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大学受験で高校2年のうちにやっておかないとヤバいこと【武田塾三軒茶屋校】

”授業をしない”塾 武田塾三軒茶屋校です!!

10月にはいってから、武田塾三軒茶屋校に都立駒場高校・世田谷学園・昭和女子大学附属高校・東京学芸大学附属高校などの高校2年生の生徒さんからの相談が急増しています。

それ以外の高校からも高校2年生の生徒さんから、大学受験に向けた相談が一番多くなっています。

 

そこで今回は、これらの質問に答えつつ、

高2のうちにこれだけはやっておかないとやばい!

という話をしたいと思います。

 

桃色と茶色 筆書き キッチンラベルのコピーのコピー

 

高校2年生のうちにやっておかないとヤバいこと!

英語+1科目の基礎固め

高校2年生のうちに受験の主要な科目の基礎を固めておくことがとても重要です。

とはいえ一度に力を入れられる科目というのはせいぜい1~2科目になると思います。

そのため、まずはどの科目から固めていくかを決めることからです。

基本的には文系も理系も英語が重要性が高く、必要勉強量も多い科目になるので、英語+1科目に絞って集中的に進めるといいでしょう。

それ以外の科目については、定期テストや学校の小テストのたびにある程度勉強しておく程度でいいでしょう。

 

ちなみに、『3年生の春から始めればいいや~』と思っていると、偏差値55以上の国公立・MARCH以上の私立への合格率は大きく下がります。

また、偏差値40前半の人が高3からスタートして偏差値50以上の大学を目指すことは簡単なことではありません。これに該当する人も2年生のうちにやっておかないと本当にヤバくなります!

 

国立志望

国立志望の場合は文系・理系問わず英数に力を入れていきましょう。

理系の場合は、数学が最重要科目になりやすいのは言わずもがなです。必要勉強量も多く、最も時間がかかる科目ですので早期のスタートが必須です。

文系の場合は、苦手とする人が多い科目であることから、安定した点数が見込めると入試がとても楽になります。

また、最終的に得意科目に出来なくても、足を引っ張らない程度にしておくことが重要になります。短期間で仕上げにくい科目であるため、高3になってからイチからスタートすると間に合わないケースもあります。

 

英語は英単語帳1冊と、英文法をしっかりと固めておきましょう。

数学は基本事項についてしっかりとした理解と、典型問題の解法を完璧にしておきましょう。

すでに英語・数学のうち1科目でも上記の勉強が終わっている人は、理系なら理科1科目目を、文系なら国語の勉強をしましょう。

 

私立理系志望

私立理系志望の場合は英語・数学に力を入れましょう。

『英語はやる気が起きないから理科科目でもいいですか…?』という人もいますが、基本的にダメです!!!

なぜかというと、理科科目は定期テストで平均点以上(出来れば+10点以上)とれるように頑張れば、3年生の春からでも間に合わせやすいです。

しかし、英語については早めに基礎終えていないと、間に合わせられなくなったり、夏以降に数学・理科に時間をかけたいと思っても、英語が相当な負担とストレスになってしまう場合が多いです。

 

私立文系志望

私立文系志望の場合は英国、または英社に力を入れましょう。

個人的には一朝一夕で出来るようにならない科目である現代文、単語・文法を覚えるだけで勉強全体が楽になりやすい古典を先にやる方が、精神的にやりやすいと思います。

社会科の科目については、定期テストのたびに範囲を固めておけば、国語の勉強が一区切りしたところで本格スタートさせることがしやすいと思います。

 

 

志望校、気になる大学・学部、大学でやりたいことを見つける

高校2年生のうちに行きたい大学、気になる大学をみつけておきましょう!

