ブログ

2025年共通テスト 新課程の変更点について解説!

昨今は、共通テストの改革が頻繁に行われています。

受験生にとっては、大変な時代です。

そこで今回の記事では、2025年から大学入学共通テストの変更点について解説していきます。

青ペン (4)

 

共通テストが変わる理由

共通テストが変更されるのは、学習指導要領が変わるからです。

(文部科学省が定める教育課程〈カリキュラム〉の基準のこと)

 

この新学習指導要領は、2021年度から中学校の全学年で実施されています。

そして2025年1月には、最初の新課程における大学入学共通テストが実施される予定です。

 

各科目の変更点

国語

【現行】

第1問:現代文(50)

第2問:現代文(50)

第3問:古文(50)

第4問:漢文(50)

試験時間:80分

 

【試作問題】

第1問:現代文(45)

第2問:現代文(45)

第3問:現代文(20)

第4問:古文(45)

第5問:漢文(45)

試験時間:90分

 

試験時間が、80分から90に増える予定です。

特に現代文の出題と配点が増えています。

 

新たに追加される第3問は、グラフや表の読み取りが多く含まれると予想されています。

また問題量が増えたにも関わらず、試験時間は10分しか増えていない点にも注意が必要です。

古文漢文については、配点が減ったとはいえ、重要な得点源であることに変わりはありません。

 

スクリーンショット 2023-03-15 144138

引用:共通テスト2025年 試作問題

 

社会

必須科目から1つ(あるいは2つ)と選択科目を1つ(あるいは無し)を選択。

合計2科目を選択する形になります。

 

●必須科目

(歴史総合、地理総合、公共)

 

●選択科目

(日本史探究、世界史探究、地理探究、倫理、政治経済)

 

◆必修科目と選択科目の組み合わせ

①歴史総合、日本史探究(100)

②歴史総合、世界史探究(100)

③地理総合、地理探究(100)

④公共、倫理(100)

⑤公共、政治経済(100)

 

◆必修科目同士の組み合わせ

⑥地理総合、歴史総合、公共(3つのうち2つを選択〈各50、2つを解答して100〉)

 

現在の地歴公民が、上記の6パターンに再編される訳です。

この6パターン以外の組み合わせは、選択できません。

しっかりと把握しておきましょう。

 

【試作問題】

次の問いは「公共、倫理」の試作問題です。

SDGsジェンダーなど、現代的な内容になっています。

 

スクリーンショット 2023-03-15 144942

引用:共通テスト2025年 試作問題

 

数学

数学はこれまで通り2科目です。

ただし、数学②の内容と試験時間が変更されている点に注意してください。

 

数学

科目:「数学I、数学A「数学I」から選択

 

【現行】

第1問、第2問:必答

第3問、第4問、第5問:いずれか2問を選択して解答

試験時間:70分

 

【試作問題】

第1問、第2問、第3問、第4問:必答

試験時間:70分

 

・試作問題では、全4問必答となっている

苦手な単元を飛ばすことができない形式

 

数学

科目:「数学Ⅱ、数学B、数学C

 

【現行】

第1問、第2問:必答

第3問、第4問、第5問:いずれか2問を選択して解答

「数列」、「ベクトル」、「確率分布と統計的な推測」

試験時間:60分

 

【試作問題】

第1問、第2問、第3問:必答

第4問、第5問、第6問、第7問:いずれか3問を選択して解答

「数列」(数学B)、「統計的な推測」(数学B)、

「ベクトル」(数学C)、「平面上の曲線と複素数平面」(数学C)

試験時間:70分

 

数学Cが追加

「ベクトル」だけでなく、「複素数(極座標を含む)」が含まれています。

 

文系の学生にとっては、範囲が広くなって負担が増える流れです。

またの配点が低下し、数学Bと数学Cは上昇しています。

10月 (1)

参考書

2022年7月に、チャート式が新課程での数学IAを刊行しています。

また「入門問題精講」「基礎問題精講」も新課程に対応

入門問題精講

基礎問題精講

理科

選択科目や配点などに、大きな変更点はありません。

ただし従来は分けていた基礎と専門が、同時刻に試験が開始するよう変更されています。

 

