【奈良県立医科大学医学部医学科】計算ミスを徹底分析して共通テスト89%!小池さんの合格体験記

スケジュールを自分で管理できませんでした。模試の直後はだいぶやる気を出して勉強するのですが、すぐにやる気がなくなり全力の4割〜5割ぐらいで低空飛行をしてしまうバランスの悪さが目立つ勉強スタイルでした。

やる気をうまく継続できないことが1番の問題でした。そういう状態で医学部を受けました。私は私立は受けず第一志望の奈良県立医大のみを受験しましたが、不合格で浪人が決まりました。

現役時代の反省を踏まえて大手予備校で授業を受けるだけのスタイルは合わないと思いました。授業を受けても結局復習しないし、予習もそこまできっちりしないので、それなら授業の価値がないのではないか、では宅浪かと思った時に駅で見た武田塾のポスターを思い出しました。

「授業をしない武田塾」、これはもしかして合っているのではないかと思いました。面談に行き、不安だったスケジュール管理とやる気の維持をサポートしてくれると聞いたので、ここは良いのではないかと思いました。

1週間分の予定をすべて立てて、1週間でどれだけできたかの進捗もすべてチェックしてくれました。その上で反省点を聞いてすべて対応してくれたのでやりやすかったです。効果はかなりありました。

11時には必ず武田塾に行くと決めて、8時に帰る。共通テスト前には10時まで残ったりとそんな感じで1日9時間くらいは集中して勉強に取り組むようにしていました。

塾にスマホは持ち込まない

塾では勉強しかしない。家では勉強しない。このスタイルが合っていました。そのために、スマホは絶対塾にもっていかないと決めていました。

校舎長によるメンタルケア

メンタル面のケアをよくやってもらっていました。浪人していると、どんどん落ち込んでくるので、メンタル面のケアが本当にありがたかったです。直前期になるとマジで点数に一喜一憂しちゃうじゃないですか。「先生マジで点取れなかった」って先生に言ったら話を聞いてくれるんですよ。本当に優しくて救いになりました。

11月頃からの共通テスト対策、共通テストの解きなおしです。30年分×科目数、予想問題集も販売されているものは、全てやりました。

なぜ間違えたのか、どうしたら解けたのかということを全て分析して書いていました。全教科、原因の原因まで探すやり込み方をしていました。30年間分やり込むと数学とかもうパターンが全部分かってしまうんですよ。前見ましたね。はい、わかりますよみたいな。

計算ミスで終わらせないこと

数学だったら計算ミスを計算ミスってだけで終わらせない。移項をミスしたとか、かけ算の筆算を書かなかったとか、計算ミス以上に細かく分析していました。ここの途中式を省略するから計算ミスする、省略したらダメみたいなことを全てピックアップして、削ったらダメなところと削っていいところを分析しました。

解答根拠までしっかり確認すること

国語は絶対に選択肢がバツだった理由、丸だった理由があります。だからここが不正解でバツだったとか、ここが正解で丸だったとか、これはバツとも丸とも言いきれないけど、絶対に丸の選択肢があったので丸だと全てに根拠があります。

英語がめちゃくちゃ伸びました。現役時代は約5割で実は共通テストも私は全国平均を割り込んでいましたが、30%以上伸びました。春は単語固めが大事でした。英語で最も大変だったところは単語で、単語が全て弱くて全く取れないので、武田塾の単語テストをもう何周もしまくった感じでした。

夏から秋にかけてもずっと単語に力を入れていました。現役時代は単語からずっと逃げていたので『システム英単語』と『英熟語ターゲット1000』を徹底的にずっと繰り返していました。何十周したか覚えていませんが、担当の先生からのアドバイスのおかげもあり、そこまで徹底してやれました。

この頑張った1年間が絶対財産になるというか、あれほどミスが多かった自分が、ここまでミスを減らせるというか、削りまくりました。やればできるということがわかってすごく嬉しかったです。