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【共通テスト】漢文直前対策! 2週間あれば8割取れます!(2021年度版)

共通テスト漢文

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共通テストの「漢文」 直前でも間に合う勉強法!

皆さんこんにちは!
武田塾日本橋人形町校、校舎長の長野です。

受験本番まで残りわずか、受験生も漠然とした不安に襲われていることでしょう。
その漠然とした不安はこちらの記事を参考に、まずは可視化してしまうことが大事です。

不安というものは、行動しない限りどんどん増していくものなんです。
なので、不安の正体を明らかにして、どうすれば消えるのか知ることが重要です。

・やるべきこと
・間に合うかどうか

受験生にとっては、この二つがわかれば勉強に集中できるはずです!

前置きはこのあたりにして……

今回は、ついつい対策を後回しにしてしまいがちな「漢文」の直前期対策についてお話します!

 

センター試験において漢文は、直前期に取り組めばOKといわれるような科目筆頭でした。
では、共通テストの漢文は直前からでも対策可能なのでしょうか?

 

そもそも "漢文" 必要ですか?

今更?
という問いかけかもしれませんが、意外といるんです。

必要ないのに漢文の勉強をしている受験生。

 

周りが国立志望だらけで、流されるままに自分もやっていたり……

入試要項をよく読まず、なんとなくやっていたり……

そんなケースがたまーーにあるんですよね。

「共通テスト利用」「共通テスト併用」など様々な形式があって混乱してしまいますよね。

例えば青山学院大学。
個別試験で共通テストのスコアを利用し、漢文を使うかどうかも学部によってバラバラです。
国際政治経済学部、 社会情報学部、地球社会共生学部は「近代以降の文章」が採点対象となりますが、
他の文系学部は全て現代文・古文・漢文の得点を利用します。

ひとまず自分の出願する大学の入試において漢文が必要となるか、
まずはそこから見直してみましょう!

 

共通テストの漢文 センター試験とどう違う?

出題形式や難易度はさほど変化していないように感じます。

ただ、2007年以来出題されていなかった『漢詩』の出題がありました。

今後も出題される可能性があるので、対策をしておく必要があります。

後述する対策を参考にしてください。

 

 

2週間あれば8割取れちゃう共通テスト漢文攻略法!

漢文という科目はセンター試験レベルであれば2週間、
早くて1週間みっちり対策すれば高得点が狙える科目でした。

共通テストにおいてもその対策は十分通用すると考えています。

 た だ し !

漢文を後回しにする以上、それ以外の科目は年内にある程度完成させておきましょうね!

本当に2週間で8割とれるのか

今回「2週間で8割」と言っていますが、決して盛っているわけではありません。
むしろ置きに行ってます!(笑)

これが例年通りのセンター試験であれば、「9割から満点とれます!」と言っていたと思います。

実際私も現役時、浪人時ともに漢文は満点を取り、
これから紹介する参考書を使って学んだ過去の生徒も実際に満点を取ってくれました。

 

 

用意すべきはたった2冊!(漢詩対策で+α)

本当は一冊で完成~ と言いたいところなのですが、
すみません、2冊用意してください。(実践問題集等はカウントしてません)

ただし、実際に取り組んでみればそのどちらも必要となることがよーーーーく分かるはずです!

 

用意していただくのはこちらの2冊!

ステップアップノート10 漢文 句形ドリルと演習

ステップアップ漢文

漢文早覚え速答法 [共通テスト対応版]

早覚え

こちらの2冊で徹底的に基礎を固めてから実践問題に取り組むことで、
本番で8割以上を狙っていけます!

 

ステップアップノート10 漢文 句形ドリルと演習 の使い方

「漢文早覚え速答法」は、漢文の学習に革命を起こしたといっても過言ではない一冊です。

ただし、漢文そのものの基礎の基礎、返り点の打ち方や再読文字といった部分の説明はありません。
そのため、前提条件としてそれらをあらかじめ学んでおく必要があります。

そこで登場するのがこの「ステップアップノート10 漢文 句形ドリルと演習」です!

その名の通り10個のテーマで構成された問題集ですが、
初めの2テーマをやったうえで「漢文 早覚え速答法」に接続します。

その後、「漢文 早覚え速答法」を一通り学んだら残りの8テーマをドリル形式で解いてきましょう。

「ステップアップノート10 漢文 句形ドリルと演習」はあくまでも"参考書"ではなく"問題集"であるため、
初心者が一冊目として使用することは難しいです。

そのため、上記のような手順でいったん基礎の基礎部分のみを本書で学び、
「漢文 早覚え速答法」で漢文全体の知識をつけたうえで演習用として取り組むようにしてください。

参考書や問題集は取り組む順序が大切なんですね!

