中部大学春日丘高校から大学へ進む道は3つあります。
高大連携入試制度、併設校推薦制度、そして外部の大学を一般選抜などで受ける道です。
どれを選ぶかで、高2からの勉強の中身が変わります。
「附属校だから中部大学に行くものだと思っていたが、外部の大学も受けたくなった」「推薦を取りながら国公立も受けられるのか分からない」。
武田塾大曽根校の受験相談で、春日丘の在校生と保護者から受ける相談です。
この記事では、学校が公表している2つの推薦制度の中身と、外部受験を選ぶ場合の準備を整理します。
制度の説明はすべて学校公式サイトの記載に基づいています。
大曽根校の校舎長がまとめました。
大学へ進む3つのルート
まず全体像です。
制度の内容は中部大学春日丘高等学校 進路の記載によります。
| ルート | 決まる時期 | 他大学との併願 |
|---|---|---|
| 高大連携入試制度 | 高校入試時に資格を認定、第3学年への進級時に希望を出す | 高大一貫クラスに所属するため、実質的に中部大学への進学が前提 |
| 併設校推薦制度 | 高校での学業成績をもとに選考 | 国公立大学との併願が可能。中部大学以外の私立大学との併願は不可 |
| 外部の大学を受験 | 自分で志望校を決める | 制限なし |
3つのうち、判断が難しいのは2つめです。
国公立大学と併願できるという点が、進路の組み立て方を大きく変えます。
高大連携入試制度とは
学校の説明はこうです。
入学試験時の成績が学校の定める基準を満たす合格者を、高大連携入試制度の資格保有者として認定します。
資格保有者は第3学年への進級時に希望することで、第3学年で新たに編成される高大一貫クラスに所属し、中部大学への進学が原則約束されます。
ただし条件があります。
入学後の学業成績の維持ができていない場合、欠席が多い場合、問題行動等の特別な問題がある場合は除かれます。
つまり、高校入試の時点で資格を得ていても、高1・高2の成績と出席が前提になります。
「資格があるから安心」ではなく、3年間の学校生活がそのまま条件になっていると考えてください。
併設校推薦制度とは
こちらは高校での学業成績をもとに総合的に選考される制度です。
学校の説明では、次の2点が示されています。
- 国公立大学との併願が可能
- 中部大学の入学料の半額が免除される
- 中部大学以外の私立大学との併願はできない
国公立大学と併願できるという点は、進路を考えるうえで大きな意味があります。
中部大学への推薦を確保したうえで国公立大学に挑戦できるためです。
ただし、私立大学の併願はできません。
「私立を何校か受けて比べる」という受け方はできないので、国公立を第一志望に据えるかどうかを先に決める必要があります。
推薦の判定材料は学校での成績です。
高1からの定期テストが直接効きます。
定期テストの勉強と大学受験の勉強を別々に抱えるのではなく、受験用の参考書で範囲を先に押さえてからテストに臨む形にすると、両方を一度に進められます。
外部の大学を一般選抜で受ける場合
外部受験も現実的な選択肢です。
学校が公表している2026年度大学入試の実績は次のとおりです。
| 区分 | 人数 |
|---|---|
| 国公立大学・大学校 | 75名(うち現役62名) |
| 現役合格率 | 83% |
| 私立大学 | 678人 |
| 医・歯・薬・獣医系 | 54人 |
学校は、合格者における現役率の高さと進学予定者数が少ないことを進路実績の特色として挙げています。
附属校でありながら、外部の国公立大学へ現役で進む生徒が毎年いるということです。
外部受験を選ぶ場合、注意点は1つです。
一般選抜は入試科目が決まっているため、受けると決めた時期が遅いと必要な科目の準備が間に合いません。
特に国公立大学は共通テストで複数の教科・科目が必要になります。
高2のうちに一度方針を決めておいてください。
進路を決める時期と決め方