英語(外国語)

英語(外国語)も、大きな変更点はありません。

ただし必要な英単語数は、最大で700語も増加しています。

 

情報(新科目)

概要

教科として導入されるのが、IT(情報技術)に関する「情報」です。

試験時間:60分

配点:100点

日程:2日目の最終(午後5時~6時)

 

試験本番において、どれほどの難易度となるかは一概には言えません。

出題されるのは、生活に直結する内容が多いです。

 

情報Ⅰの勉強法をYoutubeにて解説!!

情報

各大学の対応

東京大学大阪大学などは、一般選抜において「情報」を必須とすると公表しています。

ただし詳細な利用方法は未公表です。

 

志望大学の情報は、こまめにチェックしましょう。

また北海道大学は、すでに「情報」を入試配点に組み込まないと予告しています。

 

【試作問題】

スクリーンショット 2023-03-15 145039

引用:共通テスト2025年 試作問題

 

既卒生への経過措置

多くの変更点があるため、既卒生への救済措置が設けられます。

 

情報

・2022年時点で選択必修科目となっている、「旧情報」(「社会と情報」「情報の科学」)に対応

・詳細は大学入試センターの発表待ち

 

社会

現行の共通テストと同様の出題教科、科目が適用

 

数学

現行の共通テストと同様の出題教科、科目が適用

 

理科

・必要に応じて、選択可能な問題を出題することがアナウンスされている

(新学習指導要領と現行の間で、扱いが異なる内容もあるため)

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回の記事で、共通の変更点について理解が深まれば幸いです。

 

本内容はあくまでも、現段階における内容であって、最終決定ではありません。

そのため、大学入試センターからの情報のチェックを小まめに行うことをオススメします。

 

※本記事は、大学入試センターHPの内容を参考にしております

引用:共通テスト2025年 試作問題

10月-2

志望校に合格したいなら、武田塾。

突然ですが、質問です。

志望校に合格するための条件は何でしょうか?

答えは「入試問題で合格最低点以上の得点を取る」ことです。

すなわち、入試当日に「入試問題が解ける状態」になっていることが必要です。

 

ではここで、共通テスト英語の問題を解いてみてください。

スクリーンショット 2023-06-02 152022

<引用:独立行政法人 大学入試センター https://www.dnc.ac.jp/>

 

もし今これが解けない状態であれば、入試当日までに何をする必要がありますか?

「単語の意味を覚える」「文法を覚える」「速読力をつける」

こうしたことが必要ですよね。

 

単語の意味を覚えるにはどうすれば良いでしょう?単語帳で意味を隠しながら何度も反復しますよね。

文法の暗記も速読力の強化も同様です。自分で問題を解いていかなければなりません。

これらはすべて、授業ではなく「参考書学習」で行っている事に気が付いたでしょうか?

 

学校で全く同じ授業を受けているのに、なぜ「伸びる生徒」と「伸びない生徒」が生まれるのでしょうか?

それは、自宅で「参考書学習をしているかどうか」の違いだけなのです。

授業はあくまで「理解」に過ぎず、その内容を「暗記=インプット」し、「演習=アウトプット」することで初めてテストで問題を解けるようになるのです。

図1

武田塾では何をするの?

だから武田塾では授業をせず、秘伝のルートに則って参考書学習に100%注力させるのです!

その中で分からない箇所は「全科目」「即座に」質問対応します。これが最も効率の良い学習の進め方なのです!

