こんにちは！ 武田塾御茶ノ水本校です！
「大学の受験ページは情報が多すぎて、必要な情報が探せない」
「全体の入試について知りたいのに、１つずつ調べてたら時間が足りない」
大学の入試ページを読んでいると、こんなことがありますよね。
そこでこの記事では、立教大学志望の受験生に向けて
立教大学の入試形式の名前とその内容について書いていきます。
引用：ウィキペディア
立教大学の受験方式は大きく「一般入試」と「特別入試」に分かれていますので
ここではそれぞれに分けて解説します。
立教大学の一般入試
【一般入試（全学部）】
独自問題二科目と、英語資格・検定試験の成績または大学入学共通テストの「英語」の成績を用いる方式。
文学部では1日のみ独自の英語試験で受験可能な試験日があります。
試験日が異なれば同一学科であっても併願可能です。
学科によりばらつきはありますがおよそ50~100人ずつの募集であり、最も募集人数の多い方式です。
英語資格・検定試験における出願の最低ラインは設けられていません。
英検やケンブリッジ英検、IELTS、TOEFLなどでReading・Listening・Writing・Speakingの４技能のスコアがあれば出願できます。
試験と共通テストの成績の両者を提出した場合は、より良い結果が反映されます。
点数がどのように換算されるかは公表されていませんが、立教大学の入試要項によると共通テストで70%、英検で1950点程度以上が合格の目安となっています。
文系学部は基本的に、国語＋地歴公民、数学（1A2B）から1科目を独自試験で受験します（文学部は公民なし）。
例えば経済学部を志望する場合、
・国語総合（75分）：150点
・日本史B、世界史B、政治経済、数学の4つから1科目選択（60分）：100点
・英語試験の結果を事前に提出：150点
の計400点満点で競うことになります。
配点は学科ごとに少しずつ異なりますので、入試要項で確認するようにしてください。
なお、文学部では1日のみ（2022年は2月11日）外国語も独自試験で受験する日程があります。
この日を含めると受験日は6日あるので文系学部の一般入試は最大で6つ出願できることになります。
しかし、日程によっては受験科目が限られるため自分の選択科目で受験できる日程を確認してみましょう。
理系学部（理学部）は理科、数学（数3含む）の独自試験での受験となります。
理科は選択できる科目が学科によって限定されているので注意しましょう。
受験日は2日間設けられています。
【大学入学共通テスト利用入試（全学部）】
共通テストの成績のみで合否判定される方式。
・3科目型（理学部除く）
・4科目型（文学科ドイツ文学専修及び理学部のみ）
・6科目型
この３つがあり、複数学科への併願及び同一学科へ異なる科目型への併願も可能となっています。
こちらにも英語資格・検定試験の結果を提出でき、共通テストの外国語の成績と比べて成績の良いものが採用されます。
共通テスト利用入試におけるスコアの換算率は昨年度のものが要項に示されているため、提出を考えている人は参考にしてみましょう。
なお、資格・検定試験の結果を提出した場合でも共通テストの外国語の受験は必須なので気をつけてください。
こちらは10人前後〜多いところで50人弱と、一般入試に比べると規模の小さな方式と言えます。
文系学部は国語と外国語、理系学部は理科、数学、外国語が必須となり
残りの科目は出願する学科と科目型によって提出の必要性が異なります。
いずれもWebでの出願登録ののち選考料を納入し、出願書類を郵送します。
受験方式によって出願締め切りなどに違いがあるので、しっかり確認して準備を進めましょう。
立教大学の特別入試
独自試験の受験は原則行われず、書類の提出と面接・小論文をメインに選考される入試方式です。
一般入試と比べて募集人数は少なく、各学科若干名から多いところで20名程度となっています。
特別入試には以下４種類の方式があります。
【自由選抜入試】
「志望する学科に関連した高い能力を持つ者、あるいは学業以外の諸活動の分野に秀でた者」を募集するものです。
スポーツ活動やボランティア活動、国際バカロレア資格などいくつかの資格があり
関連する学部への出願が可能です。
第一次選考では志望理由書や証明書類、活動報告書など、それぞれの学科で必要とされている書類を提出し、第二次選考として面接試験や小論文を行う学科がほとんどです。
ほとんどの学科で英語資格・検定試験の結果の提出が必須となっており
一般入試と違って最低ラインが定められている学科も多いので、出願前に確認が必要です。
【国際コース選抜入試】
国際的に活躍する人材を育てるための入試方式です。
異文化コミュニケーション学部、社会学部、法学部国際ビジネス法学科、Global Liberal Arts Programの４学科で用意されています。
いずれの学部でも英語資格・検定試験の成績の提出が必要であり、最低スコアも設けられています。
また、一次選考の課題小論文または二次試験の小論文のいずれかの形で小論文が課せられます。
【アスリート選抜入試】
スポーツ競技の成績を用いた入試方式です。
募集競技は定められており、条件を満たす実績の提出が必要です。
全学部とも若干名募集しており、書類選考ののち小論文と面接が課せられます。
【帰国生入試】
外国で一定期間の教育を受け、日本での高校教育が2年以内である学生を対象とする入試方式です。
英語資格・検定試験の結果の提出が必要であり、そのスコアには条件があります。
入試要項を詳しく調べて、立教大学を攻略しよう！
立教大学には多彩な方式が準備されています。
そのため自分の得意な場所で戦えるよう、得意科目や興味分野に合わせて方式を選ぶことも重要な戦略になってきます。
ここでは簡単にまとめて紹介しましたが、各方式、学部ごとに条件に相違点があり複雑です。
自分に合っていそうなものを見つけたら、自分で入試要項の対応ページをよく読み
より詳細な内容、条件を確認するようにしてください。
この記事をきっかけに自分にあった形式を見つけ、挑戦のきっかけにしていただければ幸いです。
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