効率を求めて映像授業を見ていますが成績があがりません！【なぜ？】

こんにちは。武田塾岡本校の石塚です。

武田塾の無料受験相談では、
既に塾・予備校に通っているけれど、なかなか成績が上がらないという相談がかなり多いですね。

中でも映像授業を提供してくれる塾に通って成績が上がらなかったという割合は多いです。
そこで今回は「映像授業を見ていますが成績があがりません！」という相談にお答えしたいと思います。

映像授業を見ていますが成績があがりません！

まずは、映像授業のメリット・デメリットを踏まえ、そして、どうすれば成績が上がるかを考えていきましょう。

映像授業のメリット・デメリット

まとめてみました。

メリット

〇自分のペースで受けられる
集団授業では日時もペースも決まっています。早く進めたくても待たなければなりません。追い付かなくても待ってはくれません。
個別授業は、映像授業と同じように自分のペースとも言えなくはありませんが、講師と調整していく必要があります。

〇自分のレベルに合ったものが受けられる
集団授業でもレベルを選べる場合はありますが、そうそう変えられるものではありませんし、
複数のレベルを受けるにしても同時並行になってしまうことが多くあります。
プロの分かりやすい授業を受けられる上、初めにいろいろ試して自分に合う先生を選びやすいことが多いです。

デメリット

●ペースを管理できないと終わらない
のびのびやってしまうと終わらないということです。
途中で気づいてペースを早めてしまうと
基礎が固まっていないまま過去問演習に入ってしまった、
というのは失敗談としてよくあります。

なかなか自分のレベルがどの段階にあるのか、本当に定着しているのかが判断しづらいと思います。
そのため上記にも書いたような失敗が生まれてしまうということですね。

●柔軟性がない
色んな有名講師の指導を受けられますが
映像授業なのもあって、その場で分からないことをすぐに質問したり
それぞれに合った方法での指導という点では、個別指導ほど柔軟ではありません。

●講座選びが難しい
講座の数が膨大であったり、
細かなニーズにまで合わせすぎていて、自分に適切なものが選びきれなかったり、
結果としていろいろ受けすぎて見終わらない、ということも可能性としてあります。

↑このような失敗談もあるそうです

●チューターに当たりはずれがある
そういった点では、どのような教務に当たるか、
チューターがいる予備校であれば、どのようなチューターに当たるかで、
適切な講座の視聴に失敗する可能性もあります。

映像授業の塾・予備校で成績を上げるには

では、このようなメリットを最大限活かしてデメリットを克服することを考えましょう。

計画を立てる能力が必要

まずは自分のペースで受けられるからこそ、計画は重要だということです。

例えば「6月末までには基礎を一通り固めたい」という場合、仮に「4月からの3か月で40回分の映像授業を受ける」とすると、
「だいたい2日に1回分はマスターしていかないといけないんだな」というように、大まかな計画は最低限立てておかなければなりません。

そしてさらに「3か月経った時に最初のほうに見た授業の内容を覚えているだろうか」と考えてみると、
ただただ映像授業の講座を進めるだけではダメだということにも気づきます。
その都度の復習や演習、定期的な復習や演習、などを計画に含めておかないと、やりっぱなしで終わってしまいます。

自分の今のレベルを客観的に判断しなければいけない

また、自分のレベルに合ったものが受けられるとはいっても、本当に自分に必要なものを選択する必要があるのでしたね。
つまり、
今の自分の弱点や苦手が何かをしっかり把握し、それらを克服するためにどんな勉強が必要で、
その目的に適った講座がどれなのか、しっかり見極めていく必要があります。

個別指導であれば、担当講師が自分のことを客観的に分析してくれて、本当に必要なものを提案してくれるでしょう。
しかし、映像授業を主体に行なっていく場合は自己分析を的確に行っていく必要があります。

映像授業を受けて成績を上げていくことのできる人は、
このように計画的に、かつ自己分析を的確に行いながら進めていくことができる人、ということになります。

映像授業を受けて成績が上がらないという人にありがちな、「授業を受けている時間＝勉強している時間」という考えは捨てなければならなりません。
いつまでにどうするべきかに目を向け、
そもそもどうすれば成績が上がるのか、
身についたかどうかをきちんと管理して、
現状をしっかり分析して本当に必要なものを特定していく、
そういう授業を受けているとき以外の時間の使い方が重要なのです。

もっとも効率的な方法は学習の管理と参考書をベースとして自学自習

映像授業を主体に進めていくよりも参考書を主体に進めていく方が圧倒的に時間効率がいいのです。

こういうと、映像授業という手法を選択した人からは特に、
「参考書を読んで勉強を進めていくのは難しい」
という声があがります。

確かに自分一人で進められるような参考書を見つけるのは、最適な映像授業を選ぶのと同じくらい大変かもしれません。
ただ、そこの苦労が参考書学習と映像授業とで大して変わらないというのであれば、
時間効率のよい参考書学習を選ぶべきなのではないでしょうか。

試しに書店に行って『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』を読んでみてください。
わかりやすいですし、サクッと仕上げることができますよ。

実際映像授業であれば60分～90分かかる単元が、
参考書学習であれば15分～20分で終わらせることができます。

「確かに分かりやすい参考書はあるけれど、映像授業や生身の人間に直接教えてもらった方が絶対に分かりやすいでしょ！」
そういう部分ももちろんあるでしょう。
だとすれば授業はあくまで必要な部分に絞ること。授業が主体になるとどうしても時間がかかります。
参考書学習をしていく中で分からない部分だけ、
「学びエイド」の動画のような、
説明が必要な分だけに動画の長さが絞られているコスパのいい動画を使っていけばよいのです。

塾選びに迷っているなら受験相談へ！

というわけで、
「映像授業でうまくやっていくために個別に相談にのってほしい」
「参考書でもっと効率よく勉強する方法を教えてほしい」どちらでも構いません。
無料受験相談に来てください。

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