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【大学受験】慶應の足切りって?経済学部と合わせてご紹介します!

こんにちは。武田塾鷺沼校の文系講師です。

冬に入ったと思ったらあっという間に年も明け、私立大学の受験のシーズンになりました。

今回は慶應義塾大学の経済学部について徹底解説していきたいと思います!

福沢諭吉 に対する画像結果

 

このブログをご覧になっている皆さんであればお分かりでしょうが、

慶應義塾大学の経済学部にはA方式と呼ばれる受験方式とB方式と呼ばれる受験方式の2つが存在します。

先ずはこの2つの受験方式と、受験するにあたってどちらを選ぶべきかについて、

どちらの受験方式でも受験した経験のある筆者が解説していきます。

また日本史以外の各科目の特徴も解説していこうと思います。

 

慶應特有の「足切り」について

この大学の受験を解説するにあたって事前に説明しておかなければならないシステムがあります。

それは「足切り」と呼ばれるシステムです。

受験者が非常に多く、採点側の負担も大きいため、

英語、数学においてマークシートで一定の点数を取っていないと歴史や小論文の記述式の答案が採点してもらえないというものです。

この「足切り」が多くの受験者の鬼門となっています。

 

A方式とB方式の違いについて

A方式とは受験科目に英語、数学、小論文を用いる受験方式です。

B方式とは受験科目に英語、歴史、小論文を用いる受験方式です。

英語、小論文の2教科はどちらにも共通していますが、それぞれ数学を用いるか、歴史を用いるかについて違いがあります。

またA方式の場合は、足切りが英語、数学のマークシートで行う問題の合計で計算が行われますが、

一方、B方式の場合は英語のマークシートの問題のみで行われるという違いもあります。

A方式を受験するべき人

 

A方式を受けるべき人は大学受験をするにあたって数学を勉強している人の多くと、英語をそれほど得意にしていない人です。

理由は大きく2つあります。

1つ目は合格者数が多いため実質倍率の観点からA方式のほうが若干低く受かりやすいと言えるからです。

また私立大学を受験するにあたって、私立専願で勉強をしている人たちと真っ向から英語や歴史を用いて戦うよりも、

数学という武器で戦うほうが得策といえます。

 

2つ目は足切りの科目数の問題です。

A方式で受験する場合、英語、数学の合計の点数で足切りが行われますが、B方式で受験する場合英語のみで足切りが行われてしまいます。

筆者の周りでもB方式を受験した、英語が得意ではない人の多くが足切りされていました。

 

B方式を受験するべき人

 

B方式を受けるべき人は数学を学んでいない人と、数学を勉強しているがそれほど得意ではなく英語を得意科目にしている人です。

慶應義塾大学の経済学部の数学はそれなりに難易度が高いため、少しの対策では太刀打ちできるものではありません。

そのため無理に数学受験をしようとするくらいなら、普通に歴史で受けましょう。

また先ほど述べたように英語の足切りを突破できるほど英語に自信がある人は、数学選択者でもB方式を受けるのも良いでしょう。

ただしその場合、当然ながら歴史の対策にもしっかり取り組む必要があります。

 

 

受験科目ごとの特徴

英語

 

近年、英語は大問が5つで構成されていて、長文読解が3つ、英作文が2つといった構成になっています。

3つの長文は1つ目の文章と2つ目の文章が対になるような意見を持った社会学的なテーマを持つ文章となっていて、

3つ目の文章もまた1つ目と2つ目とは全く異なるテーマを持った文章となっているという、大きな特徴を持った構成です。

 

また2つの英作文も大きな特徴があります。

まず、1つ目の英作文は日常会話の英訳の問題で、日本語の複雑な表現を簡単な日本語に言い換えて和訳するという問題です。

2つ目の自由英作文の問題は長文の中で述べられたテーマに対して、本文中の引用や、反対の意見を用いて意見論述するという問題です。

ここまで述べてきたように慶應義塾大学経済学部の英語は非常に特徴があるため、この形式の問題を何度も解き、慣れていくのが良いでしょう。

数学

近年、数学は大問が6つで構成され、大問1から3までがマークシートになっていて、4から6が記述式になっているという特徴があります。

出題の項目に関して、確率や数列、指数対数、ベクトル、微積分とここ数年は出題される項目が大まかに決まっているので、これらの項目を重点的に対策しましょう。

また、「80分」と、この分量の問題を解くにあたって、非常に厳しい時間となっているため、時間配分には注意して演習を行い、時間の感覚を身につけましょう。

世界史

近年、世界史は大問が3つで構成されています。

出題範囲に関してかなり絞られていて、問題の多くは1500年代以降を中心としたものになっています。

年代の配列を問う問題など、年代に関して問う問題が出題されるため、年代を覚えましょう。

また特徴的な短い論述の問題が出題されるため、過去問を解くなどして、論述を書くことができる力を養うのが良いでしょう。

 

小論文

近年、小論文は1つの大問に対し、2つ合わせて600字の論述を書くという形になっています。

小論文を書くにあたって、要旨が簡潔にまとまった文章を書くようにしましょう。

だらだらと文字数を書いても採点者は点数を与えてくれないので、しっかりと問題に対して意見を持ち、

その記述をしっかりと手元でまとめ、解答用紙に簡潔な文章を書けるようにする対策をしましょう。

また、小論文に関してはしっかりと書き方を守ることが必要です。

 

学校の先生に見てもらえればよいのですが、自分で採点するのは最も難しい科目です。

武田塾では小論文専用のコースもございますので、お困りの際はお気軽にご連絡ください。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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