こんにちは。武田塾王子校講師の木村です。
2021年5月より講師、
2022年2月より講師リーダーとして働かせて頂いております。
武田塾王子校の自習室では、
朝早くから夜遅くまで多くの高校受験生・大学受験生が
一生懸命自学自習に励む様子が見受けられます!
また、校舎には常に校舎長や優秀な講師陣が常在しているため、
5教科7科目に関して何か気になったときにはいつでも、
基礎的な質問から応用的な質問まで幅広く対応することが可能です!
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このブログをご覧になっている受験生の皆様も
後悔のないように1日1日を有意義に過ごすことで、
最後まで諦めずに志望校合格を目指してください!
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私のブログでは、特に旧帝国大学や早慶を始めとする
最難関国立・私立と言われる大学の紹介や、
共通テスト・国公立大学2次試験対策法、
5教科7科目の定期試験対策勉強法を取り扱う予定です!
さて、本題に入りますが、
今回は、私の同学年で実際に医学部受験をして、
晴れて合格、お医者さんになるために日々勉強を重ねている
日本医科大学の友達に聞いた医学部合格に必要な学力について
友達の代わりに説明させていただきたいと思います!
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医学部受験と言えば......。
私の通っていた埼玉県有数のとある私立中高一貫校(偏差値70)でさえ、
医学部入試合格者は毎年5人出れば良い方(1学年600人規模のマンモス校)であり、
旧帝国大学合格者が毎年30人前後、
早慶合格者が毎年130人前後であることからもわかるように、
非常に狭き門を優秀な受験生がしのぎを削って戦っていることがうかがえます。
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大学受験を約半年後に控えた高校3年生の皆さんや
大学受験を意識し始めた高校2年生の皆さん、
着々と力を付けている浪人生の皆さんの進路選択にとって
有意義な情報を共有しますので、是非最後までご覧ください!
医学部受験攻略のヒントは特化型より万能型になること?!
医学部受験では幅広い範囲の基礎を十分に理解していることが求められている!
一般的な大学・学部
※ここでは、医学部を除いた理系大学・学部、または文系大学・学部を指す※
を受験する際には、
1つの科目だけ圧倒的に得意で高得点を取り、
他の科目は苦手なので、足を引っ張らない程度に実力を付ける、
いわゆる特化型の逃げ切り受験生が少なくありません。
理系受験生で例えるならば、
数学の偏差値は70を超えているが、
英語の偏差値が50ギリギリ超えているというような、
極端な受験生も珍しくありません。
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このような受験生は理系の名門大学には合格しやすいのですが、
医学部だと不合格になることが多いです。
なぜ医学部だと特化型の受験生は合格しにくいのでしょうか?
理由は以下の2点にあると考えられます!
①理系学部では数学や理科の配点が高く、
英語の配点が低いということが多いが、
ほとんどの医学部では全科目同じ配点なので、
1科目に特化していても差をつけにくい。
②各科目共通で制限時間が必要な時間よりも遥かに短く、
すべての問題を解き切るのが難しいので、
得意な科目であっても、高得点を取りにくい。
医学部受験に苦しめられる傾向にある受験生の例
例えば、数学が得意なA君が合計6割取れば
受かるとされている大学・学部の試験を受けたとします。
数学8割 / 化学6割 / 物理6割 / 英語4割を取り、
彼は見事に合格しました。
さらに、同じ数学が得意なA君は併願先として合計6割取れば
受かるとされている大学・医学部も受けたとします。
数学7割 / 化学6割 / 物理6割 / 英語4割を取り、
彼は残念ながら不合格となってしまいました。
A君は確かにとても数学が得意でしたが、
医学部特有の膨大な量の問題に対して鬼のように短い制限時間と、
医学部特有の意味不明で理不尽に難しい問題を相手にし、
彼の数学の能力を十分に発揮出来ないまま、
不合格となってしまいました。
医学部では、上に挙げたような形で、
不合格になってしまう受験生がとても多いです。
要するに、医学部は苦手な科目が1つあるだけで挽回するのが難しく、
合格率が著しく下がってしまうのです。
医学部受験で大切な考え方とは...。
結局、医学部受験で大事な考え方は、
「得意な科目を伸ばそう」よりも、
「苦手な科目を無くそう」です。
その考え方を実行するためには、
幅広い範囲の基礎を十分に理解し、
苦手科目・分野を極力無くしていく必要があります。
口で言う以上に基礎を完ぺきにするって難しいこと。
応用問題を70%で解くよりも基礎問題を100%で解こう!
先程、基礎を十分に理解することが必要だ!
なんてもっともなことを書きました。
でも、これを口で言うのは簡単ですが、
実際に大学受験の広い範囲の基礎を理解するのはとても大変です。
例えば、数学を例にして考えてみましょう。
高校数学は現状ⅠA / ⅡB / Ⅲと分けられていますが、
ⅠAだけでも数と式、2次関数、図形の性質、
図形と計量、整数の性質、場合の数・確率、
データの分析という数多くの分野があり、
その上、すぐには理解出来ない難しいものも中には多いです。
もちろん、これらに加えてⅡBとⅢもありますから、
数学だけでもやらなければならない内容は膨大です。
しかも、ここに英語と理科2科目が加り、
国立志望者なら国語と社会までやらなければいけません。
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まとめ
今回は、これまでに説明した通り、
医学部合格には幅広い範囲での基礎の理解が必要ということ
について紹介しました。
医学部受験生は毎年非常に浪人生が多いですが、
その理由はここにあるでしょう。
浪人中に心が折れて他学部を志望する受験生も珍しくありません。
昨年受験した医学部がすべて不合格になったという自信の喪失や、
浪人中の膨大な勉強量でモチベーションが維持出来なくなってしまう
医学部志望の浪人生は、大体1クラスに複数人います。
医学部合格に必要な学力を得るためには、
それなりに強い心がなければ到底無理です。
医学部だけでなく、難関大学を目指す人は多くの失敗をしています。
最初に自分が立てた目標を常に忘れず、改善を続けることが、
1番の合格の近道だと私は思います。
各科目や参考書ごとの細かな勉強方法と同じくらい、
勉強の計画をしっかり立てることの重要度は極めて高いと、
自身の経験から強くそう思っています。
私はこの武田塾で、
1人でも多くの受験生の皆さんに、
より効率の良い勉強法を知ってもらい志望校に合格できるように、
受験勉強を徹底的にサポートしたいと思っています。
この記事を読んで少しでも医学部に興味を持っていただければ幸いです!
他にもたくさんの大学受験に関する情報を発信していきますので、
志望校決定の際の参考にして頂ければ光栄です!
また、受験勉強関して相談できずに困っている方は、武田塾王子校に是非相談しに来てください!
武田塾王子校では無料受験相談というものを行っています!
無料受験相談ではみなさんの悩みを教えていただければ、
効率的な勉強法や、志望校までの最短ルートをお伝えすることができます!
1つのきっかけになればと思いますので、是非気軽にご連絡ください。
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