【武田塾小田原校 講師紹介】東京都市大学 理工学部　加藤講師

2023年から講師を務めさせて頂いています。
加藤聖也と申します。

大学は、東京都市大学の理工学部に通っています。

僕は現役時代は武田塾小田原校に通い、１年間の自宅浪人を経て大学に進学したという、少し特殊な経歴があります。

高校生時代

入塾前

高校は、神奈川県の偏差値58の公立高校に通っていました。
その高校を選んだ理由は、同じ中学校だったバスケ部の先輩から、「良い選手が集まってて強い」というのを聞いたからです。
できるだけバスケ部が強い高校に進学したいと考えていて、勉強についてはあまり深く考えていませんでした。

高校入学後は部活三昧

高校の部活は毎日朝練があり、昼休みは体育館で自主練が出来たので、授業以外の時間のほとんどをバスケのために使っていました。
勉強に関しては、定期試験前に赤点を取らない程度にするくらいで、得意科目は学年平均より少し上くらい位の点数でした。
高校２年生の時に、コロナの影響で学校が約3か月くらい休みになりましたが、その期間も勉強は、学校からの宿題をこなす程度でした。

受験勉強を始めるも・・・

高校２年生の時の僕は、周りに自慢できることがないことがコンプレックスでした。
受験を成功させることで、コンプレックスを解消できるのではないかと考え、高校2年生の10月から受験勉強を始めました。
しかし今思い返すと、参考書のことを調べずに教科書で勉強をしていたり、予定の立て方も分からなかったので、復習もまともに出来ていないという状況でした。

武田塾と出会う

高校3年生に上がるタイミングでは、予備校に入るかどうか迷っていました。
予備校について調べている時に、武田塾の広告に出会いました。
「自学自習で学習を進める」、という所にとても魅力を感じました。
親からの勧めもあり、入塾を決意しました。

再序盤からスタート

高校3年生の5月に入塾しましたが、参考書は高校入門レベルから使い始めました。
正直焦りもありましたが、高校や模試の成績を考慮すると、入門レベルから仕上げていくのが最適だと、担当の先生と話し合って決めました。
そこからは、今まで以上に早起きして勉強を開始し、ほぼ毎日塾の自習室に通いました。
模試で結果を出すことが出来ず悔しい思いもしましたが、直前期に過去問で合格点を取れるレベルまで、成長することができました。

現役時代の結果は

結果から言うと、現役時は惨敗でした。
志望校の3段階、4段階ほど偏差値が低い大学にしか合格することができませんでした。
勉強を開始するタイミングの遅さ、宿題をこなせなかった週があったことによる時間ロス、本番の緊張で力が出ないくらいの実力しか付けることが出来なかったこと、理由は沢山ありました。

浪人突入

合格した大学もありましたが、もう一度受験したいという思いが強かったので、浪人を決意しました。
自宅浪人を選んだ理由は金銭的な理由もありますが、武田塾で学んだ勉強法があれば乗り切れる自信があったからです。

模試の成績が伸び始める

春から秋にかけて少しずつですが、模試の成績を伸ばすことが出来ました。
科目は英語、数学、物理で受けていたのですが、特に物理に関しては、武田塾に入塾してから浪人の夏の約1年間で、偏差値を20近く上げることが出来ました。
現役時に不合格だった大学の判定もC判定以上が増えてきて、それがモチベーションに繋がりました。
また、秋頃に頃に英検2級に合格したという成功体験も、自信になりました。

共通テストの結果は・・・

現役時代は共通テストは受験の練習として受けていましたが、浪人は共通テスト利用入試を出願していたので、現役時代より緊張していました。
結果は、共通テスト模試を含めて最高記録でした。
苦手だった英語は、リーディングの第5問などの難易度が高い問題でも正答率が80％を超えることが出来ました。
無事、すべり止めの大学に合格することが出来ました。

浪人の受験期

受験期に突入し、最初の2,3校は試験が終わった後に受かったなと思うくらい位に出来ました。
後半に差し掛かり、MARCHなどの高偏差値の大学で失速してしまいました。

受験人生最大の失敗

青山学院大学を受験した時のことでした。
ここで受験人生最大の失敗を犯します。

それは計算ミスです。
三角関数の積分の問題で、解き方も使った公式も合っていました。
しかし、積分範囲の数値を代入して計算した時、足し算と引き算、掛け算を間違えました。
手ごたえありと思っていたので、帰りの記憶が無くなるくらいショックを受けました。

浪人の結果

進学した東京都市大学より偏差値が高い大学を３校受けましたが、結果は全敗でした。
第一志望はあと1.5割から2割取れていたら受かったかなくらいでした。

受験を振り返って

やってよかったこと

自分がやってよかったことの中で皆さんに伝えたいのは、有利な状況を作ることです。
僕が合格することが出来た大学は、英検に合格すると、英語の試験を受けなくても70点や80点を貰えるという入試でした。
英語以外の教科の対策に使える時間が増え、他の受験生よりも有利な状況を作ることができました。
こういった試験の話だけではなく、勉強をなるべく早く始める、参考書の完成度を誰よりも高くするなど、有利な状況を作れるタイミングは沢山あると思います。
ぜひ見つけてみてください。

後悔していること

小さなミスを、「いつか直るだろう」と許してしまっていたことです。
その結果、受験人生最大の失敗を呼ぶ結果になりました。
当たり前のように聞こえると思いますが、「絶対に許さない！！」という気持ちが本当に大切です。

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