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【世界史の勉強法】イギリス・プランタジネット朝について徹底解説!

こんにちは、武田塾下曽根校です。

今回は世界史を勉強する上で重要になってくる、中世のイギリスの歴史について解説をしていきたいと思います。

イギリスにはノルマン朝の次に、プランタジネット朝が成立することになります。

 

さてそんなプランタジネット朝ですが、どのように勉強していくと良いでしょうか。

それは世界史の勉強法の基本、タテの軸とヨコの軸で考えていくことが大切です。

また地図もきちんとイメージできるようにしておきましょう。

 

地図

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イギリスはこの当時もフランスとの関わりが深いので、地図をチェックしましょう。

「どの辺りの領土を奪いあっていたか」をイメージし、覚えていくと良いです。

最終的には、大陸側の領土のほとんどを喪失し、フランス北岸のカレー市のみを確保しました。

 

タテの軸

王朝の成立とマグナ=カルタ→議会の発展→百年戦争→バラ戦争という流れで覚えましょう。

 

プランタジネット朝の成立とマグナ=カルタ(大憲章)

1154年、ヘンリ2世(アンジュー伯アンリ)によってプランタジネット朝が開かれます。

またヘンリ2世の跡を継いだリチャード1世は、第3回十字軍に参加。

エジプト・アイユーブ朝のサラディンと戦い、その勇敢さから獅子心王の異名を持ちます。

 

次のジョン王は、フランス内に領有していた多くの領土を失い、「欠地王」と呼ばれています。

さらに大司教の任命について教皇・インノケンティウス3世と対立し、窮地に陥りました。

このジョン王の失政を抑えるため、1215年に議会がマグナ=カルタ(大憲章)を認めさせます。

 

議会の発展

翌1216年に即位したヘンリ3世は、失地回復のためにフランスに遠征。

戦費を調達するため、国民に重税を課します。

 

このように大憲章を無視し続けたため、1258年に貴族のシモン=ド=モンフォールが反乱を起こしました。

これが1265年に開催されたシモン=ド=モンフォールの議会に繋がります。

また王太子時代のエドワード1世が、この反乱の平定において活躍しています。

 

国王として即位したエドワード1世は、1295年に模範議会を招集。

これは聖職者・貴族のほか、各州の2名の騎士、各都市2名の市民から構成される議会のことです。

 

百年戦争

エドワード3世は、フランス・カペー朝のフィリップ4世の孫(娘の子)でした。

そのためカペー朝の断絶を受けて成立したヴァロア朝に対し、王位を主張して宣戦布告。

こうして1339年に百年戦争が始まります。

 

百年戦争が勃発して2年後の1341年には、貴族院と庶民院の2つからなる二院制が議会で確立されています。

1346年にはエドワード3世が率いるイギリス軍がクレシーの戦いでフランス軍に快勝。

彼の息子であるエドワード黒太子も、ポワティエの戦いでフランス軍に大勝しています。

 

しかし1381年にはワット=タイラーの乱と呼ばれる農民反乱が起きています。

最終的に百年戦争はフランスの勝利に終わり、イギリスは大陸側の領土の大半を失います。

 

バラ戦争

1455年、ランカスター家ヨーク家の間で、王位継承権をめぐる内戦が勃発します。

これをバラ戦争と呼びます。

 

この時代には議会が強くなっていましたが、その中でも特に影響力が強かったのは貴族でした。

ジェントリ(郷紳)という中小貴族の名称が出題されることもあるので、覚えておきましょう。

 

結局ランカスター家とヨーク家の争いは、共倒れに終わります。

最終的にバラ戦争に勝利したヘンリ7世が1485年に新国王に即位。

テューダー朝が始まることになります。

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ヨコの軸

第三回十字軍

リチャード1世は、フランスのフィリップ2世、神聖ローマ帝国のフリードリヒ1世と共に第3回十字軍に参加。

聖地エルサレムの再奪還に向け、アイユーブ朝のサラディンと戦っています。

 

フランスとの関わり

そもそもこの王朝の開祖のヘンリ2世は、フランス内の貴族(アンジュー伯アンリ)です。

しかしジョン王はフィリップ2世(仏)に、フランス内にあった領土の多くを奪われました。

ヘンリ3世はこのときの失地回復を目指し、フランスに遠征しています。

 

そしてエドワード3世はフランスの王位継承権を主張し、百年戦争が開戦。

最終的には敗れ、フランス北岸のカレー市以外の領土はフランスに取られています。

 

語句の覚え方

まとまりで覚える

柱となる王朝の名前、建国者、有力な国王、その文化などを整理することが大切です。

一つのまとまりをセットで覚える習慣を作りましょう。

 

(例)

・王朝の名前…プランタジネット朝

・建国者…ヘンリ2世

・有力な皇帝…リチャード1世、ジョン王、エドワード3世など

・文化…議会の発展

 

バラバラに覚えると、意味が分からなくなると思います。

この時代はフランスとの領土の奪い合いがあり、議会も発展しました。

「国王たちがフランスや議会とどのように接したか」を押さえ、まとまりを意識して覚えましょう。

 

議会の発展

この時期に議会が発展したことは世界史的にも重要です。

この時期の議会の発展が、現在の世界中の議会政治の基礎となったからです。

一連の流れを掴みましょう。

 

マグナ=カルタ

・イギリス立憲政治の基礎となった既定

・失政を続けるジョン王に議会、貴族が認めさせた

 

●シモン=ド=モンフォールの議会

・イギリス議会の起源となる議会

 

●模範議会

・聖職者、貴族のほか、各州2名の騎士、各都市2名の市民で構成

 

●二院制

貴族院庶民院の2つによって構成される

・貴族院は上院ともいい、大貴族と高位聖職者から成る

・庶民院は下院ともいい、各州の騎士と各都市の代表から成る

 

少しづつ議会が発展していったことが分かりますね。

ただし議会が強くなったといっても、その中心は貴族でした。

ジェントリ(郷紳)と呼ばれる中小貴族は、バラ戦争による影響をほとんど受けていません。

 

意味で覚える

リチャード1世はその勇猛果敢さから、「獅子心王」と呼ばれていました。

しかし治世の大半を外征に費やしたため、内政での目立った実績はありません。

 

一方でジョン王「欠地王」と呼ばれ、フランスにおける領土の多くを失い、教皇と対立。

内政でも失政を続けてしまいます。

良いところのないジョン王ですが、彼の治世にマグナ=カルタが制定されたことは重要です。

 

まとめ

世界史では、用語がカタカナでバラバラになりがちです。

設問ではひっかけ問題もあるので、字面に引っ張られて混同しないように気をつけてくださいね。

「どの分野の何についてなのか」を整理して覚えていきましょう。

そして「間違った覚え方をしていないか」を意識して、日々の勉強に取り組んでいきましょう!

 

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