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【テスト対策】「問題作成」でアウトプットの特訓をしよう!

こんにちは!武田塾大府校のKです!

2月も1週間が過ぎ、そろそろ学年末テストの足音が聞こえてきたのではないでしょうか?

「前回の期末テストがヤバかったから、今回は早めに勉強しよう…!」と考えている方も少なくないと思います。

そのような方々に向けて、時間がある今だから出来るテスト対策の勉強方法を伝授します。

それはズバリ、「自分で問題を作ること」です!

実は前回のブログでも同じ事を書いたのですが、今回はより具体的にお話ししますね♪

 

 

問題を作ると良いこと

まずは「問題を自作する」という勉強法がなぜ効果的なのかお話しします。

先に記しておくと、今回お話しするのは特に文系科目に効果的な方法です。

数学や物理などの計算系はとにかく参考書を繰り返し解くのが一番良いので、この記事はあまり参考にならないと思います。

理系科目にも通じる勉強法は前回のブログでご紹介していますので、そちらを閲覧していただくようお勧めします!

https://www.takeda.tv/obu/blog/post-213097/

 

覚えるべき要点が分かる!

テストとは、その内容がどのくらい分かっているかを確かめるものです。

逆に言えば、分かっていなくても良い、もしくは既に分かっていることが前提な部分は問題になりません。

 

例えば、高校生のテストで次のような穴埋め問題は無いでしょう。

「( ) am a perfect human.」

答えはもちろん”I(私)”ですね。答えられたあなたは完璧な人間です!

オリエンタルラジオ

 

さて、自分が問題にする部分は「自分が分かっていない部分」と合致します。

いつもの勉強では飛ばしてしまっている部分でも、「私ならどのように問題を作るだろう」と考えるだけで、その部分が本当に分かっているか確かめることができます。

唯一、他の勉強より倍以上の時間がかかることだけが欠点なので、テストまで時間があるようであれば早めに始めてしまいましょう!

 

アウトプットの特訓が出来る!

自作した問題を解くということは、テストの実践対策が出来るということです。

 

マリオ○ーカーというゲームをご存じですか?

マ○オメーカーには自分が作ったコースを他のプレーヤーに遊んでもらえる機能があります。

ただし、そのコースを遊んでもらうには自分でそのコースがクリアできるかを確かめなければなりません。

 

先生方も同様に、定期テストで出す問題がちゃんと解けるかを考えてテストを作成しています。

つまり、テストを作成する過程には「問題を作る作業」「問題を解く作業」が内包されているのです。

後述しますが、1日目にテストを自作し2日目にそのテストを解くという勉強をすれば、

実質2回分の実践対策が出来るということです。

 

「言われたら分かるのにテストでは思い出せなかった」という経験が多い方は、アウトプットの特訓が必要です。

「とにかく覚える」勉強法で思うように成績が振るわない方は、是非「テストの自作自演」を実践してみてください!

インプットとアウトプットについては武田塾でも大事と伝えているのでよかったら参考にしてほしいです!

 

 

問題を作るときのポイント

ここからは具体的な問題作成のポイントについてお話しします。

まずは教科書やノートに書いてあることから問題を作るように意識してください。

その上で適当な問題形式を各科目ごとに箇条書きで記していきますので、ブログを見ながら問題を作ってみてください!

 

英語

・新出単語、熟語

 →穴埋め、和訳、英訳などの問題にする

  ex). 【ところで(3語)】→ by the way、【example】→ 例

 

・文法

 →並び替え、和訳、英訳、穴埋めなどの問題にする

  ex). 【not / is / were / for / it (1語不要)】your idling, you would pass in your final exam.

     →Were it not for your idling, you would pass in your final exam.

 

・長文

 →和訳、英訳、英作文などの問題にする

  ex). those reasons が示す内容を英語で書け、that の内容を具体的にして和訳せよ

 

国語

・漢字、慣用表現、古文単語

 →穴埋め、書き換え、意味の筆記などの問題にする

  ex). 【チュウショウテキ】→抽象的、【角が立つ】→他人との関係が穏やかでなくなる

 

・文法(古典)

 →穴埋め、自由作文、説明などの問題にする

  ex). 桐壺より

(1)【人のそしりをも「気兼ねなさることがおできにならず」】という意味になるよう古文を書け
  →え憚らせ給はず

(2)【世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。】より、
  「なりぬべき」を分節して文法的に説明せよ

→ラ行四段活用動詞「なる」の連用形、確述の助動詞「ぬ」の終止形、
 推量の助動詞「べし」の連体形

 

・長文

 →抜き出し、説明、要約などの問題にする

  ex).『「問題を自作する」という勉強法がなぜ効率的なのか』説明せよ

    →覚えるべき要点の把握とアウトプットの特訓ができるから。

 

理科・社会

・用語→意味の説明、意味の説明→用語などの問題にする

 ex). 【アポトーシス】→プログラムされた細胞死のこと
   【関ヶ原の戦いで東軍に寝返った戦国大名は誰か】→小早川秀秋

 

あらすじを考え穴埋めにする

 ex). 15世紀から17世紀の中頃にかけてヨーロッパ世界が大きく拡大した。この時代を【大航海時代】という。この時代では、ポルトガルによって【インド航路】の開拓が、スペインによって【新大陸】の発見がそれぞれされた。…

 

数日かけて1つの勉強を!

ここまでは問題の作り方について例を提示してきました。

テストに出そうな問題は作れましたか?

 

さて、目の前に自分で作った問題が沢山有るわけですが、すぐに解いてはいけません。

1日から2日ほど寝かせて、少し忘れてきた頃に解いてみてください。

そうすると、前述したように2回分の復習を1回の勉強でこなすことが出来ます。

また、自分で作った問題に直接書き込まずノートや裏紙に回答することで、アウトプットの練習を何度も行うことも出来ます。

 

どのような勉強法にも共通していますが、1日にどれほど多く勉強しても、別の日に同じ事をやらなければ半分ほどしか定着しません。

一回終わらせてしまうと「もう一度やろう」とは思いにくいのが人間の性なので、意図的に終わっていない状況を作り出して勉強の定着を図りましょう!

 

最後に

いかがでしたか?

今回は長い時間をかけて確実に勉強した内容を定着させる方法についてご紹介しました。

自分で問題を作るということは、すなわち先生と同じ事をするということです。

これが出来ればテストなんて余裕です!頑張れ!!!

 

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