通して習得する語彙は最大2500語になります。

従来の「コミュニケーション英語」で習得する語彙の1800語と比べると大きく増えていることがわかります。

 

内容としては、従来の4技能を細分化し 、「聞く」「読む」「話す(やり取り)」「話す(発表)」「書く」の5つの領域を伸ばしていきます。

次に、それぞれの領域について見ていきましょう!

 

「聞く」

「聞く」領域では、対話や放送などから情報を聞き取り、必要な情報や話し手の意図を把握する活動を行います。

また、ペアやグループで対話の要点を確認するような活動も行います。

 

「読む」

「読む」領域では、電子メールやパンフレットなど、英語で書かれたものから情報を読み取り、書き手の意図を把握する活動を行います。

また、読み取った内容を話したり書いたりして伝えあう活動も行います。

 

「話す(やり取り)」

「話す(やり取り)」領域では、身近な出来事や家庭生活などの日常的な話題について、情報や考え、気持ちなどを即興で話して伝え合う活動を行います。

また、やり取りした内容を整理して発表したり、文章を書いたりする活動も行います。

 

「話す(発表)」

「話す(発表)」領域では、身近な出来事や家庭生活などの日常的な話題について、準備の時間が確保された状況で、情報や考え、気持ちなどを理由や根拠とともに話して伝える活動を行います。

また、発表した内容について、質疑応答したり、意見や感想を伝え合ったりする活動も行います。

 

「書く」

「書く」領域では、身近な出来事や家庭生活などの日常的な話題について、準備の時間が確保された状況で、情報や考え、気持ちなどを理由や根拠とともに段落を書いて伝える活動を行います。

また、書いた内容を読みあい、質疑応答をしたり、意見や感想を伝え合ったりする活動も行います。

 

「英語表現」と「論理・表現」の違い

続いて、「英語表現」「論理・表現」の違いについて解説します!

「論理・表現」は、「英語表現」に代わる科目であり、 「話すこと」「書くこと」を中心とした発信力の強化を図るため、スピーチ、プレゼンテーション、ディベート、ディスカッション、まとまりのある文章を書くことを扱う科目として設定されています。

先ほどの「英語コミュニケーション」で求められた5領域の中でも特に重要視されている3領域を中心に扱います。

さっそく詳しく見ていきましょう!

 

「話す(やり取り)」

「話す(やり取り)」領域では、ディベートやディスカッションを行います。

これらの活動を通して、聞いたり読んだりしたことを活用しながら、基本的な語句や文を用いて、意見や主張を工夫して伝えることが求められます。

 

「話す(発表)」

「話す(発表)」領域では、スピーチやプレゼンテーションを行います。

自分の考えなどを効果的に聞き手に伝えられるよう意識し、終わった後に質疑応答や感想などを伝え合う活動も重要となってきます。

 

「書く」

「書く」領域では、英語を論理的に書く力を養います。

論理的に書いて伝えるために、矛盾や飛躍がないか、理由や根拠がより適切なものになっているかなどについて留意することが求められます。

 

 

まとめ

今回は「英語の新指導要領」について紹介しました!

世の中の流れに合わせて、高校英語もより実践的なものが求められていることがお分かりいただけたかと思います。

また、大学入試に関しては単語数の増加等からよりレベルの高いものになることが予想されます。

英語は苦手な人でも正しいやり方で勉強すれば必ず結果がついてくる科目です。

早い段階からの対策で英語を武器にしていきましょう!!

 

【参照】

高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説(新) 文部科学省 
https://www.mext.go.jp/content/1407073_09_1_2.pdf


高等学校学習指導要領解説(旧) 文部科学省
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/01/29/1282000_9.pdf

 

 

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