大曽根校で春日丘の生徒に伝えているのは、「高2の秋までに一度決めて、必要な科目の勉強を先に始めておく」という進め方です。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 高1 | 定期テストを取りにいく。推薦のどのルートも成績が前提になる |
| 高2の春 | 中部大学に進む場合と外部を受ける場合で、必要な科目がどう変わるかを調べる |
| 高2の秋 | 方針を一度決める。外部受験なら志望校の入試科目を要項で確認する |
| 高3の春 | 配点の重い科目から時間を配分する。高大連携入試制度は進級時に希望を出す |
| 高3の夏以降 | 外部受験は志望校レベルの参考書と過去問へ |
「決めたら変えない」という意味ではありません。
決めておいて、必要な科目の勉強を先に始めておくという意味です。
あとから方針を変えても、やった勉強は残ります。
逆に、決めないまま高3を迎えると、どの科目にも中途半端に手を出すことになります。
学校のサポートとグローバル教育
学校側の支援も進路選びの材料になります。
公式サイトには次の取り組みが挙げられています。
- 夏季講座・冬季講座(長期休業中)
- レギュラー講座、セレクト講座、隔週の土曜講座
- 卒業生と語る会(大学生から直接話を聞ける)
- 三者懇談(定期試験や模擬試験の結果をもとに学習状況と目標を確認する)
国際面では、平成26年10月にユネスコスクールの認定を受け、平成27年度には文部科学省のスーパーグローバルハイスクールに指定されています。
東南アジアを研究対象地域とし、国際開発・国際ビジネス・環境エネルギー・医療福祉の4つの研究領域が設定されています。
修学旅行先は沖縄、シンガポール、オーストラリアです(中部大学春日丘高等学校 ユネスコスクール)。
学校の講座は全員に共通の内容で進みます。
自分の定着度に合わせて進める時間は、別に確保する必要があります。
大曽根校では、学校の講座と重ならない曜日に自分の1冊を進める形を提案しています。
よくある質問
併設校推薦を取りながら国公立大学を受けられますか
受けられます。
学校の説明では、併設校推薦制度は国公立大学との併願が可能とされています。
ただし中部大学以外の私立大学との併願はできません。
私立を複数受けて比べる形はとれないため、国公立を第一志望に据えるかを先に決めてください。
高大連携入試制度の資格があれば、中部大学への進学は確実ですか
学校の説明では「原則約束される」とされています。
ただし、入学後の学業成績の維持ができていない場合、欠席が多い場合、問題行動等の特別な問題がある場合は除かれます。
高1からの成績と出席が条件になると考えてください。
外部の大学を受けると決めるのはいつまでですか
高2の秋までが目安です。
国公立大学は共通テストで複数の教科・科目が必要になるため、高3の春に決めると準備の時間が足りません。
決めた時点から必要な科目の基礎に取りかかっておくと、方針を変えても勉強は残ります。
まとめ
- 春日丘から大学へ進む道は、高大連携入試制度・併設校推薦制度・外部受験の3つです
- 併設校推薦制度は国公立大学と併願できますが、中部大学以外の私立とは併願できません
- 高大連携入試制度は高校入試時に資格が認定されますが、入学後の成績と出席が条件です
- 2026年度入試は国公立大学・大学校75名(現役62名)、私立大学678人、医歯薬獣医系54人
武田塾大曽根校の無料受験相談では、推薦のルートを選ぶ場合と外部受験を選ぶ場合で必要な科目がどう変わるかを整理し、今から始めておくべき1冊と期限を一緒に決めます。
進路を決めきれないまま高2を過ごしている方はご相談ください。
大学受験の勉強法でお悩みなら、武田塾大曽根校の無料受験相談へ
入塾を決めていなくても受けられます。
志望校と今の学力を確認して、その場で次の3つをお渡しします。
- 合格までに必要な参考書と、やる順番
- いつまでに何を終えるかの学習計画
- 今の勉強法で直すべき点
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