目次
はじめに
ブログをご覧のみなさん、こんにちは！
JR鳳駅から徒歩3分、堺市の予備校 武田塾鳳校 です！
今回は、「高2生必見！理科・社会の勉強を始めるタイミング」というテーマでお話したいと思います。
高校1・2年生の方は基本的には英語と数学を頑張ってほしいと思っていますが、理科と社会をいつ始めれば良いのか悩んでいる方もいると思います。
今回は一体いつから理科と社会を始めれば良いのかお話していこうと思います。
国公立理系志望と私立文系志望の2つに分けてお話していきます！
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeでも詳しく解説されているので、ぜひ下記の動画もあわせてご覧ください！
国公立理系志望の理科について
勉強を始めるタイミング
特に国公立の二次試験で理科を二科目使う場合などもあり、理系志望の方は理科の優先度が高いのでこちらから話していきます。
理科を二次試験や一般入試で使う人は、英語と数学の偏差値が高いことが前提となります。
2年生の進研模試の英語と数学の偏差値が65以下の人は、理科よりも先に英語と数学の基礎を固めたほうが良いです。
この時点で偏差値が65以上ある人は冬から物理・化学の得意な方から勉強を開始しましょう。
この冬から始めれば春先には理科の片方の科目の基礎が出来上がった状態になり、春以降の時間を残りの科目に使うことができると理想的です。
実際にこのスケジュール通りに勉強を進められる人は多くありません。
偏差値65〜70もある人は非常に少ないです。
逆にこの偏差値に届いていない人は、理系で数学が苦手だと受験で苦しむので本気で数学を頑張りましょう。
安易に理科を始めるのではなくまずは英語と数学から優先的に勉強していきましょう！
定期テストの重要性について
学校で定期テストがあると思いますが、特に理系の人は理科科目を本気で取り組んでほしいです。
なぜかと言うと、高1・2生から定期テストで80点取れる勉強をしていた場合、高3生から理科の勉強を始めても思い出す勉強になり比較的時間はかかりません。
逆に、高1・2生で定期テストをサボってしまうと1から勉強する必要があり時間がかかってしまいます。
思い出す勉強になるように高1・2生の定期テストで物理・化学を8割取れるようにしておくと非常に楽に勉強を進められます。
英語と数学を優先するというのは、完全に理科を放置するわけではありません。
定期テストで8割くらいは学校で配られた教科書や問題集をやっておくだけでも取れるので、しっかりと勉強しておきましょう。
学校の勉強には最低でもついていけるぐらいは勉強してください。
定期テスト以外の比較的時間を自由に使える時は数学と英語をメインに勉強して、テスト期間中は理科をメインに勉強すると配分のバランスが良いです。
私立文系志望の社会のついて
具体的な勉強内容
国公立文系と私立文系を比べると私立文系の方が社会の優先度は高いです。
私立文系の人は英語・国語・社会の3教科を使うことが多いですが、私立文系の社会の方が必要な勉強量は多いと思います。
例外があるとすれば国公立の文系は、東大・京大・一橋などの二次試験で社会を使う人は私立志望と同等の勉強量が必要になります。
それでも早慶の歴史科目のほうが必要な知識量は多い印象があります。
このような人たちはどうすればいいかと言うと、3年生の1年間でもどうにかなるとは思いますが、歴史の全体像を掴んでおくということをやっておいてほしいです。
高2生は、日本史であれば「金谷の日本史 なぜと流れがわかる本」、世界史であれば「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書」などを土日で一気に内容を確認しておいて、歴史の全体像を早めに把握して置いてほしいです。
前提として、歴史系の科目は学校で進むペースがとても遅く、受験に間に合わないこともよくあります。
今の2年生は新課程になって勉強量が増えてきているので特に間に合わなくなる可能性が高いです。
細かい知識は3年生になってから詰めても良いですが、各時代の基本事項や流れなどの理解は定期テストの時に済ませておくとその後の勉強が楽になります。
今の時期的には全く範囲が終わっていないと思うので、空いている時間を使ってイメージを掴むだけでも勉強の全体像が見えるようになります。
英語を優先的に勉強しよう！
大前提として、私立文系の人は英語で大半が決まります。
英語から逃げないようにしましょう。
英語の勉強は辛いので、好きな社会の勉強に逃げてしまうのが私立文系の人あるあるです。
しかし、私立文系の受験は英語で大半が決まるので、2年生の間は徹底的に英語を伸ばせと指導することが多いです。
1年間あれば間に合うので、社会がいくら好きでも社会の勉強は一旦セーブしてください。
逆に英語は1年だけだと早慶は厳しいので、早慶志望の人は2年生のうちから英語に取り組んでほしいです。
通史を勉強する際には、文章が堅く情報量が多い「山川」を使うのではなく、「金谷」や「きめる！シリーズ」などといった基本を押さえたコンパクトな参考書がおすすめです。
ユーテラ授業チャンネル
最近は森田先生がやっている、ユーテラ授業チャンネルというものがあり、世界史の動画が投稿されています。
世界史は日本史に比べて難易度が高いと思うので、ユーテラチャンネルなどの映像授業を観て理解を深めるのもおすすめです。
動画の方が興味を持てるのであれば参考書に固執する必要はありません。
国公立文系の場合
国公立文系の人は、基本的には定期テスト以外は全然勉強しなくても大丈夫です。
二次試験で社会を使う東大・京大・一橋志望の人は、英国数でそれぞれ偏差値70以上は取れていたら社会を始めても良いと思います。
日本の大学受験は英語で決まってしまう場合が多いので、まずは英語から逃げずに英語を得意にしましょう。
英語の偏差値が高い人は、社会を勉強すればほぼ確実に受かります。
英語がある程度できているならば社会の勉強を始めても大丈夫です。
今回のまとめ
今回は「高2生必見！理科・社会の勉強を始めるタイミング」というテーマでお話しました。
ポイントをおさらいしましょう！
|
・1・2年生は基本的に英語・数学を勉強しよう！ ・社会は空き時間に取り組み全体像をつかもう！ ・難関大レベルも解けるくらい英語をやり込もう！ |
自分の成績を考えて、優先順位の高いものから勉強していきましょう！
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