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【2022年以降】愛知県私立高校入試に新入試「特色入試」とは!?

こんにちは!

武田塾大府校教務のNです。

知多半島内の中学校がようやく定期テストを終えて、生徒さん、親御さんともに「夏」に向けて頑張っていることと思います。

そんな中学生、親御さんの皆様に向けたブログになっています!

つい最近ニュースになりました「愛知県私立高校入試」の新入試についてまとめてみました!

来年、または将来高校入試をする方は必見です!

 

 

特色入試とは??

簡単に伝えるなら「学校長の推薦状のいらない推薦入試」です。

大学入試を知っている方でしたら「大学受験の公募推薦入試」が一番近いイメージですね!

ただし、大学の公募推薦と違って「評定(中学生でいう内申点)」は推薦条件の中に含まれていません。

いつそんなニュースやってたっけ?って方はこちらをご覧くださいませ!

では具体的に特色入試とは何をするのか、それは以下でまとめています。

 

特色入試 入試内容

・自己アピール書
・面接でプレゼンテーション
・学科試験等を課す(高校ごとに異なる)

 

合格者数は全体の1割で、不合格でも一般受験することは可能とのことです。

つまり実施する私立高校次第では受験が1回分増えますよね!チャンスが増える!!

私立高校志願者にとっては嬉しいニュースですね!

 

でも、ん?自己アピール書??えっ普通の私立高校の推薦入試と何が違うの??

って思ったそこのあなた!!

考える人

私も最初ニュースを見た時は同じことを思いました。(ボソ)

 

愛知県私立高校入試をまとめてみた!

①一般入試

学力試験ですね!

高校によって科目数や推薦基準を満たしていなくても、点数が良ければ合格できます。

また、多くの公立高校受験者が滑り止めとして受験するため、一般入試も合格目安の内申が設定してあることもあります。

 

②推薦入試

各高校が設定した推薦基準(主に内申)を満たしていれば、中学校長の推薦をもらって受験をすることができます。

ただし、私立は推薦がもらえれば入学しなければいけません。

高校にもよりますが、中には定員の半数以上が推薦入試で決まる高校もあります!

 

③特色入試

推薦入試の推薦基準を満たしていなくても、自分から「この学校に是非行きたい!」と自己PRをして、内申書では見ることが出来ない評価をもらい、合否を決定します。

よく「内申があと1~2あったら学校長の推薦が取れたのに」なんてことはよくあります。

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自己推薦書や個別面接、学力試験などを課すみたいですね。

自己アピール」としてプレゼンテーション等を行う高校もあるようで、今後の高校の動向が気になりますね!

合否は一般入試前に出され、不合格の場合は一般入試も受験可能。

募集は定員の1割だそうです!一部引用はこちらから!

朝日新聞より
  https://www.asahi.com/articles/ASP6J6RPWP6JOIPE00P.html

私立高校入試の改変って調べてみると36年前だそうですよ・・・。

(36年前に流行ったものにファミコンがありますね!)

ファミコン

えっそんな前だったの!?筆者はまだ生まれてないです・・・笑

そんなことより・・・!

私立高校が公立高校より先に動いてきたって感じですね!

 

2023年度から愛知県の公立高校入試が改訂されます!

公立高校入試の中にも「特色入試」があるので、今年の受験は見ものですね!

まだ武田塾ブログにはしていませんが、近いうちにブログに書きますので、楽しみに待ってくださると嬉しいです。

 2023年度愛知県公立高校入試改訂!
   https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/379375.pdf

 

 

特色入試実施高校

愛工大名電、愛産大工、桜花学園、享栄、啓明学館、中京大中京、東邦、名経大市邨、名経大高蔵、名古屋国際、名城大附、愛知啓成、愛知黎明、栄徳、修文女子、星城、清林館、大成、日福附、愛産大三河、杜若

 

特に大府市で受験されやすい高校は色を変えてみました。

内申ALL4付近の生徒が名城附属や愛工大名電は第一志望、受験チャレンジ校にすることが多いですね!

今後各私立高校のHPや学校説明会等で案内があると思うので、志望校に入ってる生徒さん、保護者さんは見逃さないように注意しましょう!

ただ、まだ情報としては新しいので、学校説明会だと情報が不確実な可能性もあります。9~10月くらいまで待った方がいいかもしれません。

個人的には私立高校に直接問合せてもいいと思います!

公立高校の入試に関しては公立高校に直接問い合わせるのはご法度なので、教育委員会に問い合わせましょう!

(公立高校入試は一律で決まっているので、教育委員会に問い合わせましょう!!)

 

特色入試の対策方法!

厳密には各私立高校の発表を待つべきですので、ここからは予想も含めて書きます。

推薦入試とは違い、「自分がこの高校に入りたい理由」について考える必要があります。

例えば

・なぜこの高校を希望しているのか。

・その高校に入ることで、自分がどんな風になりたいのか。

 

言えなければいけません。もちろん「その高校が求める生徒像」と自分の意思がマッチしていないと合格は難しいですね・・・。

志望理由はそうそう簡単に出てくることはありませんので、しっかりその高校について調べる必要がありますね!

 

入試改変について思うことは・・・?

最初はこの新しい入試に対して「学生が苦手なことを入試で出している」と思いました。

日本人は「謙遜」であることを大事にしますが、自分の『良さ』を相手に的確に伝えるということは非常に苦手だと思います。

特に中学生・高校生はそういった自分の『良さ』について語る場所は大変少ないと思います。

私も吹奏楽での活動や就職活動、時には社内発表でも自己アピールのプレゼンテーションする場面が多々ありましたが、やはり大変でなかなか思うようにはいきませんでした。

 

また自己アピールに限らず、相手に何かを「伝える」ということは一生ついて回ります

近年の中学生高校生は身近な人間とのみ会話するような印象があり、身近な人ほど「ざっくり」とした話をせず、身近な人が会話を助けてしまいます。

それは大人の世界でもそうですよね・・・。

ただそれでは正しく伝える能力は一生身につきません。

 

私も含めて日本語の練習と言いますか、相手にちゃんと自分の意図を伝えるのってたくさん練習していないと無理なんです。

だからこそ、この入試をきっかけに学生たちには「相手に自分の良さを伝える大変さ」について考えてほしいなって思いました。

 

その分大人の私たちが、自分たちの経験や知識を基に、生徒に正しく自分の良さを伝えられるよう一緒に取り組んでいけたらと思います。

 

武田塾大府校では、

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