なんとなくで志望校を決めている人よりも、その大学・学部に行きたい理由がしっかりとしている人の方が、長い受験勉強をやり切れることが多いんです。

自分が大学に行く理由・その大学学部に行きたい理由を明確にしておきましょう。

 

理由については本気でそう思えることがあれば何でもOKです。

過去にすごく頑張っていた生徒さんの例としては、

・動物保護のために、大学の獣医学部で勉強する必要があるから。

・自分の興味がある分野で有名な教授がいるから。

・やりたいことはないけど、ステータスとして高学歴が欲しいから。

・自分がどこまでやれるか、本気で試してみたいから。

・○○大学にいったら平均年収も高いし、モテるから。

・好きな先輩、好きなYoutuberがいる大学だから。

といったものがありました。

 

『行けたらいいなあ~』だと弱いですが、『絶対行きたい!』『本気で頑張りたい!』と思える理由を見つけてください。

 

大学・学部が決まったら入試方式などの情報も調べよう

いきたい大学・学部が決まったら、入試の方式や受験科目、配点など調べておきましょう。

一般入試・公募推薦など自分に合った受験方式を見つけたり、志望校合格までに必要なことを把握することで、合格までの道筋をイメージすることが重要です。

いざ本腰を入れようと思ったら、そのときには間に合わない状態になってました…となってしまっては困りますし、

いつから・いつまでに・何を・どのようにすればいいのかといったことを考えるうえでも、志望校の入試について知っておくことは重要です。

 

いつまでに何をすべきかを大まかに整理する

志望校が決まったら、いつまでに何をすれば合格できるのかを考え、計画的に進めていくことが重要です。

基本的には合格から逆算することが重要です。

 

過去問・分野別対策を始める時期

一般入試で受験する場合、受験本番は私立大学なら多くの大学は2月上旬~中旬、一部の共通テストが必須化されているところの場合は1月中旬が本番です。

国公立大学なら1月中旬の共通テストの後、前期試験は2月末、中期・後期試験は3月になります。

そう考えると、理想としては10月・11月くらいからは過去問対策を本格化させて、見つかった弱点を分野別に対策をしていきたいところです。

12月からの過去問対策では、弱点が見つかっても、それを強化するための時間というのがあまりとれないため、基本的に11月の頭から。可能なら10月からと考えておきましょう。

 

標準~難関レベルの勉強

基礎を終えていれば入試標準レベル~難関レベルのを仕上げていくことになります。

これに関しては3~4か月ほどを見た方がいいですので、7~10月の期間でそれをおこなうと考えると、遅くとも夏休みからはこのレベルの勉強に入りたいということになります。

また、主要科目に関してはもう少し余裕を持っておきたいので、理想は4月からこのレベルの勉強に入っておきたいです。

どの科目においても、少しでも早くこのレベルを終えていれば、苦手の補強であったり、入試問題の傾向に合わせた対策に時間を割きやすくなりますので、早め早めで進めていきましょう。

志望校のレベルが東京一工・最難関医学部など、最難関大学である場合は全科目3~4ヶ月ずつ早められると理想的です。

 

国公立志望の共通テストのみの科目

共通テストのみの科目については7月くらいから1科目ずつ手を付けていくのが理想的です。

概ねかかる期間は以下の通りです。(勉強前の状況や、目標点数によっても変わります)

科目 期間
数学ⅠA 1~2ヵ月
数学ⅡB 1~2ヵ月
理科 2か月
理科基礎 2週間~1ヵ月
地歴 2か月
公民 1ヵ月
現代文 2週間~1ヵ月
古文 1ヵ月
漢文 1週間~2週間

例外的に数学が苦手すぎる文系国立志望の方は、数学にもう少し時間がかかってしまう可能性があります。

目標点数次第ではありますが、頭に入れておきましょう。

 

各科目の基礎固め

上記のことから逆算すると、主要科目の基礎レベルは3月末までに、それ以外の科目は6月末までに一通り終えておけると理想的ということになります。

そこから逆算すると、主要科目の基礎レベルは、科目や開始時の状況にもよりますが4~8か月かかります。そうなると、遅くとも高校2年の12月、理想を言えば高校2年の8月からスタートしておけるといいでしょう。

 

それ以外の一般入試や二次試験で使う科目は基礎レベルに4か月~5か月程度の期間をとれるといいでしょう。(科目によります)

逆算すると高校2年2月~3月からスタートすればいいということになります。

主要科目の基礎レベルが終わり次第の追加でいいのですが、余裕がある人はもっと早めに手をつけましょう。

 

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