こんにちは！！
京阪寝屋川市駅から徒歩4分、寝屋川市の予備校武田塾寝屋川校です！
とりあえず英語の勉強を始めてみようとは思うけど何をしたらいいかわからない。。
そんな状態になってはいませんか？
そこで今回は、英語の勉強全体の流れついて取り上げようと思います!
また、
「大学受験における4技能活用」
「受験英語は役に立たない」
「ネイティブは文法の勉強をしない」
こんな言葉に惑わされる受験生にも、ぜひ読んでいただきたいです!
「受験英語は役に立たない」！？
「受験英語は役に立たない」
こんな言葉を聞いた、耳にしたことがある方は多いかもしれません。
この文自体は正しくもあり、間違ってもいるのです。
「役に立つ英語」が英語での会話のみを言ってている場合、確かに大学受験の勉強のみをしても役に立つことはありません。
ですが、英語には会話以外の活用方法も実はあるのです！
受験英語を直接的に役に立てる
例えば英語の論文を読むとか、
例えば機械翻訳が正しいことを言ってるか何となく判別できるとか、
例えば海外のゲーム実況を見るとか...
受験で学んだ英語はこういったことに直接的に役立てることができます。
私自身パソコンでゲームをするのですが、パソコンのゲームの情報って日本語ではとても少なかったり、もしくはまったくなかったりします。
そんなときに、海外のファンの人が書いたブログなどの情報を参考にします。
よくエスニック料理を作る方は、レシピを探すのに役立てることができるかもしれません。
大学が大学受験で生徒に求めているのは、「英語論文を読めるか？」ということです。
大学以降で学問をやるときに、多少高度な内容に関してやろうと思うと日本語の文献だけでは満足できないことが多くあります。
そのときに必要となるのが、多くの場合において英語の文献を参照する能力なのです。
もちろん大学でも英語の教育は行われます。
ですがメインとなるのはやはり専攻の内容なので、あまり英語の教育に時間を掛けることはできません。
大学受験の英語を勉強することで直接磨かれる、[L]isteningと[R]eadingの能力のみが必要な場面は結構多いのです！
受験英語を間接的に役に立てる
また直接的に役に立つ以外にも間接的に役立てることもできます。
例えば英会話を習いに行ったとき、受験英語をやった人の方がやったことのない人より早く習得することができます。
また日本語と英語以外の他言語の習得も一般に早いです。
例えば、英会話を始めようと思ったときによく言われる方法に
「海外ドラマを視聴する」
「外国人と活発に会話する」
「英会話教室に通う」
などがあります。
確かにこれらの方法で英語での会話の能力を上げることができると思います。
特に海外に長期留学することが一番英会話において効果的な方法であるというのは、本当だと思います。
ですがこれらの手段を用いたときに、大学受験を経験したかどうかで全く効率が違うのです！
大学受験をやった人であれば単語や文法をすでに身につけていますし、英語独特の表現方法などにも慣れています。
なので、一つの事柄からたくさんのことを学び取ることができます。
具体的には、英会話の先生に
「do you have some friends?」
と聞かれたときに、
doが先頭にあるから疑問文、
youが主語だから自分に聞いてる、
haveだから動詞は「持っている」、
some friendsが動詞の後に来ているから目的語は友人、それでいてhaveは「いますか？」
ここから判断するに、「友人はいますか？」だということがわかる。
「〜はいますか？」や「〜を持っていますか？」だと目的語を変えたらよくて、なんならSVOの構文を疑問文に変えたかったらそれぞれを適切に入れ替えればいいんだな。
ということが考えられます。
すごくたくさんの学びを一つの会話から得られたということがわかると思います。
ですが、これが文法も単語も知らない人なら、
「do you have some friends?」
と聞かれたときに、
「友達はいますか？」
と聞きたい時はこう言えばいいんだな。
ということしか得られません。
これではルール（文法）を見つけるまでに本当にたくさんの会話をしなければなりません。
これは英語での一番簡単な例でした。
他言語の学習の場合もご紹介します。
ドイツ語で「Ich bin Masao」を教えるときに、
受験敬語を経験している人であれば、
Ichは私を意味する主語、
binは自分を主語に持った時のbe動詞的な意味を持つ単語、
Masaoはマサオ。
と言う説明をすることができます。
文法用語や考え方は共通することが多く、説明がスムーズに行えますし、次に主語やbe動詞的な動詞を複数紹介すればこの形の文は作る事ができるだろうということがわかると思います。
これが大学受験をしていない人だと、
Ich bin Masao.
という文は「私はマサオです。」という一文一訳しか対応させることができません。
中学一年生に英語を教える時のように一つ一つ教えていかなければいけません。
これでは同じことを教える時にかかる時間が大幅に変わってくることになります。
上述したように受験英語は英会話や第二外国語を学習する際に活かすことができるということがわかりました。
受験英語で文化違いを学ぶ
受験英語を学習することで、文化・考え方の違いを知ることができます。
例えば日本語であれば「方角を点」として捉えます。
ですが英語では「方角を箱」のように捉えるのです。
「東から日は昇る」という文を英訳すると、「The sun rises in the east」となるのです。
方角の前の前置詞はfromではなく、inです。
これは英語では方角を箱のようなものとして捉えるからです。
「東の箱から出てくるからinを用いる」という風に。
このように言葉の違いから文化・考え方の違いを知るというのもまた語学学習の醍醐味でもあります。
英語学習のまとめ
大学受験における英語学習は
1.ReadingやListeningの技能は必要
2.語学学習の経験はSpeakingなどの学習や他言語の学習に役に立つ
3.語学学習を通じて文化の違いを学ぶ事ができる
というように説明しました。
「受験英語は役に立たないから嫌だ」と腐らずに、役にたつということをわかっていただけたら嬉しいです!
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