「滋賀県立大学の数学対策はどうしたらいいのか知りたい！」
「現時点で合格圏外、E判定でも滋賀県立大学に合格する方法を教えてほしい！」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは！武田塾大津石山校です。
今回は滋賀県立大合格を左右する数学を徹底解説していこうと思います！
武田塾では、日本で出版されている全ての参考書を分析し、
滋賀県立大学の過去問分析を積み重ねて、
たくさんの生徒と共に、
逆転合格を掴み取ってきました。
そんな武田塾だからこそ提供できる
滋賀県立大学の合格に向けた対策を紹介できればと思います。
大津石山校には頼れる講師がたくさん在籍しています！
現役の大学生である彼ら彼女らの2020年入試の数学徹底分析！
是非ご一読ください。
あなたの滋賀県立大学合格への一助となれば幸いです。
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各科目の目標点数
今回は滋賀県立大学2020年度入試をもとに数学の傾向や分析をしていきたいと思います！
学部学科による配点の差が大きので、
環境科学部と工学部の両学部の平均的な比率である
共通テスト：二次試験＝６：４
で必要点数を分析していきます！
昨年までのセンター試験のボーダーラインは６８％程度です。
共通テストと2次試験を合算させた最低得点率は両学部ともに６８％程度です。
これを踏まえれば、2次試験で7割は得点したいところです。
一般に大学入試では6割解ければいいと言われていますが、
県立大合格のためにはもう少し上を目指す必要があります！
では早速第一問から分析をしていきましょう！
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2020年度 第１問
非常にシンプルな問題で一見数Ⅰの範囲に見えますが、数Ⅲを必要とする理系の問題です。
決して難しくはないと思いますが、問題に沿って丁寧に処理できるかがカギとなります。
（１）は判別式を用いるだけの単純な問題なのでサクッと処理しましょう。
（２）ですが解を計算する少し不安になった人も多いのではないでしょうか。
こういう問題で正確に計算できる力は非常に大切で、
日々コツコツ計算をさぼらないことが重要になってきます。
解を出した後の微分計算は問題なく処理したいところです。
（３）は数式の処理にどれだけ慣れているかで差がつきそうですが、
同値性には注意を払っておいた方がいいかもしれません。
むやみやたらに計算して、漏れがあると完答を逃してしまうので、
二乗の際に同値変形に注意しましょう！
数学が得意であれば完答を目指したいですが…
全体で8割の得点は欲しい問題です！
2020年度 第2問
これも非常にシンプルな問題です。
（１）～（３）までは誘導がされており、１つずつ丁寧に処理をしていきましょう。
ここで間違えてしまうと以降の問題で、すべて雪崩方式に計算結果がずれてきてしまうので、
こういうところを取り切れる力は非常に重要になってくると思います。
（４）ー（ア）も決して難しくありません。
一次独立を用いた典型的なパターンなので、問題なく処理したいところです。
差がつくとすれば（イ）でしょうか。
典型的なベクトルの最大・最小問題ですが、2乗の処理や、定義域の扱いなど、
差がつきやすいポイントがいくつかあります。
こういうところで問題なく処理ができるかどうかは
日頃の勉強の成果が如実に表れるところだと思います。
解答が合ってたから正確とするのではなく、
途中過程や記述の仕方に問題がないかどうかなど
日々意識する必要性を忘れないようにしましょう！
目標得点率は7割程度でしょうか！
2020年度 第３問
確率漸化式の基礎的な問題ですが、経験数が少ないと差が出る1問だと思います。
（１）で間違えてしまうと全部間違ってくるので、まずは確実に計算をしましょう。
（２）以降ですが、解ける人は経験数がある程度ある人で、そうでないと厳しいかもしれません。
大学の難易度を考えると解ける人が5，6割なのかなという気がします。
しかし、最近では基礎的な問題集でも確率漸化式を多く扱っているため、
入試までにはもう少し多くの人が解けているかもしれません。
ぜひこれを機にマスターしておきましょう！
（４）はおまけですね。
（３）までできた人にボーナス点を付与してくれている問題です。
入試問題には、最後の問題はその一問手前まで解けていれば
誰でも求められるということはよくあります。
結構差がついてしまうので、完答することの意義を感じますね。
ぜひ確率漸化式をマスターし完答までもっていきましょう！
目標は完答を狙っていきましょう！
2020年度 第４問
ザ・数Ⅲの問題ですね。（１）の（ア）と（イ）は絶対に落とせない1問です。
数Ⅱの典型でなのでミスをしないように注意しましょう！
問題は（ウ）ですね。
どれだけの人ができたのか予想しずらいところですが、
おそらくこのタイプの問題は多くの人が初見のはずです。
難しくはないのですが少し戸惑う可能性はあるのかなと思います。
ただ、求めるものと使うものが明確なのでそこからヒントを得たい問題です。
（２）は誘導通りｔを使って式を表し微分して最大値と最小値を求めましょう。
この際（１）で求めた定義域に注意するのを忘れずにしましょう！
（４）はおそらくほとんど解けていないのかなと思います。
完答できれば大きく周りと差がつけられると思います。
経験したことがある人にはなんてことない問題なのですが、
置換の処理をスムーズに行えれば何とか解答までたどり着けると思います。
ただ、計算量がそこそこあることや（１）ー（ウ）をうまいこと使うことなど、
慣れていないとどうやっていいか全くわからないと思うので
あきらめてほかの問題で完答を目指すのもありだと思います。
目標は6.5割程度です。
対策・まとめ
以上2020年度入試4問見てきましたが、どうでしょうか？
入試問題としては基礎的だと思いますが、差がつく部分もいくつか見られ、
完璧な解答を書くのは難しいのかなと思います。
しかし、あくまで基礎的な問題が中心なので、
基礎問題精講など入試に必要となる考え方や知識を一式揃えておく必要があると思います。
また、合格る計算などで毎日欠かさず計算練習に取り組むことも重要です。
特に数Ⅲの計算は4問中3問必要と数Ⅲの重要性は高いと言えます。
極限、微分、積分は毎日の積み重ねが重要なのでコツコツと頑張って計算練習をしていきましょう。
国公立標準問題集CanPassなどで、演習量を重ねられると
数学では十分合格点は狙えるのではないかと思います。
数学が得意な人であれば、満点を狙うことも不可能ではないような問題内容ですので、
目標は高く満点を目指してみるのもいいと思います！
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