『ステップアップノート10』は漢詩にも対応

実際の共通テストで出題されたばかりの漢詩についても学ぶことができます。
例年であれば少し優先度は低めでしたが、共通テスト対策ではここも手を抜かずに取り組んでおきましょう。

 

漢文 早覚え速答法 の使い方

共通テスト対策としてこの参考書に取り組む際、特に重点的にこなしてほしい項目は以下の2点です。

・いがよみ公式
・コレだけ漢字92

いがよみ公式

「いがよみ」とは、「漢字の部分以外の読み方」を表しています。
漢文の本文は漢字のみで表記されていますが、実際に読み解くためには返り点や送り仮名を補ってあげる必要があります。

一見多くのルールを学ばなければならないように感じると思いますが、
実際に覚えるべきルールはたったの10個だけ!

いがよみ公式を10個覚えるだけで、重要な句形はおさえられてしまうのです!!

また、本書は語り口調で書かれており、自然と頭に入ってくるような構成になっています。

また、各テーマごとに演習問題が用意されており、
知識のアウトプットをその場で行うことができます。

まさに、「短期決戦用」と言っても過言ではない一冊ですね!

 

コレだけ漢字92

もちろん、漢文ですから漢字そのものも読めないといけませんよね。

ですが、無数にある漢字をすべて覚えていてはキリがありません。

そのため、「コレだけ漢字92」と題して本当に覚えておくべき漢字をまとめてくれています!

共通テストはマーク形式ですから、とにかく漢字の"読み"と"意味"を覚えておけばOK。

上記のいがよみ公式と併せて覚えてしまえば、あとは演習あるのみ!

ステップアップノート10に戻って問題をガンガン解いていきましょう!

 

"音読"でワンランク上の漢文学習を

漢文に限った話ではないですが、「音読」は非常に重要です。

上記の参考書ではどうしても送り仮名の知識が不足しがちですが、
音読をすることでそれを補うことができます。

白文でスラスラと音読できるレベルになれば言うことナシです。
二次試験でも通用しますよ!

 

センター試験の過去問や『マーク式 基礎問題集 漢文』で仕上げを!

漢詩が出題される可能性を踏まえ、上記の2冊に加えセンター試験の過去問や『マーク式 基礎問題集 漢文』を使用して総仕上げを行いましょう。

センター試験は2000年代まで遡って解いてもOKです。
時間と相談して演習量を決めていきましょう。

 

 

どのくらいのペースでやればいい?

ここまで、ぜひ取り組んでほしい2冊の参考書/問題集を紹介しました。

あとは実際に取り組むのみ!

では実際どれくらいのペースで進めればいいのでしょうか?

2週間で完成させるためには

武田塾の学習法において非常に重要なことは「4日進んで2日戻る」ことです。
ただ進むだけでなく、学んだ部分はしっかりと復習日を設けて完璧にしていくことが何より大切なのです。

それを踏まえた具体的なスケジュールはこちら!!

1日目:ステップアップノート 1~2
2日目:ステップアップノート 1~2
3日目:いがよみ1~2 コレだけ漢字1~23
4日目:いがよみ3~4 コレだけ漢字24~46
5日目:いがよみ5~6 コレだけ漢字47~69
6日目:いがよみ7~8 コレだけ漢字70~92
7日目:いがよみ1~8 コレだけ漢字1~92

8日目:いがよみ1~8 コレだけ漢字1~92
9日目:いがよみ9~10 コレだけ漢字1~92
10日目:いがよ1~10 コレだけ漢字1~92
11日目:ステップアップノート3~6
12日目:ステップアップノート7~10
13日目:ステップアップノート1~10
14日目:いがよみ1~10 コレだけ漢字1~92 ステップアップノート1~10

なかなかハードなスケジュールではありますが、2週間で2冊じっくり取り組めば定着させることは可能です!

もちろん、漢文以外の勉強が手つかずの場合はここまで時間を割けないかもしれませんが……

逆に言えば、一か月あればある程度余裕をもって終わらせることも可能なわけです。

もし本気で直前に対策をするのであれば、上記のスケジュールを参考に取り組んでみてください!
(実践模試や試行調査問題には必ず取り組んでくださいね!!)

 

 

必死でやればなんとかなる

直前の詰め込みでなんとかなってしまうのが共通テストの漢文です。

ほかの科目ではそうはいきませんから、必ず余裕をもって対策をしておきましょうね!

それではまた!

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