また、武田塾では授業の代わりに「特訓」を行います。通常の個別指導塾とは異なり、講師と完全1:1の指導で、正解した問題についても「内容が本質まで理解できているか」を徹底指導します。

表面的な理解で正解に辿り着いたのでは、入試問題には一切対応できないからです。

 

武田塾の勉強法

武田塾では一人一人個別のカリキュラムを作成します。現在までの学習状況、志望校、受験までの時間は一人一人異なるからです。

そしてそのカリキュラムから毎週宿題を提示し、間違えた問題は1週間で4回、手を使って解き直しをしてもらいます。

一度解き直すだけでは全く意味がありません。ここまで反復しなければ記憶には定着しないのです。

 

武田塾の勉強法に少しでも興味がわいた方は、下部の「無料受験相談」バナー、又は「校舎直通電話」から、まずは無料相談にお越しください‼

 

無料相談では何をしてくれるの?

 

無料相談では、30分~1時間のお時間を頂戴し、受験のプロが生徒様の現状の成績・学習状況を踏まえ、

・成績を伸ばすために何をすべきか

・選択科目の選び方

・部活との両立方法

・受験校の選定

・入試の傾向や方式

・武田塾の勉強法

・コースや料金体系

などを全て無料でお教えいたします!

 

受験に対する不安を、この機会に一気に解消しちゃいましょう!

 

藤井

下曽根校 校舎長:藤井 亮(フジイ リョウ)

大阪大学 工学部、大阪大学 大学院卒

 

✨指導実績✨

【2023年度】

🎉高3の9月から共通テスト本番まで得点96点アップ🎉

🎉九州歯科大学、立命館大学、現役合格🎉

【2024年度】

🎉2か月間で模試の得点114点アップ🎉

🎉九州工業大学、熊本大学、現役合格🎉

🎉弘学館高校、青雲高校、合格🎉

 

信念は「生徒を第一志望校に合格させ、幸福な人生を歩んでもらうこと。」

 

まずは下部バナーから、お気軽にお問い合わせください‼お待ちしております(^-^)

※無料受験相談を受けたことによる入塾の強制は一切致しません。

 校舎直通電話無料受験相談

************************************************************

日本初!授業をしない武田塾 下曽根校

〒800-0226
福岡県北九州市 小倉南区 田原新町2丁目5-28

☎093-383-7012

受付時間
<月~土曜日>
自習室利用/電話受付可能時間 13:00~22:00

<日曜日>
自習室利用/電話受付可能時間 10:00~19:
00

※祝日による時間変更はございません。

主な通塾学校

<公立高校>小倉高校・戸畑高校・小倉西高校・小倉南高校・小倉東高校・門司学園高校・北九州高校

<私立高校>九州国際大付属高校・敬愛高校・西南女学院高校・常盤高校・東筑紫学園高校

<中学校>曽根中学校・沼中学校・吉田中学校

下曽根駅近辺で大学受験の塾・予備校をお探しなら武田塾下曽根校

************************************************************

LINE

 

「いきなり無料相談はちょっと…」という方!まずは公式LINEから

今の状況、お悩み、質問などをご相談ください!

上記バナーから友達追加し、メッセージを送ってください♪

関連記事

【共通テスト】共通テストの特徴とセンター試験との相違点

以前は、国公立大学を対象とした大学入試センター試験が実施されていました。 令和3年度からは、それに代わって、大学入学共通テストを実施されています。 &nbsp; 今回は両者を比較して、共通テストの特徴 ..

【共通テストの概要】会場、方式やスケジュールについて

今回の記事では、共通テストの概要についてまとめていきます! 目次 試験会場 スケジュール 共通テスト その後 受験科目と時間割 1日目 2日目 注意すべきこと 持ち物チェック 机上に置いていいもの 服 ..

【徹底解説】武田塾と一般的な個別指導塾の違いとは!?

こんにちは、武田塾下曽根校です。 武田塾の特徴はやはり、「授業をしない」点につきます。 では何をしているのかと言うと、自学自習を徹底的に管理・サポートしています! 学生は授業を通さずに、参考書を用いて ..

【高校1・2年生必見】受験の為にはいつから塾・予備校に通うべき?

みなさん、こんにちは! 武田塾下曽根校です! &nbsp; &nbsp; 高校1・2年生の皆さん、「本格的な受験勉強は高3からでいいや」と思っている人いませんか? おそらく多くの人がそう思っていると思 ..

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる